体操 オリンピック 社会

暴力動画を鑑賞する速見佑斗コーチと安藤優子 宮川紗江との関係

更新日:

体操協会から無期限登録抹消処分とされた速見佑斗コーチが、自身の暴力行為動画を、なぜかフジテレビのキャスターと一緒に鑑賞する場面がありました。

これはビンタ暴力動画

 

スパーン!と吹っ飛ぶ宮川紗江選手。3年前だから過去の事という意見もありますが、逆に3年前ってことは宮川紗江が中学生の時ですからね。そう考えたら余計マズい気もします。

一部ではこの動画は速見コーチの会見から誠意が感じられなかったため、所有者が流したというウワサもありますが、とにかくこのDV動画を安藤さんと仲良く鑑賞していました。

 

ビンタ動画鑑賞会

ごめんなさい、ちょっとこれは笑ってしまいました。動画を見る速見コーチを見る視聴者の図です。

速見コーチはなかなかのイケメンさん。そんな速見佑斗に動画を見て率直にどう感じるか尋ねる安藤優子キャスター

 

「普通に考えてありえないですよね」

冷静になって考えるとやはり本人的にも非常識な行為だったようです。まあご本人も言っていたように、暴力が当たり前の指導法として横行していた20年ぐらい前の感覚だったんでしょうかね。

ちなみに今記事を書いている私も学生時代にビンタされ、アゴが外れてしまったことがあります。当時はそういうもんだと思って受け入れていましたし、大人になってからも武勇伝のように話したりしたこともあるのですが、時代は変わりました。

暴力行為もそうでうが、体罰受けた自慢も時代遅れになってしまいました。

 

自分がお母さんだったら許せないと語る安藤優子。この安藤優子さんの言葉は速見コーチではなく、お母さんへの問い掛けでもありますよね。私はそこの心理が一番理解不能でした。

宮川紗江のお母さんは何故中学生だった娘への暴力を容認してしまったんでしょうか。オリンピックに出場する大きな夢には犠牲はつきもの、という事なら塚原夫妻の勧誘に乗っかった方が手っ取り早そうですし、余程速見コーチは選手と家族に信頼されていたことになります。

暴力行為は衝撃でしたが、指導そのものは熱心にやっていたのかもしれません。(だからといってビンタしていいわけじゃないです)

 

宮川紗江の母親は、暴力を受け入れていました。(速見コーチ談ですが)

もしかすると、お母さんの前では軽めに叩くぐらいで、母親がいなくなったら動画のような強烈なビンタを食らわす等状況に応じて使い分けてたのかなとも思ってたんですが、どうやらそうではないようです。

体罰そのものもそうですが、預かっている生徒をその子の母親の前で殴れる神経はちょっと理解できないですね。関係ない周りの選手達も委縮してしまうでしょうし、何故もっと早く止めることができなかったのか色々と考えてしまします。

 

暴力容認派も

ネット上ではほとんどの方がビンタ動画には不快感をあらわにしていましたが、中には教育には必要な場面という意見も

 

体操の指導

個人的には暴力は一律で禁止せざる得ない時代だと思いますが、時に暴力が必要という意見も理解はできます。ただ世間はきっともう暴力を受け入れてはくれないと思います。

それ相応の理由があればという条件なんでしょうけど、部外者には深い所まで事情が分からないですし、法的な事を考えた時にも不利にしかならないので時代遅れの指導法です。

体操なんて特に日進月歩で技が進化しているわけで、指導法も時代に対応していかなければいけないですよね。自分がそれをできないのに選手にだけバージョンアップを求めるのは矛盾しています。

もう少し合理的な指導方針で日本体操界には頑張って欲しいところです。










-体操, オリンピック, 社会

Copyright© 本日の解説クラブ , 2023 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.