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ドラクエ映画で裁判 山崎貴監督の東京五輪暗雲 原作者久美沙織は刑事告訴

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ドラゴンクエストのフルCG映画「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」で、小説版ドラクエシリーズの主人公の名前をそのまま使用していた問題で、小説版の原作者久美沙織の怒りが収まらず、民事裁判だけではなく刑事告訴する意向を明らかにしました。

何故ここまで拗れてしまったのか、今回の映画化に至った経緯など考えてみます。

映画より裁判の方が面白くなってしまいました。

ドラクエシリーズの著作権はスクエニ及び堀井雄二さん(楽曲はすぎやまこういちさん、イラストに関しては鳥山明さん)が持っていますので、久美沙織さんは二次創作物の著作者ということになります。

二次著作者が大元の著作者スクエニと正規の契約を結んでいるであろう制作委員会を訴えるという、やや歪な構造になっていますが、久美沙織は二次創作にあたって印税の一定%をスクエニに支払っていたはずなので、二次創作で新たに生み出されたキャラクターの著作権は久美沙織に帰属します。

スクエニがどういう立ち位置がはっきりしませんが、今のところは傍観ですかね。久美沙織の怒りの矛作はスクエニではなく映画の制作委員会です。

そこそこの売れっ子久美沙織さんとしては、名前をクレジットしてもらって気持ち程度のお金の支払いがあればここまでの行動に出なかったはずなので、映画製作委員会から余程酷い対応をされたと見ている方が多いです。

 

小説版ドラクエの「リュカ」を使用した理由は

この映画の原作はドラクエ5天空の花嫁です。

映画を見る限りでは脚本家も兼任していた山崎貴監督が、ゲーム版のドラクエ5を理解していない節があるようです。とりあえず世界観を理解するため、面倒なゲームではなく小説版ドラクエ5を読んでそのまま名前を流用したのではないかという気がしています。

ドラクエ映画「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」の評判は少なくともファンには非常に悪かったです。それも相まって小説版ドラクエ5原作者の怒りを買ってしまったのかもしれません。

多少なりともゲーム版のドラクエ5をプレイして、名前をゲーム版主人公の「アベル」にしておけばそもそも今回の問題は発生しませんでした。二次創作物に関する著作権を甘くみていたんでしょうか。

 

刑事告訴は受理されるのか

容疑は、詐欺または背任または業務上横領、不正競争防止法違反、著作権法違反とのことですが、民事ならともかく刑事告訴はちょっと厳しい気がします。とはいえ久美沙織さんも作家としての尊厳を守るための行為で、刑事告訴の結果についてはそれほど気にしていないかもしれません。

(久美沙織さんはドラクエ5発売前後の頃かなり売れた作家で、ドラクエファンにも好意的に受け入れられていました。売名の線はあり得ないと思います)

↑ 久美沙織さんのツイッターアカウント。

 

山崎貴監督は東京五輪の開会式、閉会式の演出メンバー

万が一刑事告訴が受理された場合、東京五輪の担当を外されてしまう可能性もあるでしょう。そこまで考えて久美沙織が今回の行動に踏み切ったのだとすれば、余程強い恨みを持っていたのかもしれません。

 

リュカが出てるから観に行った客も

小説版のキャラクターが出てるからと劇場に足を運んだ客は少なからずいたようです。

これを狙ってのことだとは思いませんが、詰めの甘さによって結果的にそうなってしまったので、名前のクレジットなり多少の使用料の支払いなりしておくべきだった気がします。

需要があるかは分かりませんが円盤が出ない可能性も出てきました。

 

山崎貴監督に同情の声も

かなり少数派です。

ネットの反応まとめ

山崎貴さんは「ALWAYS 三丁目の夕日」も監督しており業界ではかなり評価されているようです。

ドラクエ映画に関してはゲームの世界観を理解せず、安易なメタネタに逃げたのは残念です。原作ファンの集客を見越した映画化なわけで、であれば原作に対する最低限の筋は通すべきです。今回は二次創作者の久美沙織さんとゲームを軽んじていた結果ですかね。丸く収まるといいですがどうなるでしょうか。










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