不祥事、事件

【画像】熊澤英一郎ツイッターで死を予見 熊澤英昭息子殺人で逮捕

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元農水事務次官の熊沢英昭氏が、息子を刺し殺したと自分で通報し殺人未遂容疑で逮捕されました。(後に息子が死亡したため殺人容疑に切り替え)

被害者となってしまった息子の熊澤英一郎さんは 「ドラゴンクエスト10」という有名なオンラインゲームのプレイヤーで、父が官僚であることを笠に着せた発言で女性プレイヤーを口説くなどしていたようです。

また殺される直前までツイッターをしており、死を予見するかのようなツイートも残されています。最期の発言や熊澤英一郎の顔画像など紹介します。

 

熊澤英昭の息子熊澤英一郎のツイッター

ステラ神DQXという方が殺された熊澤英一郎さんのアカウント。

2014年5月には、「何が産んでくれた?勝手に親の都合で産んだんだから死ぬ最期の1秒まで子供に責任を持て」と、自分の境遇を親の責任にするかのような発言をしています。

皮肉にも父の熊沢英昭氏は、恐らくは親に負担をかける引きこもりだったであろう息子を刺し殺し、またその直後には自分で警察に通報するなど、熊澤英一郎氏の望みとは違う形で「子供への責任」を果たすことになりました。

 

最期のツイート

↑6月1日のツイート。この数時間後に父に刺殺されるとは夢にも思っていなかったでしょう。また「ドラクエ10」には未だログインしっぱなしという話もあります。

↑ 押し寄せたプレイヤーがザオラル(蘇生呪文)をするという祭り状態に。恐らくほとんどは中年男性です。このモラルの無さを嘆くプレイヤーもいることでしょう。

過去のツイート

煽り的な発言を頻繁にしていました。(私もドラクエ10をかなり本格的にやっていたのですが、物凄く民度が低いので煽りたくなる気持ちは分からなくもないです)

以前はレアル@DQⅩというアカウント名だったようですが、現在は「ドラクエ10ステラ神DQX」と改名しています。

過去の発言である「相方」とはオンラインのゲーム内にいる異性のパートナーです。これはオンゲ依存の原因の一つにもなっていて、このゲーム内の相方をリアルの嫁や子供より大切にして離婚に至るケースもあるほどで、煩わしさのない関係にどっぷりハマってしまうゲーマーは少なくないです。

とはいえ熊澤英一郎氏はずっと相方がいたわけではないようなので、オンラインゲームの依存要素はそれだけではありません。

熊澤英一郎の画像

若い頃の画像ですが、自身でツイッターにてネット上に公開していました。

また経歴はアニメーション専門学校にいっていたようですが、それ以前に大学院も出ていたという話もあります。事務次官の息子ということで就職は難しくなかったはずですが、何かがうまくいかず引きこもり状態にあったようです。

 

父熊沢英昭の官僚肩書を自慢

 

女性を口説くときも父の肩書

チシロさんは女性プレイヤー。彼の中では父が官僚の家に生まれたということがプレッシャーであり一番の誇りだったのかもしれません。

 

ゲーム内課金

5月分は30万円以上のゲーム課金をしていたようです。

誤解のないよう説明しますと、ドラクエ10は月額1000円の定額制ゲーム(課金アイテムもありますが強さに直結はしません)なので、課金額が嘘でなければ別のガチャゲーなども合わせた課金額かもしれません。

何れにせよ自分の収入がないとすれば父にとって相当な負担になっていたのでしょう。また息子から父へ日常的な暴力もあったようです。

ネットの反応

オンラインゲームは引きこもりの温床

私はゲームに依存しない方だという自負があるんですが、そんな私でも一時期ドラクエ10にハマっていた時期があります。現実での困難にあたる「クエスト」というものがオンラインゲーム内にあるんですが、現実と違って頑張れば乗り越えられますし、同じ目的を持つしがらみのない仲間たちとの関係性もとても心地良いです。

私は単純に飽きて引退しましたが、中には一日10時間以上のプレイを毎日5年以上続けているプレイヤーもいるほどです。現実に意味を見出せない方にとっては、とても甘美で居心地が良い世界です。

それを全否定するわけではないですが、まだ戦える余地のある若者を引きこもりへと誘う依存性については考える必要があるのかもしれません。










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