まずはフランス優勝おめでとうございます。
何の疑いもない完全優勝です。フランスはPK無しですからね。間違いなく今一番強いチームです。そこに疑いの余地はありません。私も当初から優勝候補筆頭にしていたフランス優勝という予想があたりそこは一つ満足しています。
そしてもう1つ、フランスは純度100%のアンチフットボールでした。
先日ベルギー代表のアザールクルトワが、フランス代表にその言葉を言った時には、ただの負け犬の遠吠えとフランスを擁護しましたが、今回のはちょっと色合いが違いますね。ではその辺に触れていきます。
1点目は明確な誤審
サッカーは主審の裁定にかなり依存しているルールなんですが、それが許されているのは、ファールともノーファールとも言えるグレーゾーンが、サッカーの競技性上幅広く、「どっちともとれる」判断がとても多いからだと思ってます。
なんで基本的には「仕方ない」で終わるんですが、フランス対クロアチアの1点目、これは明確に誤審でした。完全にダイブです。
ダイブシーン
グリーズマン上手いとか言ったけどおもくそダイブじゃねえかよ
死ねVAR仕事しろばーか pic.twitter.com/7V1S1I6rba— いりのです。 (@JCJKJCJKJKJK) 2018年7月15日
この明確な誤審、更にそれが得点に直結するというのは、決勝の舞台では絶対にあってはいけないんですよね。この判断だけでなく今回の主審はかなりレベルが低かったです。はっきりいって試合をぶち壊していました。
ダイブをしたのはグリーズマン
清々しいダイブでした。怪我のリスクのない状況であの露骨なダイブは、神聖であるはずの決勝の舞台と言う事を考えると、何とも残念なプレーでした。
そして何より、ダイブで誤審だとはっきり認識しているであろうグリーズマン本人が、その誤審で得たFKで得点となった後大喜びしていた事に価値観の違いも感じてしまいましたね。
フランスといえば、これまた明確な誤審で篠原信一に勝って柔道金メダルを手にしたドゥイエも大喜びしていたので、きっとそういうお国柄なんでしょう。ここはもう価値観が違うとしか言えません。
↑ これはPKを決めた後のゴールパフォ。客の多くは興ざめしていたので完全に滑っていましたがおかまいなしです。
この辺は日本人には分かり得ない価値観ですね。(ただダイブは上手かったです)
点差は関係ない
2点差だから誤審がなくてもフランスが勝っていた、とかいうのはスポーツの世界では通用しません。ゲームプランが変わってくるので、どう転んでもその誤審の事は言われてしまいます。
人生をかけて戦ってきた選手達に「誤審がなければ・・」という感情を抱かせては駄目なんです絶対に。中には誤審があるからこそサッカーは面白いという意見もありますが、私はそこは反対です。
ロスタイムやVARのタイミングなど色々曖昧すぎますし、何より主審一人のデタラメな判断で試合が台無しになってしまうので、もう少しルールを洗練して頂きたいものです。
(PA内のダイブは淘汰されそうですが、今のルールだとPAのちょい外でのダイブが流行するかも)
買収はあったのか
全体的にフランス寄りの笛だったので、買収という意見もあるようですが、さすがにそれはありません。
シュートゾーンでも何度か邪魔になってしましたし、主審の質が悪すぎただけです。最後表彰されるときも主審は会場でブーイングを受けていました。
日本代表対ベルギー代表を裁いたセネガル人の主審はとても優秀だったので、あの方の方が良かったですね。ただこの主審は最後笑顔だったのでメンタルは強いと思いました。
2点目のPKとなったペリシッチのハンド
1点目を超絶ゴラッソで得点したペリシッチですが、自演という形でハンドでPKを献上し、クロアチアは2失点目を喫してしまいました。
まああれはPKです(笑)
ただ、ただですね、1失点目が完全なダイブである事を考えると、試合全体を管理するという意味では、あそこは帳尻で見逃したほうが正しかったよなという気はしています。
(まあフランス1点目直後にカンテの軽いファールにイエローカードを出していたので、あれで帳尻を合わせたつもりだったのかもしれません。)
まとめ
いろいろとネガティブな事を言いましたが、冒頭にも書いた通り、フランスは間違いなく今大会1番強いチームでしたので、ケチをつけるつもりは全くありません。
何だったら2連覇すらあると私は思ってます。
ただ本当のところをいうとブログをやっているので、無理やり捻りだしながら書かないとという個人的な事情で今回の内容となりました。
次の記事では試合内容などを振り返ってみたいと思います。