炎上 youtuber(ユーチューバー)

宇連ダム散策で炎上youtuberの屁理屈にネット賛否 管理者は誰なのか

投稿日:

愛知県新城市にある宇連ダムが貯水率0%となり、ダムの底がむき出しになってしまいました。降り立てるようになったダムの底は散策されるようになり、その中の一人がyoutubeにその様子を配信して「それは違法では?」と批判されることに。

↑ 34年ぶりに貯水率0%になった宇連ダムの様子。

↑ 散策問題は既にANNニュースでも取り上げられていました。

しかしそのユーチューバーは、立ち入り禁止はあくまでダムの建屋や設備に対してのもので、干上がったダムの底には適用されないとして、自分の行動に問題はないと反論を展開し炎上しています。一体どちらの主張が正しいのでしょうか。

 

youtuber「オルガンライフ」

チャンネル登録者数2.4万人ぐらいです。

↑ こちらが炎上させた張本人の「オルガンライフ」さん。

顔は一見危険人物っぽいですが、他の動画のしゃべり口調や内容は割とマイルドな普通の内容でした。恐らく炎上狙いとかではないと思います。

↑ 散策動画。再生回数は2万回少し。

言い訳の動画などは再生回数数千回と彼のチャンネル自体はそれほど炎上していないのですが、大手掲示板などでは結構な勢いの騒ぎとなっていました。もはや問題はオルガンライフさんの手を離れ、ユーチューバー全体のモラルの話にもなっています。

 

禁止区域ではなかった?

以下「宇連ダム」が干上がる前の釣り禁止区域。

これによると確かに干上がったダムの一部分は立ち入り禁止とはなっていません。

 

独立行政法人水資源機構と豊川河川事務所は別

散策問題なし派の言い分の一つに、立ち入り禁止を明言した「独立行政法人水資源機構」はあくまでダムの水資源を管理しているのであって、ダムの土地は国土交通省の「豊川河川事務所」が管理するべきなので、貯水率が0%になった時点でダムの水資源はなく、立ち入りは問題ないという、かなり屁理屈っぽい意見もあるようです。

屁理屈合戦をするなら、貯水率0%といっても分子単位で水分が0%というわけじゃないという反論ができないこともないですが、法律的に干上がった後のダムの底を歩くのは違法か否か、判断が難しい事案であることは間違いないようです。

↑ ダムを管理する独立行政法人水資源機構はやめてくれと言っています。

法律の穴をつけば今後しばらく散策できてしまうのかもしれませんが、常識で考えてダム管理してる人がやめてといってるんだからやめておけというのが一般的な感覚かなと思います。

以前はテレビ局などが、干上がったダムの底でカメラを回したり、あとは地域イベントをやっていたりといったことがあったようなのですが、時代はかわっていますし、ダムによって侵入許可のルールはかなり違います。何よりこうやって騒ぎになってしまうと、恐らくそのうちに法律で明確に禁止されることになるでしょう。

youtuberを否定するわけではないですが、グレーゾーンで活動する方々はどんどん自分の首を絞めていっているように思います。

 

ネットの反応

釣りが許可されているダムも多い

早明浦ダム、正木ダム、蓮ダムなど釣りが許可されているダムも多いです。

問題となった宇連ダムも場所によっては釣りも許可されていました。

上記のように貯水率0%になる事を想定していなかった面もあるのでしょう。ルールが整備しきれていませんでした。

あとは釣りが許可されている=ダムの底を散策していい事にもなってはいません。逆に釣り禁止のダムも多く、平沢ダムや荒木根ダムはここ2、3年の間に釣り禁止にルールが変わったようなので、ダムによって安全管理の基準はかなり異なるようです。

金儲けに繋がるとはいえyoutube自体も配信規約を厳しくしているので、アカウント停止などの恐れを考えると、これらグレーな配信は個人的にはリスクに釣りっているとは思えないので、理解不能の行動です。以上オルガンライフさんのダムの底散策騒動でした。










-炎上, youtuber(ユーチューバー)

Copyright© 本日の解説クラブ , 2023 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.