ワシが優勝候補に推していたフランス大勝利です。
素晴らしい試合でした。アルゼンチン対フランス、フランス代表が4-3というハイスコアゲームを制してベスト8に。
アルゼンチンは内容では完敗でしたが、終わってみれば拮抗したスコアはさすがです。前回大会のように、のらりくらりと勝ち上がるかもと思ったんですが、デシャン率いるフランス代表の前に敗れました。
とんでもないゴール
全ゴールハイライト動画
モブキャラと思われていたフランス代表のパバールのゴラッソがありました。
マジか⁉
凄っい試合‼
まるで決勝戦‼#ババール #babar pic.twitter.com/ylOFqZ9sqb— 戸髙正啓 (@dylan9dylan9) 2018年6月30日
これは声が出るほどすんごいシュートでした。
藤川球児の直球みたいなバックスピンがかかっています。この選手は多分このゴールで今後20年ぐらい食べていけるんじゃないでしょうか。
それほど素晴らしいゴールでした。
神のシュート#ワールドカップ#フランス#アルゼンチン#ディマリア pic.twitter.com/47h5VSNzj1
— ハンク◢│⁴⁶ (@aoi_sugai_19904) 2018年6月30日
メッシを利用してドフリーになったディマリアもゴラッソ
このゴールの後からしばらくアルゼンチンの時間帯となりました。
エムバペのスーパープレーもありましたが、それは別記事で触れる予定です。
その他にもグリーズマンのフォートナイトゴールパフォーマンスや、試合が決してから動きが良くなるジルーなど、ネタ要素も満載で素晴らしい試合でした。
メッシ時代終了、アルゼンチン代表は暗黒期に
メッシ頼みの戦術は今大会で終了になるでしょう。
年齢的に次回大会もいけなくはないですが、メッシといえど戦術の歯車にならなけれ代表からの需要はないと思います。
そしてメッシのいなくなったアルゼンチン代表は暗黒期に入るでしょうね。今大会もそうですが、本当にメッシだけだったので、一旦リセットして0からのスタートになります。
これ以上落ちることはないという意味では気楽ですが、強豪国アルゼンチンがそれではあまりに寂しいです。
ただ、それもこれもメッシ頼みでやってきたツケですね。
試行錯誤してはいたんでしょうけど、他の国がクラブチームから近代的な戦術を流用するなどしていた中、単純なやり方に終始してきた代償です。
メッシがいるときに優勝しておきたかったアルゼンチンですが、これで更にワールドカップ制覇から遠ざかってしまうでしょう。
メッシはスペイン代表を選んでいれば・・・でも本人に愛国心があったんですよね。アルゼンチン国民はメッシを労わってほしいです。よくがんばりました。
フランス代表が強い アルゼンチン戦総評
スコアこそ1点差でしたけど、内容ではフランス代表の完勝でした。
アルゼンチンの限界
アルゼンチンのゴールは偶発的なものが多かったですし、とにかくメッシさえ見ていれば良かったので、勝つべくして勝ったという印象です。
アルゼンチンはメッシにカンテが張り付いていたので、中々いい形でボールを触らせてもらえず、そんなメッシを囮にして他の選手がフランス守備陣を脅かし続ければ対抗できたんですが、一度ディマリアがドフリーからのゴールを決めただけで、それを続けることができませんでした。
フランス代表の新星エムバペ
そしてフランスにはエムバペというとんでもない選手が現れましたね。勿論以前から注目されてはいたんですが、この大舞台でスーパープレーをして世界に名をとどろかせました。
エムバペはあまりにセンセーショナルだったので、個別に記事にします。
バランスのいいフランス代表
各ポジションにワールドクラスの選手がいて、それでいてある程度まとまりもありますし、穴が見当たりません。
以前の記事で優勝候補筆頭にあげましたが、その時点でのオッズは5番人気でした。今後人気が上がっていきそうな感はあります。
人種も多用で、我が強そうな選手が集まっている中で、それなりにまとまっているのは、デシャン監督の存在が大きいのかなと思います。
選手としても大物でしたし、監督ではフロントと揉めて退任にはなりましたがユベントスで一定の成果は上げましたので、フランス代表の事をうまく指揮していそうです。
更にグループリーグでもうまく戦い、最終戦では主力を休養させることもできていました。
次はウルグアイとポルトガルかどちらかになりますが、盤石のフランスが優位に試合を進めると予想します。フランス代表もアルゼンチン代表も良い試合をありがとうございました。
そしてメッシ選手、とりあえずお疲れ様でした。