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【MLB】ダルビッシュはメンタルが弱い 海外ファンの反応と2019成績

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シカゴカブスに所属するダルビッシュ有投手が、地区優勝を目指し同地区首位のカージナルス戦に先発しましたが、9回に逆転され負け投手となり、地区優勝消滅となってしまいました。

一応まだワイルドカードからポストシーズンに進出しワールドシリーズ制覇の道は残されてはいますが、残り6試合で4ゲーム差ですので実質的にほぼ不可能です。カブスの2019年シーズンは終戦したといって差し支えないでしょう。

ダルビッシュのメンタルや海外ファンの反応など紹介します。

元々地区優勝は難しかったのですが、ワイルドカード出場を目指す中での6連敗は痛すぎました。(今日のダルビッシュの負けで6連敗です)

今季のカブスの戦力を考えるとワールドシリーズ優勝は難しかったので、そんなに悔しくはない‥と言い聞かせて気持ちを落ち着かせています。

 

ダルビッシュ涙

今日の試合後のダルビッシュインタビュー動画です。

うっすら目に涙の跡が見える気がします。今日の試合の重要性は当然ダルビッシュも分かっていました。

記者に悔しいかと聞かれて、ロッカールームに残ったスパイクの跡を指さすダルビッシュ。確かにダルビッシュは田中将大ほど図太いハートの持ち主ではないですが、この人間臭さも時に魅力的に感じます。

ツイッター以外でのダルビッシュは本当に魅力的な男です。

 

ダルビッシュはメンタルが弱いのか

まず今日の試合ですが、本来であれば8回終わった時点で抑えに交代です(8回までは1失点で文句なしでした)。それはもう鉄則なんですが、抑えのキンブレルがマドン監督の信頼を完全に失っていたので、絶好調だったダルビッシュ続投は仕方がない選択でした。

ですので今日に限っていえばマドン監督の采配は間違っていません。強いて戦犯を上げるならばアルモーラjrですかね。守備固めで出場したはずが稚拙な守備で失点に結びついてしまいました。あとは打てなかった打線も駄目でした。

 

ダルビッシュは勝負弱い

ダルビッシュは良くやったのですが、ただそうはいっても勝負弱さは確かに気になるところです。WBC決勝やワールドシリーズ、メジャーリーグデビュー戦など重圧のかかる試合では本領を発揮できない事が多い印象があります。

勝ち星は日ハム時代からセイバー比でいうと物足りなかったです。勝ち星が少なく負けが多いのはセイバー上では能力に関係なく運で片づけられていますが、例えば8点リードと接戦の状況では投球の組み立ては変わるはずなので、完全に運だけとは言えないと思っています。

そんなこんなでダルビッシュのメンタルは頼りなく、大舞台では心細い投手だと考えています。

(但し以前から言っているように、体の才能に関しては日本人ピカ一で、田中将大にはないロマンある投手だとも思っています。投げている球自体はバーランダーやシャーザーとそん色ありません)

 

奪三振能力がエゲつない

三振を軽視する方もいますが、いい投手はほぼ総じて奪三振能力が優れています(極論言うと三振以外は運に依存します)。27球で9回完封勝利がベストと言っていたマダックスも歴代10位の奪三振数でした。

ダルビッシュは歴代でも上位に入る奪三振の能力をもっています。

これだけ三振をとる能力が優れているのに防御率がついてこないのは、被本塁打が多く効率的に失点しているからです。後半戦超絶好調といっても防御率は2点台ギリギリでした。効率よく失点しているのは、運なのか実力なのか判断が難しいところです。

(キャリア全体では四球の多さが一番の原因ですが、2019後半戦は制球が劇的に改善しました。カットボールとナックルを使いストライクゾーンで勝負できているからだと分析しています。)

 

海外ファンの反応

今日の投球に関してはほとんどが賞賛でした。2019年シーズン全体に関していうと微妙、来年は期待できそうという意見がほとんどでした。

9回に起きたのはブーイングじゃなくてユーイング。カブスファンはは決してダルビッシュにブーイングしてるわけじゃない。

ダルビッシュの奪三振能力はカブス史上の投手で1番といってもいい。

ダルビッシュは後半素晴らしかった。来年はエースである可能性が高い。カブスにとってダルビッシュは必要な投手。


ダルビッシュは大型契約中の去年はほぼ棒に振ったが今季夏からは先発投手トップ15には入っていた。カブスにとってダルビッシュは必要だろう。

ダルビッシュは駄目だった。

3試合連続試合開始から11以上の奪三振はナリーグではランディジョンソン以来。

ダルビッシュは支配的な投球をしてくれた。アルモーラjrがミスしなければ勝てていたはず。

ダルビッシュはよくやった。監督が悪い。

今日は良かったがシーズン通しては低パフォーマンスだった。

日本人の反応

来年のダルビッシュはサイヤング賞候補

後半戦はwhipやxFIPなど投手の能力を測るセイバーが素晴らしかったので、恐らく2020年シーズン開幕前はサイヤング候補になる気がします。

実際に2013年はサイヤング賞投票で2位になったこともあります。肘の不安もトミージョン手術でなくなっており、去年休んで消耗していないのも好材料です。

とはいえ何だかんだダルビッシュはどこかで炎上をかまして、終わってみれば防御率3点台、投球回200回前後に終わると予想しています。バーランダーやデグロムなどの超一流投手は不調時にも何とか試合を作ることができるので、そこをダルビッシュには改善して欲しいです。

そうすれば日本人初のサイヤング賞見えてくるはずです。










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