決勝トーナメントで、ベルギー代表に負けてしまった日本代表ですが、他国からもそれなりの高評価を頂いているみたいです。
そして戦ったベルギー代表関係者は、これ以上ないぐらい、本当に半端じゃないぐらいの勝算のコメントを残してくれてます。しかしその絶賛コメントを額面通り受け取っていいのでしょうか。
賞賛コメントの真意
結局ですね、とんでもなく気持ち良い勝ち方して、とんでもなくいい気分になってるだけだと私は思います。
多分日本そんな関係ないです。
日本を舐めているとは思わないですが、48年ぶりだかの決勝トーナメント2点差をひっくり返しての勝利、しかもあんな漫画みたいな高速カウンターで、試合終了間際の決勝点です。
軽くオーガズムと言っていいレベルの快感で、発狂するフーリガンと真逆のベクトルでハイになっちゃってるだけです。
ただやられたのは日本ですからね。そんな急に手を差し伸べられて無理やり抱きかかえられても、こっちはまだ殴られて鼻血とか出てるんで「ちょ、ちょっと、そんな無理やり起こさないで痛っ」そんな感じなんですけど、まあしかし逆でもそうしますよね。
日本があの勝ち方で決勝トーナメント勝ってたら、そらもう相手国を褒めまくると思います。
ベルギー代表の反応
ベルギー代表監督
「日本を祝福しよう。彼らは完璧な試合を演じた。彼らはカウンターを有効に使い、とても堅実な戦いをした」
ありがとうございました。2点目入れられた時は、焦った表情をしていましたけど、完全に落ち着きを取り戻したようです。
ドリース・メルテンスは試合後に長友とユニフォームを交換して、
「このユニフォームを特別な場所に飾る!ピッチの中もピッチの外の日本代表を尊敬します
このように特別扱いしてくれるみたいです。これも勝ったからこそでしょうね。
ベルギーのメディアでは、決勝点となったゴールを歴代のワールドカップでベルギー代表が残したゴールのベスト5に数えています。そらそうでしょうね。
ベルギー代表のDFコンパニも日本代表を絶賛
「僕が言わずにいられないのは、今日の日本は衝撃的に良かったということだ。彼らはとにかくハードワークを貫き、戦術的熟練者だった」
これは2失点された言い訳も入ってそうです。
これらの賞賛はありがたいですし、日本に対していい印象を持ったのは事実なんでしょうけど、とにかく気持ちよくて黙っていちゃいられないってのが本当のところだと思います。
あとはアザールも「負けてもおかしくなかった(ただ私たちが素晴らしく勝てたけど)」と吐露していました。
勝たないと駄目
でも私も原口元気のゴールは、代表のゴールベスト5に入れたいです。ただそのベルギーのメディアが選んだトップ5のゴールは全て自国が勝利した試合でのゴールなんですよね。
当たり前なんですけど、やはり勝たないと伝説として成立しないので、本当に原口のゴールには申し訳ないことをしました(笑)
その他はコーチを務めているアンリも試合終了後に、日本代表の方に歩み寄ってきてそっと拍手してくれてたみたいです。これは素直にうれしいですね。
まとめ
ベルギー代表は1.2日ぐらいは興奮が収まらないでしょうね。ただ徐々にブラジル戦への意識で気持ちも落ち着いてくると思います。
日本人の方もほとんどは興味を失って日常に戻っていくのでしょうね。私はまだ痛みは残っているものの、ワールドカップという最高の戦いを最後まで見届けなければいけないので、ワールドカップ仕様の生活リズムをもう少し維持してがんばります。
ベルギー代表とブラジル代表の試合は、このショックを忘れさせてくれるような、熱い戦いを期待しています。