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三重県松阪市で89歳正論おじさんvsベルタウン商店街 悪いのはどっちなのか

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三重県で思い浮かぶものといえば伊勢神宮や松阪牛がありましたが、ここに「松阪市商店街ベルタウン」が加わるかもしれません。

正論おじさんとも揶揄されている89歳の男性が、私有地から1ミリでも商店の看板やのぼりがはみ出ていたら店の中に撤去したり破壊したりという強硬手段に出て、一体正義とは何なのかと全国区の三重県ニュースになっています。

今のところ正論おじさんは三重県にしかいませんが、遠征するという可能性がないわけじゃないですし、他の地域でも新たな正論おじさんが誕生するかもしれません。全国の商店街は正論おじさん対策した方が良さそうです。

このニュースを報道したモーニングショーコメンテーターの意見は以下。

青木理

「点字ブロックに物が置いてあったというのはよくないが、こんなに完璧に守っていったら世の中が回らなくなる。あの取り締まりの仕方は営業妨害。正義感が暴走している」

菅野朋子弁護士

「道路交通法では一律禁止しているわけではない。ただ、許可申請がなかなかおりないのが現状。許可を取って、ちゃんとやっていくという方法もある」

玉川徹

「他人事ではないです。危ないです。私もこのまま独身で80歳くらいになり、社会から求められなくなったらこうなってしまう可能性がある。この人は社会に貢献しているつもりでだんだんエスカレートしていったと思います。商店街が警察と話し合って、正論をちゃんと守った条例を作ればこの人は何も言えなくなる。車椅子が大変なんですよ。車椅子が通れるよう、松坂市の商店街が一体となって対応すればいいと思います」

司会の羽鳥慎一

「玉川さんが言うと重みがあります」

一体どちらが悪いのでしょうか。ページ最下部にアンケート設置しましたのでよろしければご参加ください。

 

現在の商店街と正論おじさんの行動

商店街も一枚岩ではないんでしょうか。

既にシャッター商店街という話も

以前は駅前通りという寂れた商店街だったのを、松阪市が介入してベルタウンと名前を変え再発展を目指していたようですが、地元民によると昼間は客足など期待できないシャッター商店街という話もあります。

昔は、映画館まであったんだぜこの駅前商店街に
まぁいっぺん行ってご覧よ 本当に寂れた田舎の商店街だから
最近はチェーンの居酒屋的なものが出来て夜はそれなりに少し賑やかに
なったみたいだけど、昼間の商店でまともに客がいるのは 天輪焼という
お菓子売ってる店と、虎屋っていうういろう屋くらいだわ

はっきり言って この商店街駅前通りなのに平日だと歩く人を見かけるほうが珍しい 日曜日に行っても歩行者はまばら、その歩行者も老人が大半で購買意欲は少ない 昔は狭い駅前通りだったが、松阪市は商人の町というだけあって、松越(松菱、三越とは 全く関係ない)という百貨店が昭和40年代初期に出来、その後百貨店ショッピングセンターが 旧市内に林立した。(ダイカイ、大丸、三交、近鉄等々)

その後年月は経過し、すべてのショッピングセンターは市内から撤退した 駅前通りも、昭和50年代新規に建物を建てて、ベルタウンと名前を変え通りも拡張し発展 したかに見えたが、ショッピングセンターの衰退と前後して、殆どがシャッター商店街となっている。今回の騒動で、シャッター商店街化が再燃し、ゴーストタウン化することは間違いないね

正論おじさんに反対派の意見

正論おじさんに賛成派

正論おじさんというかただの犯罪者では

言ってることは分かるんですが、私有地からはみ出ていたといっても、勝手に店に放り込んだり破壊してはいけないので、この正論お爺さんは、ローカルルールではなく条例や法律を絶対守れと言っているのに、それを自分が守れていないという矛盾があります。

三重県の「松阪市商店街ベルタウン」も正論爺さんを訴えると、これまでの違法行為の責任を取ることになるかもしれないので動けないんでしょうか。まあこうなってしまうとなぁなぁでは厳しいので、菅野朋子弁護士の言っているように、早急に警察に使用許可を頂いて問題を解決したいところです。個人的には商店街の方達に同情しています。

それにしてもこの89歳の正論爺さんは元気ですね。

この年齢で何度も看板持ったりって普通できないと思います。私怨じゃなければ、この手の問題は通報しても県や警察など行政間でたらいまわしにされがちなので、どこかでキレて今の正論おじさんになったのかもしれません。何とか元の頑固おじさん程度に戻って欲しいところです。

悪いのは誰?(複数選択可)









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