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東京五輪中止、延期の決断が遅い理由 経済損失とIOC日本政府WHOの事情

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コロナウイルスパンデミックにより開催が危ぶまれている東京五輪ですが、世界では既に中止か延期が前提となっており、日本国民も大半は半ば諦めているのが現状です。

しかし日本政府は2020年の夏季開催に拘っており、IOCとWHOも3月19日現時点では開催中止、延期と明言していないのが現状です。東京五輪中止、延期を巡る各国政府やメディアの事情について。

IOCはWHOの判断に従うといい、WHOは日本が決めろと丸投げ、日本政府はIOCやアメリカの顔色を伺いながら開催を押し通そうとしているのが現状です。

WHOは腐敗した組織でコロナパンデミックで何の役にも立ちませんでしたが、こと五輪中止の判断を他組織に委ねるのはそれほど筋違いではないと思います。五輪中止に関してはIOCと日本政府が決断すべきでしょう。

 

五輪中止、延期が遅れている理由

予定通りの開催に関しては、素人目に考えてももうほぼ無理です。

しかし中止や延期となると当然言い出しっぺは責任を負わなければいけないので、発言力を持つ組織間で完全にチキンレースになってます。

日本政府も本音では延期か中止が不可避であると理解しているはずですが、自ら開催できないと言い出すと返金や違約金の争いで不利になってしまいます。

日本国内での経済損失も決断が遅れている理由の一つでしょう。

3兆円以上を投資した東京オリンピックが中止になると4兆円以上の経済損失とも言われています。

 

延期の可能性は低い?

アメリカ様のテレビ局の都合で延期は難しいという声もあります。

1年の延期だとアメリカで開催される2021年世界陸上と、2年後だと五輪より規模が大きいサッカーワールドカップと期間が被ってしまいます。

理想としては延期でしょうが、スケジュールの問題で延期はそう簡単ではないようです。ちなみに上記記事によると、五輪放送のため8000億円以上払っているアメリカのテレビ局は、保険に加入しているため東京五輪が中止になったとしても致命的な損失は負わないようです。

逆に日本は保険に入っていないため、開催の遅れや中止による損失を丸々被ることになります。さすがアメリカです。

(といってもアメリカも貧困層はまともに医療受けられなかったりと問題はあります。日本政府を好き勝手に批判している私含めた一般人はアメリカだったら3回ぐらい死んでいるかもしれません)

 

専門家や業界人も意見はバラバラ

竹田恒泰さんは延期、堀江貴文は無観客でも強行開催を主張されています。

コロナウイルス問題に関しても専門家の間で全く意見が統一されていません。

 

ネットの反応まとめ

個人的には中止で良いと思います。

延期といってもいつ終息するか見通しが立っていませんし、仮に日本が開催できる状況になったとしても参加国によってウイルスが持ち込まれる可能性は否定できません。

選手ファーストは否定しませんし、アスリートを尊敬はしていますが、日本国民を脅かしてまで尊重することではありません。楽しみにしていたので残念ですが2024年パリでは問題なく開催できるよう願っております。










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