張り切りすぎちゃったぜ。
そんなロシア代表選手の声が聞こえているサッカーファンがいるのかもしれません。
ワールドカップ参加国中最下位のFIFAランクだったロシアが、順調に決勝トーナメント進出したのですが、走行距離が突出しており、ドーピングしているのでは、と一部で怪しまれているようです。
グループリーグのデータ
ワールドカップGSが1巡したので、Jリーグでなじみ深い走行距離とスプリント回数をまとめてみた。※値の定義はJリーグとW杯で定義が違うような気がするけど。
ロシアはもしかするとキジェさんが監督なのかもしれない。。。 pic.twitter.com/fwTr0grZ0i
— ®︎tassiy⚽🇯🇵 (@tassiy1974) 2018年6月20日
こちらは1試合終了時点でのチーム全体の走行距離。スプリント回数も群を抜いている。
個人だと
これは日本とロシアの初戦
長友原口の走行距離ですら、ロシアならランキング外
ロシアは国内組で開催国、過去にドーピング実績あり
🤔🤔🤔🤔🤔🤔
#daihyou #FIFAワールドカップ pic.twitter.com/wWZi1odpY9— しきっこ (@siki_0128) 2018年6月20日
このように日本が誇る長友や、死ぬ気で走っている原口もロシアではランキング外になるぐらいロシア代表は皆が異常に走ってます。
確かに数字を見ると笑ってしまいます。
3試合目に負けはしましたが、グループリーグ突破決定していたからお薬タイム休憩しただけとか言われている始末です。
ただ1994年にマラドーナが試合後の薬物検査で陽性となっていましたし、ワールドカップでも必要な検査は行われていますので、ロシア代表も検査はクリアしているはずです。
再検査決定?
怪しんでいるのはサッカーファンだけではないようで、イギリスの新聞は23日に
FIFAがロシア代表によるアンチ・ドーピング規定違反を知っていたと主張する、ジャーナリストのニカ・ハリス氏の記事を公表した。
とのこと。
それに対しFIFAは
「我々は調査の過程で全てのデータを調査した。マクラーレン氏(ロシアのドーピングシステムに関する報告書作成者)と話したが、同氏はロシア代表選手によるアンチ・ドーピング規定違反については言及しなかった。我々はまた、医師のロドチェンコフ氏(モスクワ・アンチ・ドーピングラボ、元研究所長)に考えられうる多くの疑問を投げかけ、塩分濃度の高いサンプルや禁止薬物が混入している疑いのあるサンプルの再検査をした。それに加えて、モスクワ・アンチ・ドーピングラボにあるサンプルを分析し、個々のロシア代表選手に対して新たな調査を実施した」
との事ななので、怪しまれているということはFIFAも認識しているようです。
(ロドチェンコフ氏はロシアの組織ぐるみのドーピングを告発した人物)
とはいえ現時点では何の証拠もありません。
疑わしきは罰せず
私はこれが原則だと思います。
ドーピングしてないと断言できるのかと言われれば、断言はできませんけど、物的証拠はないわけですし、慣れ親しんだ芝生で走りやすいとか、地元開催による火事場のクソ力という脳内合法ドーピングとか、禁止薬物による好調ぶりじゃないかもしれません。
あとロシアは恐らくベスト8までには負けてしまうので、そのうちこの話題も立ち消えになるんじゃないでしょうか。
ロシア代表が最大限うまく戦えばベスト4まで勝ち上がるかもしれませんので、そうなれば、この疑惑の声が更に大きくなると思います。
とりあえず今のところは普通に応援しています。
かなり疑われている
サッカーファンの間では怪しいとは言われてます。
中国の馬軍団や東欧諸国のオーパーツ的な世界記録など、社会主義国家には前科が多いです。(ロシアは民主主義になりはしましたが、ソ連時代は社会主義でしたし、現在でも政治の分野では民主主義とは言えないと思います。)
社会主義国はオリンピックに対して国威発揚の意識が強く、悪事もバレ難いので、ドーピングなどに目が行きやすのかもしれません。
(あとプーチンとか金正恩とかって怖いので、個人でドーピングしてバレて失格とかなったら、もの凄く怒られそうなので、仮にドーピングするなら組織ぐるみでやるのかなぁと)
と実際にそういう実情もあるんでしょうし、あとは民主主義の国から見るとずるい事簡単にやるんだろという偏見もあると思います。
スペイン対ロシア
ロシアは勝ち上がり決勝トーナメント一回戦でスペインと戦います。
私の予想ではスペインの勝利ですが、ロシアも再び異常な走力を発揮してくれば十分勝ち目はあるはずです。特にスペインはイニエスタがフルで持たないので、後半はロシアの時間帯になるはずで、スペインが先制できなければロシアにも俄然チャンス出てきます。
とりあえず今の所はそんな感じで普通にロシア代表も応援していきたいと思います。