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プリンセス駅伝の事故 骨折と脱水症状で逆走もレース続行の狂気

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選手がコース上で暴走するならともかく、監督や運営の暴走は頂けません。

プリンセス駅伝という楽しそうな響きは名ばかりで、会場ではデスレースが行われていました。

↑こちらの選手は、第2区を走った岩谷産業の飯田怜選手。

タスキを渡す直前で走力を失い四足歩行に。何と右脛骨の骨折という大怪我をレース中に負いながらも膝を引きずりながらのハイハイ歩きでレースを続行という信じられない事になっていました。

しかも当初は美談に仕立てようとしていたとも…パワハラといい根性論といい陸上業界は一体どうなっているんでしょうか。

 

三井住友の岡本

プリンセス駅伝で起きた事件はハイハイ歩きだけではなく、三井住友の岡本晴美選手も脱水症状に陥り逆走など制御不能になりながら一度はレース続行となっていました。

こっちは命に危険まで及びそうな状況だったので、最初の逆走で即刻止めるべきでした。大事には至らなかったようなので今の所は良かったです。

 

駅伝は危険

タスキを繋ぐというエンタメ性は分かりますが、相当な責任感が生まれるでしょうから1人で走るマラソンだったら棄権している所を皆のためにと無理して続行する状況に成りかねないですね。

私みたいな甘えた人間はすぐに棄権しますが、一般的に駅伝は限界を超えて頑張ってしまうイメージがあります。万事無事に終われば美談になりますが、身を削っているので余裕を持って管理しないと大事故に繋がってしまいます。

 

監督は止めようとしてた

今回のレースも岩谷産業の広瀬監督は止めようとしたらしいのですが、離れた場所にいたため連携が遅れ結果的にレース続行となってしまったようです。

(もしかするとダチョウ倶楽部のように止めろ(止めるな)止めろ(止めるな)状態だったかもですが)

そういう事なので危険な状況になれば即ストップできるような運営体制を作るべきですね。今回の件は格闘技でいうなら控室にいる会長にしかストップの権限がないようなもんなので、安全性を高める必要があります。

あと悪くは言いたくないですがハイハイ歩きの選手は自分でギブアップするべきでした。特に今回の怪我は他の人には分からなかったかもしれないですし、気持ちはわかりますけど、プリンセス駅伝はそこまでやるような大会ではないです。

 

駅伝がんばりすぎ問題

デーブスペクターも一石を投じていました

これは本当にそうで、もう少し適当にしても良い気がします。

百歩譲ってオリンピック競技であればまだ理解できますが、国内の駅伝大会でここまで身を削るのは割に合わないにも程があります。

鳥人間コンテストに命を懸けられても感動できないとの同じで、容量オーバーした熱量を見せられても視聴者は引いてしまうだけです。

 

美談か黒歴史か

様々な意見がありました

 

まとめ

箱根駅伝なんかは軽い国民行事みたいになっているのでもう少し安全面に配慮されていると思いますが、今回のレースでは駅伝の悪い所が出てしまいました。

それにしても褒められはしませんが、この選手はとんでもない根性ですね。美談にはできませんが、素晴らしい根性の持ち主です。しっかり休養してまた復帰して欲しいものです。










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