卓球

早田ひな全日本優勝 東京五輪選考外の理由 ダブルスでは伊藤美誠とペア

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2019全日本卓球選手権大会の女子シングルスで、早田ひな選手が初優勝を飾りました。準決勝ではダブルスでペアを組む日本人最強の伊藤美誠、決勝で石川佳純を破りその強さを証明しました。

一部からは彼女を東京オリンピック日本代表に選考すべきだったのではとの声も上がっています。

↑ 優勝の瞬間の動画。前々から美人選手として注目されていましたが、全日本選手権優勝は立派です。これから女子シングルでも日本を牽引してくれることでしょう。

シングルスでは2番手グループでしたが、女子ダブルスでは伊藤美誠とペアを組み全日本選手権で3連覇するなど実績は申し分なしです。しかしながら東京五輪では選考外となっています。

 

東京オリンピック選考外の理由

・伊藤美誠が団体戦でシングルスに専念

・石川佳純とのダブルスの相性

・そもそも世界ランキングが低い

東京オリンピックの卓球日本代表は男女それぞれ3人づつが選考されます。

内訳はシングルス枠に2人、+団体枠で1人です。女子シングルスの選手は団体戦も兼ねており、混合ダブルスもこの3人から選出されます。女子ダブルス、男子ダブルスは団体戦ではありますが、単一競技としては採用されていません。

以下選考時点での世界ランキングと利き手

4 伊藤美誠  (右利き)
10 石川佳純 (左利き)
11 平野美宇  (右利き)
17 佐藤瞳   (右利き)
23 加藤美優   (右利き)
24 早田ひな   (左利き)
32 芝田沙季   (右利き)
46 橋本帆乃香  (右利き)

一般的には同じ利き腕同士は相性が悪いです。つまり2番目に選出された石川佳純が、団体でペアを組むであろう女子選手が左利きだとよろしくありません。

石川佳純でなく平野美宇が選考レースに勝利していたとしても、その時には石川佳純が協会選考で選ばれた可能性が高いでしょうし、世界ランキング的に早田ひなの出場は難しかったと思います。

女子ダブルスが単一種目で実施されていれば、高確率でオリンピックに出場していたと思います。

 

張本智和とのハグ拒否事件

張本智和選手にも期待しています。中国勢相手にまともに戦えるのは張本智和と伊藤美誠ぐらいだと思います。

 

ネットの反応まとめ

早田ひなを代表にすべきだったという声が結構ありました。

東京五輪選考で消耗していた選手が多いとはいえ優勝は立派です。まだ19歳ですので、これからに期待しましょう。

 

東京五輪の卓球日本代表選考は妥当か

東京オリンピックへは以下の6人が出場します。

張本智和(木下グループ)
丹羽孝希(スヴェンソン)
水谷隼(木下グループ)

伊藤美誠(スターツ)
石川佳純(全農)
平野美宇(日本生命)

個人的には妥当な選考だったと思います。現時点で1番強いから選べという選考システムへの批判もありますが、この大会はガチンコとはいえ上位選手が疲弊していたこと、五輪選考ではないと選手達が理解していたことも考慮しなくてはいけません。

石川佳純よりは平野美宇の方が中国勢相手に一発はありそうですが、選考基準は世界ランキング上位2名と定めてあるので明確な反面融通は利かないです。とはいえ直接対決でも石川佳純に負けてしまったので、仕方がないのかなと思います。金メダルは目標3個とのことですが、現実的には1つ取れれば御の字ですかね。応援しています。










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