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【画像】悠仁様包丁事件の犯人は長谷川薫 国籍と犯行の動機、逮捕に至った経緯

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悠仁様の通うお茶の水女子大付属中学校に侵入し、2本の包丁を置くという奇妙な犯行を犯した男が逮捕されました。

防犯カメラにも不審者として映り込んでいた男の名前は長谷川薫(自称)。名前が自称となっている理由、犯行の動機や逮捕に至った経緯、天皇陛下や皇太子を傷つけることはどれだけ重い罪になるのかまとめて紹介します。

皇族といえばこれまでは学習院に通うのが慣例でしたが、悠仁様はお茶の水女子大付属中学校を選択し、かなり話題になりました。選択肢が増えたのは喜ばしいことですが、セキュリティの面では学習院の方が安全性が高いという指摘もされています。

今回の包丁事件は宮内庁にとっても、警備を見直すきっかけとなりそうですが、平成のうちに捕まったのは何よりでした。そして本日4月30日は、天皇皇后両陛下による平成最後の日として生前退位される節目となるタイミングだったので、29日のうちに逮捕したのもさすが今回ばかりは警察も仕事が早かったです。

 

長谷川薫の画像と自称の理由

こちらが自称長谷川薫容疑者。尚犯人の住所も既に割れているとのことですが、なぜか名前が自称になっています。

名前が自称の理由は

免許証や保険証など身分を証明するものがない場合警察が確認できないため、自称〇〇容疑者となるようです。過去にも同じような事例がありました。

別の事件の自称福山雅治さん。よくぞあんなイケメンの名前を名乗れたものです。

もしかすると京都にある長谷川薫の自宅容疑者の住所も偽りかもしれません。ホテルの宿泊記入名に「長谷川薫」と書いていただけという話もあります。

長谷川薫の犯行

お茶の水大学構内の一部の防犯カメラの配線が切断されていたことが分かっています。周辺では捨てられていた植木用ハサミやヘルメットも見つかっています。これらは発覚を逃れるため長谷川容疑者が切断したと、捜査関係者は話しています。

包丁を2本置いたあとは地下鉄で逃走。学校への滞在時間はおよそ20分だったそうです。

防犯カメラに映っていた長谷川薫容疑者は、校舎に入る際は上下青色の服で黄色いヘルメットを被っており「水道工事業者」と偽り侵入に成功した模様です。しかし皇室に対する犯行が完全犯罪となるわけもなく、警察のリレー方式の捜査などによって3日で逮捕されています。

犯行の動機

「天皇制や皇位継承のあり方に不満があった」と供述していることが明らかになている他、警視庁は犯行の動機について以下のように発表しています。

「平成から令和へ、改元直前の犯行ということで、ほぼ間違いなく、思想犯。包丁を置くという行為が、秋篠宮殿下に対する脅しのメッセージだろう」

「思想犯でも右か左か、絞り込めていない。防犯カメラの映像と似た風貌の過去の思想犯をデータベースからリストアップしている。学校内には防犯カメラがたくさん設置されており、作業着姿の男の映像はバッチリ写っているようだ。ただ男はヘルメットをかぶっており、顔がわかりにくい。街宣活動などで上京した思想犯などが関わっていないか、宿泊施設も捜査している。また、この日は併設の小学校で保護者会があり、それが終了して、校門に人が多い時を見計らって、問題の不審者が入り込んでいるようだ。内部事情をあらかじめ知っていた人物の犯行ではないか?」

思想犯の場合詳しいことが公表されない可能性もあるとのことですが、これは朝日の報道なので、各報道機関の天皇制に対する考えの違いが出ているのかもしれません。また一説にはアニメ「エヴァンゲリオン」を模倣した包丁2本指し犯行とも言われています。

 

SSBCによる逮捕

警察のSSBB(捜査支援分析センター)という2009年に新設された画像収集、解析を専門としたチームによって逮捕に至ったとのこと。

警視庁が設置している街頭の防犯カメラや、民間のビル、商店、駅の改札にある無数のカメラ映像を収集し解析。画像をソートし顔の特徴などから、犯人を特定します。

犯人が鉄道を使う場面があれば、鉄道会社に照会し、利用時間などから使用された交通系ICカードの利用履歴を調べることもでき、自動車を使っていればNシステム(自動車ナンバー自動読取装置)でおおよその行き先を特定することができます。

これらの断片的な情報を1本の線で結ぶリレー方式の捜査で、長谷川薫の滞在する神奈川県平塚市内のホテルを特定、迅速に逮捕することができました。街頭カメラなども警察の管理下にあるのは民間人にとって少し怖い話ですが、このように国民の安全性を高めるものであれば納得するしかなさそうです。

 

長谷川薫の国籍は

名前が自称であることから、韓国人、在日朝鮮人と疑う声もありますが、これは今のところ何の証拠もありませんので、長谷川薫と報道されている限りは日本人の犯行として受け入れるしかありません。上述した通り通名ではなく、自称長谷川薫というのが現段階の情報です。

また犯人は実家住まいの子供部屋おじさんであることは明らかになっているようです。

なんでも共産党員という報道や、ツイッター上で共産党関係のツイートを頻繁にリツイートしていたとの情報もあります。

しかしこれは同姓同名のツイッターアカウントが発見されただけなので、事件を起こした長谷川薫との紐づけの裏付けは何らありません。というか完全に別人のものですので、ネット上のデマに振り回されないようにしたいです。

またこういった類の事件で本人のSNSアカウントが見つかった場合も、この件であれば共産党の評判を落とすための自作自演の行動かもしれませんので、慎重に事態を把握する必要があるでしょう。

皇太子暗殺未遂「虎ノ門事件」

規模は違いますが、戦前に皇太子暗殺事件(未遂)が起きたことがあります。

1923年に後の昭和天皇となる摂政宮裕仁親王が狙撃された忌まわしき事件で、その時の犯人は暗殺未遂にもかかわらず死刑、更には犯人の難波大助だけでなく、兄弟や親も仕事を失うなど大きな影響がありました。

また、親類だけでなく当時の山本内閣も総辞職という、如何に皇太子に対する罪が重いものであるか世に知らしめる事件となりました。

事件当日夕刻、当時の内閣総理大臣・山本権兵衛、内務大臣の後藤新平、司法大臣の平沼騏一郎以下全閣僚は、皇太子(摂政宮)に辞表を提出した[4]。12月28日、皇太子は山本辞表提出に関し松方正義公爵・西園寺公望公爵から意見を聴くため、入江為守を派遣する[5]。12月29日、皇太子は山本を慰留したが、山本の決意は変わらず改めて内閣閣僚全員の辞表を提出した[6]。1月7日に内閣総辞職は認められた(後任の内閣総理大臣は清浦奎吾)[7]。また、当日の警護責任を取り、警視総監の湯浅倉平と警視庁警務部長の正力松太郎が懲戒免官になった

難波の出身地であった山口県の知事に対して2ヶ月間の2割減俸、途中難波が立ち寄ったとされる京都府の知事は譴責処分となった。また、難波の郷里の全ての村々は正月行事を取り止め謹慎し、難波が卒業した小学校の校長と担任は教育責任を取り辞職した。

難波大助の父で衆議院議員の難波作之進(庚申倶楽部所属)は事件の報を受けるや直ちに辞表を提出し、閉門の様式に従って自宅の門を青竹で結び家の一室に蟄居し、食事も充分に摂らなかった。作之進は1925年(大正14年)5月に死亡した[8]。大助の長兄(正太郎)は勤めていた鉱業会社を退職し、家族以下蟄居生活を続けた[8]。

事件の翌日、皇太子が狙撃されるという事態にショックを受けた小川平吉が提唱し、北れい吉ら知識人、政治家、貴族院議員、軍人ら多数が参加した国粋主義思想団体である青天会が結成された。小川は難波大助を「露国共産党の先駆たる一兇徒」と断じて、コミンテルンの世界革命運動が社会に浸透して天皇制を脅かすという考えから反共主義を広めた。

難波大助の処刑後、1926年(大正15年)5月下旬、皇太子は岡山県・広島県・山口県を巡啓する[9][10]。5月29日、山口県滞在中の皇太子に対し内大臣牧野伸顕は難波家の救済を進言し、皇太子も対応を命じる[8]。皇太子の意向を受けて、東宮侍従長入江為守・山口県知事大森吉五郎・司法大臣江木翼等が協議し、大森知事は新聞記者に侍従長質問文と知事回答文を発表する[8]。6月4日、県知事は正太郎を県庁に招致し、皇太子以下の意向を伝えた[8]。

この難波作之進の死により、選挙地盤は松岡洋右が引き継ぐこととなり、さらに戦後は岸信介や佐藤栄作という大物保守系政治家に引き継がれ、昭和史を動かす遠因となった。

次の清浦内閣の陸相のポストを巡って、薩摩閥の上原勇作が推す福田雅太郎と長州閥の田中義一が推す宇垣一成とが争ったが、福田は関東大震災時に関東戒厳司令官の立場であったため、無政府主義者らの暗殺の標的とされていたことから摂政の身に再び危険が及ぶ虞があることを理由に宇垣が後任の陸相となった。宇垣は次の加藤高明内閣でも陸相を再任し宇垣軍縮を実行した。また後年上原が田中に一矢報いた事件が張作霖爆殺事件(満州某重大事件)である。

(wikipediaより)

長谷川薫も住居侵入罪だけでなく、複数の罪によってできるだけ重い刑罰になるようあらゆる手段を使われる事になりそうです。

 

ネットの反応

宮内庁関係者の談話

「天皇陛下の代替わりを前に逮捕され一安心した。周りの生徒や保護者を不安にさせてしまったことを、陛下は一番気にしているだろう」と言葉がありました。宮内庁もまずは一安心でしょうけども、今後の警備体制など一度見直す必要が出てきました。小室圭さんの問題も解決していませんが、彼の問題もまた、宮内庁のある意味での警備の甘さが原因かもしれません。令和となり平和が訪れるよう願っております。










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