北海道で生活保護を受けていた50代の男性がストーブの買い替えを認めてくれなかったとして、札幌市を相手どり裁判を起こしました。
真冬の北海道で暖房器具無しは確かに厳しい状況ですが、本当にこの男性はストーブの購入が無理な状況だったのでしょうか。
北海道でストーブの購入も認められないとはどうかしている。https://t.co/jFrZ8IhEsu
— 松田まゆみ (@onigumoobasan) 2020年1月16日
以下生活保護を受けていた男性の状況です
・心筋梗塞や狭心症の病気で仕事ができず生活保護受給へ。
・持ち家かも。(都会では原則駄目ですが、地方では持ち家に資産価値がないと判断されれば受給可能です。)
・2017年12月に18年間使っていたストーブが故障。
・生活費きりつめ一端はストーブ購入するも燃料費が払えず。
・ダウンジャケットを着て冬を乗り切ることに
以下男性の発言
「このまま発作が起きて死んじゃうのかなという想像もあった。暖房は人間らしい生活にとって絶対に必要なものだと訴えたいです」
一部「ストーブ欲しかったら働け」という心無い意見もありましたが、さすがにこの状況で働けは酷です。生活保護受給は止む無しでしょう。
しかし北海道では生活保護費以外にも冬季加算として、月に1万2000円ほど別途手当があるようです(石油や灯油等の燃料費用ですが貯金はある程度許されています)。
返信見るに、そもそも北海道はストーブ止めると水道管凍結して水もでなくなるので思ってるストーブが違う気がしてきたぞ
拾い画像だけど、これやぞ。
めっちゃ燃料も食うぞ。一軒家とかひと冬で10万とか燃料に食われる。電気とは別に。生活保護で維持できない気がするけど。 pic.twitter.com/F5w6NJqVW9— tetra (@tetra1945) 2020年1月16日
生活保護費+αから、余裕をもってストーブ代を捻出することはできなかったのかが争点となりそうです。市としては恐らく、ストーブを購入し冬を越せるだけの支給はしてきたはずとの見解ではないでしょうか。
低所得者の中には食費を切り詰めて、暖房器具を購入する方もいます。この受給者に働けと言うつもりは一切ないですが、やるべきことをやった上での裁判なのか引っかかるところもあります。とはいえ無いもんは仕方ありません。死の危険性があった以上何らかの形でストーブ提供するべきだった気がします。
8年前には北海道で姉妹が死亡
2012年にはこんな事も。
いま、沢山の人たちが働いても貧しい生活をせざるを得ない状況に置かれている。
生活保護は悪じゃない!
本当に悪いのは間違った政治なんだよ!?日刊SPA!【北海道姉妹凍死】死の前に3回生活保護窓口訪れ、門前払いされていた https://t.co/yuxyI71cXI @weekly_SPA
— 愛太郎🐾 (@seltsame_blume) 2020年1月16日
2012年には姉妹が生活保護を受給できず死亡した事件がありました。
裁判費用は税金?
生活保護受給者でも法テラスに相談すれば、「民事法律扶助制度」を利用して裁判を起こすことは可能です。この場合は要は税金です。
市が争うと
いうことは、この男性の生活保護費の使い方の内訳に問題があるか、厚生労働省の条件の規定に不備があって国政の問題だということではないでしょうか
おおかたこの男性の陳情を聞いた左翼団体がこの男性をたきつけて、裁判に持ち込んだのでしょう。裁判費用もありませんから。— 幸せ倍増計画 ( 靏谷 昌也 ) (@siawasebaizou27) 2020年1月16日
この男性ストーブは買っており、灯油代を切り詰めているって話だけど、北海道は冬は燃料費として増額支給している。
つまり支給されたお金で別の支出があるようです。
さらに違憲裁判など、勝っても生活保護費の増額には繋がらない。
つまり違憲裁判を起こさせる支援団体が裁判費用を出している。 https://t.co/hRqMzoKPsm— ラッキーストライク (@mAgBb2fT9x8qRkG) 2020年1月16日
彼をたきつけている支援団体がいるのではとの声もありました。
ネットの反応まとめ
大半が札幌市への批判でした。
真冬の北海道はストーブはないとか過ごせないでしょう。
かなり前の亡くなった姉妹の事件を忘れたのか北海道の役人は?
と言うか日本の司法がおかしいよね。
いくら、生活保護の貰えるお金を貯めて買えとかさ…
市から支給できる制度にすれば良いのに。
寒い所はダウン来ても過ごせないでしょう。— ダヤン@マーシィ好き (@38_saori) 2020年1月16日
何故か国民の税金で生活している議員はなんでも許されるのに税金支払っている国民にこれ程冷たい国って日本位じゃないですか?
卑しくも民主主義国家の端くれですよね?
北朝鮮もドン引きですよね。
北海道では生活保護の方にストーブ与えないって。
なのに河井夫妻は…。#日本史上最低最悪政権— みるくねこ(アザミ嬢のララバイ) (@GUQbJgN6eyvGep1) 2020年1月16日
札幌の賃貸マンションは、例え故障しなくとも標準的な耐用年数が到来していれば冬前にボイラー設備の更新をオーナーに請求できる。これは冬季間、故障してから交換では数日間の暖房ナシが耐えがたいことに納得感があるためだろう。まして既に故障しているなら生きるか死ぬかの問題。
— 暴走のきょん (@bosonokyon) 2020年1月16日
健康で文化的な…
で、真冬の北海道で保護費でストーブは買い換えられない?って事?
それを争う市?
根本を考えれば、市は争う姿勢を示す必要はどこにも無いのでは。
心まで寒くなる内容。— ぺこたん 旧自由党支持➕共+れいわ+立+社+民+オリーブ(順不同) (@n3siuwp) 2020年1月16日
市の職員も税金で食べてるんでしょう?形はちが受けれど生活保護となんら変わらない。その上市民のための働かずに居るのはどう見ても責任を果たしているとは言えない。
もっといい話が聞きたい。これじゃ昔話の悪代官と同じじゃない。
— hatayukiko (@hatayukiko1) 2020年1月16日
北海道の冬に欠かせない、ストーブ。
そのストーブの買い替え費用が生活保護費で認められないのは、憲法違反だ…札幌の50代の男性が市に支給するよう求めた裁判の初弁論がありました。
市は争う姿勢を示しました。」札幌市役所の職員よ、1人でもストーブなしの職員いるのか❓— tomoyuki1215 (@tomoyuki12151) 2020年1月16日
北海道は行ったことがないが、ストーブなしの越冬が到底不可能な事くらい誰でもわかる。札幌市行政の主張は事実上「死ね」と言ってるようなもの。裁判で争ってること自体信じ難いが、ぶら下がってる「札幌市支持」「文句あるなら働け」といった大量のコメントもまた信じ難いhttps://t.co/LUMIE9kpUE
— 計都 (@artscape_tha) 2020年1月16日
北海道でストーブなしは死を意味する的な生活保護受給者の話がバズってるけど、埼玉でも正直かなりきついと思う
— えいじおー@エイジオースタジオ (@eizio_studio) 2020年1月16日
憲法25条の最低限の文化的な生活って、ストーブも認められないの? 北海道なら生命維持に必要なものだと思うけど
札幌市は裁判に持ち込んで勝算あるのかな生活保護の男性が訴える「ストーブ禁止」は違憲 札幌市は争う姿勢 (HBCニュース) - Yahoo!ニュース https://t.co/JCrHjcVY7M
— 松沢直樹 Naoki Matsuzawa@Writer (@naoki_ma) 2020年1月16日
真冬の北海道だけでは無く、本州だってストーブ無しでは辛い時も有る。ましてや北海道なんて停電するだけでも凍死の危険性が有るのに、極悪非道すぎる。以前、生活保護を受けられず、電気を止められ、死亡した老姉妹の事も有ったよね?札幌、何をやってんだヽ( `Д´)ノ https://t.co/OqMWS8kZiy
— キラ (@tyokowithkira) 2020年1月16日
北海道札幌市白石区役所の福祉事務所が #生活保護 受給者のストーブ買い替え費用申請を拒否した判断は正しい
生活扶助一類二類の他に、10月~翌4月まで給付される冬季加算Ⅰ区単身世帯12,540円で対応可能
騒いでいるクソ左翼は家計簿を見せてみろ
ナマポの分野で私の右に出る者は日本にいない— 西川英樹🇯🇵競馬予想家🏇一口馬主🐴出資2頭🏧生活保護専門家🌏ミニマリスト (@NishikawaHideki) 2020年1月16日
おそらく厚生労働省の通達に運用基準があって、たとえストーブであっても資産価値のある備品の購入は生活保護費の支給対象から除外するとでも、規定されているのかもしれません。
しかし、生活保護受給者が、断熱対策が施された北海道と言えども、そんな立派な建物に居住してるとは考えられませんが…
— 林 正人 (@sankyohimajin) 2020年1月16日
何考えてんのか!下手すれば普通に死なない?それにそうで無くてとも寒さは体に悪い!
— 婆 (@lwGqoe4QlJsfVAH) 2020年1月16日
生活保護受給者へ批判的な意見も
なんかリプ欄含めものすごい非難轟々だけど、札幌市の見解を聞かずに批判するのはおかしいんじゃない?
一方の主張だけ聞いて石を投げるのはあまりにもメディアリテラシーがないというか非民主的だよね個人的には冬季加算で足りなかったのか検証が必要だと思うけど
— とたけけ (@KKslideintoDM) 2020年1月16日
内容をよく見た方が良いです。
政権批判の為に内容を理解せず書くから馬鹿にされます。そもそも「ストーブ禁止」なんてない。それどころか支給開始時に所有してなければ用意してくれたりします。
冬季には灯油代も支給されます。
物品の購入費も含んだ保護費です。裁判起こす費用は何処から?
— スパークリング a.k.a イヤミ (@mabow01) 2020年1月16日
(笑)
しかし生活保護の件ひどいねー!
北海道は燃料費も上乗せしてるのに、それも使い込んで、さらに足りないはちょっとねー🤏
医療費も家賃も別で、七万円貰ってるんでしょ?
天国やないかーい🥂— 殿@NO KIDDING (@tono_no_kidding) 2020年1月16日
北海道の生活保護には冬季加算なるものがあるのか、へー知らなかった
— 九子ひとみ (@kuko_1103) 2020年1月16日
働けとは言わないが、生活保護で何とかやりくりしなさい。それが無理なら、できる仕事を探して働きなさい。みんなそうしてます。
— chaho-chaho (@chahochaho1) 2020年1月16日
生活保護者が行政を相手に訴訟てなんかよくわかんねぇな
窮鼠猫を噛むとは違うだろこんなん
わがままがすぎるわ
裁判費用出す支援団体もさ支援の仕方おかしいんじゃねぇ?
知らんけど— 音量 (@volume_uuuu) 2020年1月16日
家で金稼げるはず
この男性は裁判を起こす元気はあるので、在宅で何らかの仕事はできる可能性が高いです(もうやっているのかもしれませんが、大した収入ではないでしょう)。
昔と違って家で自分のペースにお金を稼ぐ手段は多岐に渡ります。これは別にこの男性に働けと言っているわけではなく、斡旋できる在宅ワークの引き出しが少なすぎる役所や行政に問題があるんじゃないですかね。
日本の場合は、国家予算における生活保護費の比率は先進国の中では低い部類らしいので、現状維持でもいいのかもしれませんが、生活保護受給=悪みたいな状況にもなっているので、恐らくは「本当は働けるのに受給している」という意識を持っている方が多いのでしょう。そこは現状維持では変わらない気がします。次回裁判は4月を予定とのことです。