WBSSバンタム級トーナメント1回戦最後の試合となったノニト・ドネアvsライアン・バーネットがイギリスのグラスゴーで行われました。
一時の勢いを失ったドネアに対し、バーネットが有利に戦うだろうと目されていた試合でしたが、結果はドネアのTKO勝利。
しかしバーネットのダメージはドネアのパンチによるものではありませんでした。
腰に爆弾
以前から痛めてたんでしょうか。
パンチを打つ際の腰の捻りで自分の腰を痛めて試合再開不可能となってしまいました。最後はタンカで運ばれていたので今後のキャリアにも影を落としそうです。
思い出されるのはシリルアビディvsピーターアーツの試合でしょうか
この試合でも自分の攻撃による腰の捻りで体を痛めてアーツが動けなくなってしまいました。
腰と首は人体で最も大切な機関の一つなのでじっくり静養してもらいたいですが、最悪引退ということもあり得ると思います。(打撃系だと目や脳も怪我する選手も多いですね。競技を終えてからの人生の方が長いので後々後悔しない決断をして欲しいです)
あとは試合中にかなりボディを貰っていたのでそのダメージが蓄積していたのかもしれません。アバラの骨折なのか、神経系のぎっくり腰なのか続報を待ちたいと思います。
バーネット嫁
試合前にドネア夫妻と4人でお食事しています。バーネットの嫁さんが美人すぎるのでハッスルして腰に負担をかけ過ぎたんでしょうか。
この試合はバーネット側からドネアを指名して実現したので、勝てる自信はあったんでしょうね。嫁さんは冗談ですが思わぬ落とし穴で負けてしまいました。
井上尚弥にとっては
ドネアの方がネームバリューがあるので、井上尚弥にとっては悪くない結果です。
大会の主催者は試合内容にがっかりした顔をしていましたが、決勝で知名度のあるドネアをKOして井上のためのトーナメントだったと思わせるぐらいの躍動を期待しています。
そして今回の試合により準決勝以降の組み合わせが決定しました。
ノニト・ドネア(WBAスーパー王者)vs ゾラニ・テテ(WBO王者)
井上尚弥(WBA王者)vs エマヌエル・ロドリゲス(IBF王者)
井上にとって理想はドネアとの決勝ですね。これはトーナメント開始当初から変わっていませんので、一応青写真通りの展開だと思います。
ファンの反応
やはり消化不良という意見が多かったです。
全盛期のドネアと井上の試合を見たかったです
— ケン犬 (@ken_ken1988) 2018年11月4日
youtubeでみたけども、おかしな結末だったにゃ!ドネアがすこし押されぎみとは言え、ドネアのパンチもバーネットに当たっていた!🎵最後まで見たかったよにゃ!
— 天ちゃん (@zrjdxiYhWtmvgin) 2018年11月4日
バーネット、パンチ打った後に腰痛めたんだな…。…( ゚д゚)ドネアもけっこう有効打もらったし、往年の『フィリピーノフラッシュ』復活かと思ったけど、ちょっと意外な結末で消化不良だっな。( ˘•ω•˘ ).。oஇ
— ぷっちょ♪@虎キチ🐯【ぼやきtweet】 (@Puccho_MS_07_B3) 2018年11月4日
ドネア番狂わせですな。これで、準決勝はドネア対テテ、テテがボクシングするとドネアは厳しい展開が予想されるが、テテに勝ち井上がロドリゲスに順当に勝てばドネア対井上という最高のシナリオが待ってます。
— in44y.com (@in44y1) 2018年11月3日
観ている方も残念で仕方ない結末でしたね。頭から攻勢に出るドネアの勢いに慣れて、有効打を的確に当て始めてきて、さぁこれからってタイミングだったから余計に。純粋にもっと観てみたかった。
— joker-str675 (@6ckman) 2018年11月4日
まとめ
勝負にたらればはないですし、コンディションの管理や体の頑丈さも強さの一つなので、間違いなくバーネットの負けではあるんですが、アクシデント的な敗因でもあるので、せっかくの一流ボクサーの戦いの結末としては残念な結果となってしまいました。
ただ勝負の世界では一定の確率でこういう想像し得ない結末が発生しますね。体を酷使して戦うスポーツでは避けて通れないイレギュラーな事象だと思います。
誰にもそんな目には遭ってほしくないですが、日本人の井上には尚更アクシデントが無いよう無事に大会を終えて欲しいです。