不祥事、事件

大津市事故 新立文子に禁錮4年6月 懲役との違い 右折車と直進車

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滋賀県大津市の交差点で赤信号で右折し対向車に衝突、園児の列に突っ込む大事故を引き起こした右折車運転手の新立文子被告に禁錮4年6月の判決が下されました。

検察の求刑も禁錮5年6月だったため、現行の法律においては妥当な判決ともいえますが、遺族にとっては到底納得できないであろう軽い刑罰となってしまいました。ネットでも新立文子に対する批判が続いています。

新立文子被告は出会い系サイトで知り合った男性へのストーカー容疑という別件の裁判も抱えているため、大津市の事故については延期を求めていましたが、それにより仮釈放が取り消しされるなど異例の展開となっていました。

先日にはテレビ局の取材で「直進車も悪い」「自分だけが責任を問われるのは納得できない」というような発言をしており、反省の色がないことも指摘されていました。

以下今回の裁判を担当した大西裁判長の判決時の発言

「対向車を確認するという最も基本的な注意義務を怠った被告の過失は重大だ。園児らが死傷した結果も極めて重い」

死者2名を出した大事故とはいえ、直接衝突したわけではない新立文子被告に禁錮4年以上というのは最大限の刑罰と言えるかもしれません。

 

新立文子は出会い系利用しストーカーに

保釈中に出会い系サイトを利用し、意中の男性にストーカー行為をしたとして訴えられています。出会い系の利用はともかくタイミングが悪すぎました。

事故後のインタビューでも「私も悪いが…」「小さい子供がいるから軽い罪に…」というような自分本位の発言が目立ちました。遺族や重傷を負った園児の家族からすると遺憾だったはずです。

恐らく本音では直進車が減速していればという思いでいるのでしょう。直進車への批判もないことは無いのですが、どちらかというと直進車は被害者とみることもできます。

 

懲役ではなく禁錮刑

懲役よりも軽いです。具体的には刑務作業の義務がありません。

交通事故でも「危険運転致死傷罪」などは懲役刑となりますが、今回は過失致死傷(自動車運転処罰法違反)ですので禁錮刑となりました。

刑務作業がないと時間を持て余してしまい、労働を希望する囚人もいる実態もあるようです。

 

ネットの反応まとめ

擁護の声はほぼありませんでした。

通常起こり得ない規模の大惨事になったため不運とも言えますが、原因となったのは新立文子の交通違反で間違いありませんので、罪を償うべきとの声が多かったです。










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