日本を出国しレバノンに逃亡、無事逃げ切ったかに思えたカルロスゴーン氏が、イスラエルに入国した罪で告発されたことが明らかになりました。有罪となれば最大で禁固15年の刑が科されるとのことです。
レバノン政府はゴーンを渡さない姿勢であったはずですが、なぜこのようなことになってしまったのでしょうか。また日本ではゴーンの思わぬ危機に同情の声は全くありませんでした。
ゴーン氏が日産/ルノーのトップとしてイスラエルを訪れたことが、レバノンでは罪に問われ告発されたという記事。もし有罪となれば、最大15年の懲役が科される可能性もあり、ゴーン氏が思っていたほどレバノンは安全な場所ではないと @washingtonpost は伝えています。 https://t.co/XwlwozUA4M
— Marika Katanuma (@MarikaKatanuma) 2020年1月3日
レバノンのミシェル・アウン大統領はゴーン保護を表明していますが、アウン大統領はマロン派のキリスト教徒、今回ゴーン氏を告発したレバノンの弁護士は、マロン派と対立関係にあるギリシャ正教徒、あるいはイスラム教のシーア派、スンニ派ではないかと言われています。
首相や国会議長はイスラム教徒なので、レバノン政府も決して一枚岩ではないということですね。
この事はカルロスゴーンも認識していたはずですが、イスラエル入国が罪になり告発までされるとは誤算だったのでしょう。現レバノン政権がいつまでゴーン氏を守ることができるのか、ちょっとわからなくなってきました。
この件もお金で解決という可能性もありますが、安心したのもつかの間、今頃は空港で楽器用の木箱に隠れていた時のような緊張感で過ごしていることでしょう。8日に日本をやり玉にあげる会見を開く予定ですが、どうなるでしょうか。個人的には日本を悪者にして乗り切る算段かなと予想しています。
【トルコ警察、ゴーン被告出国でパイロットら7人拘束=地元TV 】
トルコは動きが早い、というか、これが国際社会の常識。主権侵害され、司法へ挑戦されたとと思えば、激しい反応、迅速対応するのは通常の観念。日本政府ももっと迅速過敏に対応すべき。主権侵害は極めて重い https://t.co/TTDrhB9wye— 佐藤正久 (@SatoMasahisa) 2020年1月2日
↑ トルコではパイロット7人を拘束、さらにカルロスゴーンも航空機を違法で使ったとして告訴されています。徐々に彼を取り巻く環境はハードになってきました。
いつ何の目的でイスラエルに?
2008年にイスラエルに渡航し投資家シャイ・アガシと電気自動車ベンチャーを立ち上げています。100%電気だけで動くエコ自動車を販売予定だったとのことですが、このビジネスが仇になってしまいました。
なんかイスラエル首相と握手までしてるし。https://t.co/SNap3ZZbbm
— 赤天河遺跡群 (@tenkawaiseki) 2020年1月3日
レバノンにはイスラエル入国罪があり禁固15年の刑を受ける場合があるとの事。
某ダットサン・ルノー元会長ですが2008年に電気自動車ベンチャーを立ち上げたイスラエルの起業家をサポートするためにイスラエルへ渡航してるみたいで草。
今度はフランスへ渡航するんでしょうか笑 pic.twitter.com/lOwYLbSU4j— ふみクンさん (@1991mazda787B) 2020年1月3日
イスラエル大統領と握手までしています。万が一出入国スタンプが無かったとしても言い逃れできない状況です。ゴーン氏はこのことを忘れていたのでしょうか。
今はイスラエルも入出国スタンプ押さなくなったから一般人の場合はイスラエル渡航歴ありません!って言っとけば敵対国にも入国できるようになったけど(以前はイスラエルでスタンプ押さないようにしてもらうとか、パスポート再発行とか必要だった)、公人はバレバレだから大変ね#イスラエル入国罪
— もも (@pinkymomotan) 2020年1月3日
・ゴーンは2008年に電気自動車関係の話し合いでイスラエルを訪問
・この時の様子はネットに上がってるため言い訳不可能
・ただし10年以上前で時効。告発した弁護士は最近も渡航したと主張しているCarlos Ghosn might not be as safe in Lebanon as he thought https://t.co/RGDUnxgqj6
— 十中 (@mogitaru) 2020年1月3日
2008年の件は10年以上前なので時効、最近も渡航していたと弁護士は主張してるようですがどうなるのでしょうか。
日本に戻ってきた方が安全説
皮肉交じりにではありますが、少なくとも身の安全は保障される日本の方がいいのではとも言われています。
日本に戻ってきたらどうですか?日本なら特別背任罪で15年食らうことはないし、裁判は軍事法廷でもないよ。楽器の箱を送っておきます。
ゴーン被告にイスラエル入国罪で禁錮15年も 米報道 https://t.co/UILpkH1mAh
— 上念 司 (@smith796000) 2020年1月3日
↑ レバノンの刑務所。金次第かもしれませんがデフォルトでの環境と命の安全面については日本の刑務所の方がクリーンと言えそうです。
前澤社長はイスラエルへ
それから、今イスラエルから日本に戻ってます。おやすみなさい。 #レバノンは行ってないよ
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) 2020年1月2日
何しにいってたんでしょうか。これで前澤社長はレバノンへ行けなくなってしまいました。
ネットの反応まとめ
最大懲役15年を宣告される可能性もあるとの事。レバノンからも国外逃亡するのか?
ゴーン被告の起訴要求 「イスラエル入国罪」で―レバノン弁護士 2020.1.3 時事https://t.co/5RFLwP0fuV
— 吉田康一郎 (@yoshidakoichiro) 2020年1月3日
もうコントだ🤣
さすがMr.ビーンさん🤣— tama😷 (@Phoenix592018) 2020年1月3日
イスラエル入国罪って意外と知られてないんですね。イスラエルに入国する際に「別紙にスタンプしますか?」って昔聞かれたよ。イスラエルの入国スタンプがあると中東諸国では入国拒否されるので、イスラエル側が気を利かせてくれるぐらいなんだよね。
— TEDDY曹長@声の大きいムフフ星人 (@teddy_sgtM) 2020年1月3日
ゴーンが「脱出計画は自分だけで計画した、家族は関係ない」って言いだしたの、テロリスト等資金規制法で身内もろとも吊されることに今さら気づいたからだろうけど、家族が先に国外行ってたり即レバノン入りして合流したりしてる時点で説得力皆無すぎる
— 紅礼 郷梨 29日(日)西地区「か」-33a (@gre_goriy) 2020年1月3日
【ゴーン被告「驚きの結末になる」司法告発の映画化を構想? 米映画製作者と協議 】
映画?日本政府も舐められたものだ。ただし、日本政府は沈黙しているが、そうはいつまでも上手くいかない。日本政府も「大人の対応」だけではなく、変化球も必要。外務省と法務省も正念場 https://t.co/MYyzjlunIE— 佐藤正久 (@SatoMasahisa) 2020年1月3日
力のないレバノン政府はどこまで国内で匿えるのか?
— 権左羅須 (@3agh7bdBduqXhUF) 2020年1月3日
新年、初笑い〜🤣🤣🤣
因果応報や〜😄
ざまあみろと思った矢先、幸福も長続きせず…
15年もこんな国の刑務所入ったら…それはもう😄— 羽根 正樹 (@hanedaisuke1030) 2020年1月3日
私怨だったり、家族への嫌がらせだったりはあるんじゃないかな?
それに大統領が代われば、確実に保護されるかどうかも不安定になると思う。— 塩爺 (@ryu402) 2020年1月3日
告発した弁護士を金で買収
レバノンの裁判官を金で買収
レバノン政府を金で買収
逃れる方法は結構ありそうに思えます。— 先憂後楽 (@news_kanso) 2020年1月3日
🗾がユルユルで一番良かったのでは?
— alrin (@alrin960105281) 2020年1月3日
禁固刑になったとしてもゴーンはレバノンの方が安全だと判断したのですから仕方ないですね。
— tasyumi second (@NsSecond) 2020年1月3日
年末
え、レバノン!?それなら早く日本に戻さねばな!本日
え、告発で15年?あぁそちらで良ければ…()— (有)KEN㌠@1鯖旅行 (@ken_gx516) 2020年1月3日
うわ〜💦 やっぱり悪は裁かれるようになってるのか
— Ray Ⓜ︎iku (@ray_miiik) 2020年1月3日
まあレバノンだったら賄賂も効き目あるし、金を出したら出しただけのメリットはあるでしょうからね。
日本とは違いますよ。ゴーンの言う「信用できる司法」ってそういうことなんでしょう。— I. Y. (@ikuyo_ya) 2020年1月3日