E-1サッカー選手権の試合で中国代表ジャン・ジーポンが、日本代表橋岡大樹の頭にカンフーキックを見舞ったプレーが物議を醸しています。
本来ならばレッドカード相当の反則のはずがイエローカード処分の誤審、反則後の森保監督が爽やかな笑顔、中国代表ジャン・ジーポンの苦しい言い分など紹介します。
【危険プレー 中国代表DF釈明】https://t.co/C67ka5j5JY
E-1サッカー選手権の初戦、日本対中国の試合で危険なプレーをした中国代表DFジャン・ジーポンが試合後に釈明。「相手を傷つけるつもりはなかった。直接彼を蹴ったのではなく、彼の頭が僕の足に当たった」。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2019年12月11日
ジャン・ジーポンは橋岡の頭がぶつかってきたと弁明しています。相手の頭がぶつかってくる蹴りは、私が知る限りでは晩年のジャイアント馬場の十六文キックぐらいなのでこれは苦しい言い訳です。謝らないのが美徳である諸外国でもさすがに支持されないでしょう。
以下ジャン・ジーポンの発言全文。
「意図的に傷つけようなんてこれっぽっちも思っていなかった。よくVTRを見返してほしいんだ。彼(橋岡)の頭はボールに達していなくて、僕の足が最初にボールに触れている。むしろ、彼が頭をぶつけてきたと言えるだろう。だからレッドカードに値するものではなかったと確信している。ただ国際試合では、もっとこうしたアクションに気を配らなきゃいけないとは思うけどね」
中国のリ・ティエ暫定監督のコメント
「故意ではなかったとジャンは言っているし、相手がよく見えなかった、ただボールを止めたい一心だったと話していた」
「選手たちが暴力的だった? 私は決してそうは思わない」
中国はサッカーリテラシーが低いですね。毎度荒いプレーで対戦国を違う意味で困らせています。彼らは買収は八百長はやりませんが、欧米や日本とは違う勝負における価値観を持っている印象があります。
【動画】橋岡への顔面キック
↑ フジテレビの試合フル動画。
その他ハイライトや反則部分の動画と画像は以下。
中国のDFによるライダーキック pic.twitter.com/Q0u8p0V7ag
— むじ (@muji_61) 2019年12月10日
橋岡大樹は大怪我しなくて何よりでした。コンタクトスポーツでのラフプレーは時に取り返しのつかない怪我を誘発するので本気で気を付けて欲しいです。中国や韓国と対戦して、万が一日本の至宝久保建英が大怪我してしまったらと考えると気が気ではありません。
森保監督の抗議と笑顔
カンフーキックの後一応抗議する森保監督。
しかし直後にはいつもの笑顔に戻っていました。
森保監督としては、審判を敵にまわさないためのクレバーなスタンスのつもりなんでしょうが、この場合は逆に本当は怒ってなくても激高する姿勢を見せるぐらいの方がチームにはいい影響を与える気がします。ここまでやられてイエローカードでこんなヘラヘラしてたら選手は士気が下がるんじゃないですかね。
ここ最近は森保監督の解任論も大きくなっています。個人的にも就任当初からしばらく様子見だったものの現在では解任賛成派です。
ただ最低限の結果は残していますし、協会にとって都合のいいタイプなので、どこかで躓かないとカタールワールドカップまでの日本代表監督交代は難しそうです。東京五輪は大きな試金石になるでしょう。
ネットの反応まとめ
炎上していました。
カンフーキ
ックの中国人DFの謝罪もない言い訳のせいで、
もともと良くないけど、さらに中国サッカーや中国人のイメージが悪くなったね。— ふく (@kurisuke741) 2019年12月11日
「ウイグル人が監禁されたのではなく、彼ら自ら"学校”に行って中国語を勉強しているんだよ😉」同じレベルの言い訳で助かります
— Nomad99🏳️🌈😷 (@nomad99hk) 2019年12月11日
この選手も選手だけどレッドを出さないレフェリーもどうかしてる
— やまぐーち (@senkei_297) 2019年12月11日
香港VS中国の試合は
違う意味で注目です
中国はメンツにかけて負けれないし
負ければ最下位確定#頑張れ香港
— タコイエロー (@ktakoyellow) 2019年12月11日
中国チームの暴力サッカーに、無抵抗の香港チームになるのか
— はたらいた (@Ihaveworked) 2019年12月11日
仮にそうだとしても、あの位置に脚を挙げるのは危ないので、一発レッドでもおかしくない。むしろイエローですんで良かったね。相手も怪我しなくて良かったね。な話。
— ねぎーむしゃむしゃ (@maenomeristep) 2019年12月11日
普通に、
試合でエキサイトして蹴ってしまった。申し訳ないことをした。今後は気をつけたい。
と、言っていれば、世間の見方も変わってくるのに。
— ロストマン🌌(lost man) (@hanaburumai) 2019年12月11日
相手を触るつもりはなかった。直接触ったのではなく、彼女のおしりが僕の手に当たった。、、、あほか?
— 店長 (@PAPA_DePA) 2019年12月11日
いや蹴っとるがな!
— すいたん (@yusyayoshiko) 2019年12月11日
FIFAは是が非でも中国にワールドカップに出てもらいたいようですが、もう少しルールを理解してもらわないと大会を潰しかねないですね。順調にいけば出場枠が拡大される、2026年のカナダアメリカメキシコ共催のワールドカップから出場してくるはずです。成長に期待しています。