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阪急電鉄の煽り広告炎上「月収30万ブラック企業サラリーマン舐めんな」

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阪急電鉄の車両内広告がサラリーマンに対する煽りではないかと炎上しています。該当の広告は「はたらく言葉」を紹介するという企画で6月末までの予定でしたが、不評ぶりに前倒しで中止されることも決定。

一体何が問題だったのか、ネットの反応と合わせて紹介致します。

「毎月50万円もらって毎日生き甲斐のない生活を送るか、30万円だけど仕事に行くのが楽しみで仕方がないという生活と、どっちがいいか」

というフレーズですが、今の時代30万円の月収も貰えない人が沢山いるとして、多くの方の怒りを買ってしまったようです。

ちなみにこの「はたらく言葉」シリーズは、株式会社「パラドックス」が刊行する「はたらく言葉たち」に収められいるようで、同じ方向性のフレーズが過去にも阪急電鉄の車両に吊られていました。

「1万円の仕事と100万円の仕事。金額よりも想いの強いほうを選びたい。」個人的には100万円を選びます。ブラック企業50万と趣味の延長で30万なら後者でしょうか。

 

他の鉄道会社を見習え!

広島電鉄や西武鉄道などを阪急電鉄は見習ってほしいという声もありました。

私もかつては満員電車にのっていましたが、電車でストレスを感じているときにどちらが目に優しいかといえばこちらの広告です。

(といってもそもそも広告は見ないですし、特に現在は皆さんスマホを見ているので実は見てないような気もしますが)

ネットの反応

かなり批判されていました。

大阪府の平均年収

広告が吊られていた阪急電鉄が走る大阪府の平均年収ですが、20代が約350万円、30代が約480万円、40代が約580万円、50代が約640万円といった状況でした。

平均値だと一部の高額所得者が数値をあげるので、中央値になるとこれより金額は下がり、手取りとなると更に少なくなってしまいます。30代より若い世代の方のほとんどの方にとっては、気持ちのいい広告ではなかったでしょう。

また広告が吊られていたのは阪急電鉄内ですが、ネットで拡散されたことによって、大阪より更に給与が低い地方の方達から追い打ちをかけられてしまいました。

阪急電鉄は高級住宅街を走っているとはいえ、それでも多くのサラリーマンを乗せているわけですから、その方達を刺激するのは良い企画では無かったのかもしれません。










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