選手がコース上で暴走するならともかく、監督や運営の暴走は頂けません。
プリンセス駅伝という楽しそうな響きは名ばかりで、会場ではデスレースが行われていました。
女子駅伝で起きたこと
この選手凄いと思うここまでして仲間にタスキ渡す姿
諦めない気持ち pic.twitter.com/4zngD0LKbi— 🚯クズ菌🔚(ブス)ゴミだよ (@xKuzukuzu) 2018年10月21日
↑こちらの選手は、第2区を走った岩谷産業の飯田怜選手。
タスキを渡す直前で走力を失い四足歩行に。何と右脛骨の骨折という大怪我をレース中に負いながらも膝を引きずりながらのハイハイ歩きでレースを続行という信じられない事になっていました。
しかも当初は美談に仕立てようとしていたとも…パワハラといい根性論といい陸上業界は一体どうなっているんでしょうか。
三井住友の岡本
プリンセス駅伝で起きた事件はハイハイ歩きだけではなく、三井住友の岡本晴美選手も脱水症状に陥り逆走など制御不能になりながら一度はレース続行となっていました。
こっちは命に危険まで及びそうな状況だったので、最初の逆走で即刻止めるべきでした。大事には至らなかったようなので今の所は良かったです。
駅伝は危険
タスキを繋ぐというエンタメ性は分かりますが、相当な責任感が生まれるでしょうから1人で走るマラソンだったら棄権している所を皆のためにと無理して続行する状況に成りかねないですね。
私みたいな甘えた人間はすぐに棄権しますが、一般的に駅伝は限界を超えて頑張ってしまうイメージがあります。万事無事に終われば美談になりますが、身を削っているので余裕を持って管理しないと大事故に繋がってしまいます。
監督は止めようとしてた
今回のレースも岩谷産業の広瀬監督は止めようとしたらしいのですが、離れた場所にいたため連携が遅れ結果的にレース続行となってしまったようです。
(もしかするとダチョウ倶楽部のように止めろ(止めるな)止めろ(止めるな)状態だったかもですが)
そういう事なので危険な状況になれば即ストップできるような運営体制を作るべきですね。今回の件は格闘技でいうなら控室にいる会長にしかストップの権限がないようなもんなので、安全性を高める必要があります。
あと悪くは言いたくないですがハイハイ歩きの選手は自分でギブアップするべきでした。特に今回の怪我は他の人には分からなかったかもしれないですし、気持ちはわかりますけど、プリンセス駅伝はそこまでやるような大会ではないです。
駅伝がんばりすぎ問題
デーブスペクターも一石を投じていました
あの....駅伝はもう少し気軽にやった方が良くない?
— デーブ・スペクター (@dave_spector) 2018年10月22日
これは本当にそうで、もう少し適当にしても良い気がします。
百歩譲ってオリンピック競技であればまだ理解できますが、国内の駅伝大会でここまで身を削るのは割に合わないにも程があります。
鳥人間コンテストに命を懸けられても感動できないとの同じで、容量オーバーした熱量を見せられても視聴者は引いてしまうだけです。
美談か黒歴史か
様々な意見がありました
高校野球でもそうだけど、本人達がそこに向かって努力をしてたんだから第三者は体調管理などに指摘はできても、やるやらないとかは言えないと思うんだよね。
— 見せてもらおうか、君の呟きがどれほどか。 (@imi5342) 2018年10月22日
本人にも絶対にたすきを繋ぎたいと言う思いはあったんだろうがこれはやるせないな。こういう場合は退場してもそれまでのその選手の平均タイムから割り出してたすきを繋いだとする救済措置があってもいいと思う。取り返しのつかない事になってからでは遅い
— 青い空 (@gasanamura) 2018年10月21日
プリンセス駅伝の件、個人的には完全にアウト。どう見ても命の危険もあった岡本選手の意識朦朧状態をまともに止めれない惨状を見た後で、飯田選手は脚の故障だから見過ごしたというのは全く擁護できない。仲間に繋ぐ使命とかでこれが讃えられるのなら駅伝という競技はこれから本当に恐ろしいものになる
— Takemaru Yamasaki (@marunet_) 2018年10月22日
これは凄いプロ意識を感じますね!まさにプロ、コンクリート痛いのに凄いと思います、ゆっくり休んでほしいですね。
— 01 bi-suto (@01Suto) 2018年10月22日
監督は選手が"危険"な状況に見えるので"棄権"させたいと思うが、選手は今だけは監督の言うことは"聞けん"と思って頑張る。
グッディを見てて初めて映像を見たが、私が審判でも止めれない!😢
飯田選手は完治したらまた元気に走ってほしいです。— 天衣無縫 (@tenimuhow) 2018年10月22日
うーん運営側や監督側を批判するのは…無理がある。
仮に貴方が現場の監督をしてます。
止められますか?
這いつくばってまで、タスキを届けようとしているなかで…止めることは難しいと思います。
完全に立ち止まれば、ストップをかけるだろうけど今回は仕方ない。— 咲さん (@katulahinagiku) 2018年10月22日
管理、監督者は全てにおいて安全を優先しなければならない。選手、子供の将来を考えてほしい。
— 黒シ―サー警視正 (@nao73060) 2018年10月22日
女子
駅伝酷いね19才故障あけの選手は
転倒、右足骨折?
四つん這いで200メートル?
アスファルトで
削れた血まみれ20才エース岡本選手は
脱水熱中症で逆走また逆走
フラフラで何十メートルも
進んで倍の距離走らされて
戻され
水もわからない握れないなにぼやっとしてるんだ
デブのジジイ達は!— jamjan (@jamjanvi) 2018年10月21日
まとめ
箱根駅伝なんかは軽い国民行事みたいになっているのでもう少し安全面に配慮されていると思いますが、今回のレースでは駅伝の悪い所が出てしまいました。
それにしても褒められはしませんが、この選手はとんでもない根性ですね。美談にはできませんが、素晴らしい根性の持ち主です。しっかり休養してまた復帰して欲しいものです。