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男子マラソン 中村匠吾と服部勇馬が東京五輪へ 大迫傑と川内優輝の出場条件

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東京オリンピックの代表選考会レース「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」が開催され、中村匠吾が優勝、服部勇馬が2位となり東京五輪への切符を手にしました。日本記録保持者の大迫傑は3位、設楽悠太は10位となり今後のレースに全てを託すことになります。

東京五輪への残り1枠の選考方法と、川内優輝らの動向等ついて紹介します。

各選手の順位と記録は以下

1位 中村匠吾(富士通)2:11:28

2位 服部勇馬(トヨタ自動車)2:11:36

3位 大迫傑(Nike)2:11:41

4位 大塚祥平(九電工)2:11:58

5位 橋本崚(GMOアスリーツ)2:12:07

6位 竹ノ内佳樹(NTT西日本)2:12:31

7位 鈴木健吾(富士通)2:12:44

8位 中本健太郎(安川電機)2:12:46

9位 藤本拓(トヨタ自動車)2:13:58

10位 岡本直己(中国電力)2:14:55

14位 設楽悠太(Honda)2:16:09

女子と違って各企業に戦力は分散しているようです。女子はプリンセス駅伝などが人気だからでしょうか。

日本記録を更新して1億円を手にした設楽悠太と大迫傑(現日本記録保持者は大迫傑)が本命視されていましたが、まだ知名度の低い2人がまずは東京五輪出場を決めました。これからマスコミなどの取材が増えてくると思いますが、うまくコンディションを作って欲しいです。

 

中村匠吾の師も喜び

中村匠吾選手は駒大時代の大八木弘明監督によって、東京五輪から逆算し7年計画で育成され大成したようです。

以下大八木弘明監督のコメント

「ラストスパートのタイミングが早いか、と思ったが、よく粘った。大迫、服部に競り勝ったのは大したもんです。中村はどんどん強くなっている」

駅伝では「男だろ!」と叫び選手達を鼓舞し、一部では精神論者とも揶揄されていましたが今回その指導力を証明しました。スピードは世界トップクラスに及びませんが、暑さにも強そうなので荒れてくればチャンスがあるかもしれません。

 

川内優輝がMGCを辞退した理由

東京五輪への出場を考えるならばMGCへの出場は何よりも優先すべきです。

しかし川内優輝選手はMGCを辞退し、ドーハで行われる世界選手権を優先しました。これは川内優輝がアマチュアではなくプロランナーであること、あとは彼は暑さに極端に弱いので勝算の低い今回のレースを回避したと言われています。

 

MGC参加者を賞賛する川内優輝

ツイッターでコメントされていました。

さすが元公務員。いい意味で事務的な分析に終始しています。

ちなみに日本陸連の瀬古利彦氏は川内のMGC回避について苦言を呈しています。

「彼は暑さに弱いんですよ。ドーハは夜中の12時にスタートなんで。砂漠ですから、朝晩涼しい、砂漠ですから。だからそっちを選んだという」

「我々だってね、オリンピック目指してるわけですよ。MGCだって盛り上げなきゃならないのに、ドーハは困りますよねぇ」

瀬古利彦さんも自身の現役時代に不透明な選考で物議を醸したことがありますので、MGCにかける思いが強いのでしょうか。とはいえ選択は自由なのでこれはちょっと行き過ぎた発言でした。

 

 

東京オリンピックへの選考方法は

3枠のうち2つは今回のMGCで決定しました。残り1名は今回3位となった大迫傑選手の持つ日本記録を、日本陸連が指定した対象レースで更新する必要があります。

選考レースは以下

第73回福岡国際マラソン選手権大会

東京マラソン2020

第75回びわ湖毎日マラソン大会

日本記録は2時間5分50秒ですので、それを更新する必要があります。相当厳しい条件ですが、設楽悠太は潜在能力が高いので可能性がないわけではありません。

冬のレースかつペースメーカーもいるようなので設楽悠太選手はまだ諦めていないはずです。他の選手達はちょっと難しいかもしれません。川内優輝もタイムで勝負するタイプではないので、残り1枠は大迫傑が濃厚、設楽悠太に若干のチャンスありといったところでしょうか。

川内優輝は気候等条件次第では期待できるマラソン選手なので東京五輪出場を期待していましたが、ちょっと厳しくなりました。

 

ネットの反応

男子マラソンでメダル獲得の条件は

単純な実力勝負ではアフリカ勢にもう勝てない時代になってしまいました。

しかし東京の高温多湿の気候を外国人は苦手にしているようなので、当日劣悪な条件になれば誰が勝つか分からない泥試合になって勝機があるかもしれません。その時は日本代表選手と死人が出ない事を祈りながらマラソンを応援しましょう。

男子が最後にメダルを獲得したのは、バルセロナ五輪の森下広一さんです。かれこれもう30年近く縁がないので何とか頑張って欲しいですね。




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