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北海道の生活保護者がストーブ買えと訴え 裁判費用も税金?暖房無しで冬は無理

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北海道で生活保護を受けていた50代の男性がストーブの買い替えを認めてくれなかったとして、札幌市を相手どり裁判を起こしました。

真冬の北海道で暖房器具無しは確かに厳しい状況ですが、本当にこの男性はストーブの購入が無理な状況だったのでしょうか。

以下生活保護を受けていた男性の状況です

・心筋梗塞や狭心症の病気で仕事ができず生活保護受給へ。

・持ち家かも。(都会では原則駄目ですが、地方では持ち家に資産価値がないと判断されれば受給可能です。)

・2017年12月に18年間使っていたストーブが故障。

・生活費きりつめ一端はストーブ購入するも燃料費が払えず。

・ダウンジャケットを着て冬を乗り切ることに

以下男性の発言

「このまま発作が起きて死んじゃうのかなという想像もあった。暖房は人間らしい生活にとって絶対に必要なものだと訴えたいです」

一部「ストーブ欲しかったら働け」という心無い意見もありましたが、さすがにこの状況で働けは酷です。生活保護受給は止む無しでしょう。

しかし北海道では生活保護費以外にも冬季加算として、月に1万2000円ほど別途手当があるようです(石油や灯油等の燃料費用ですが貯金はある程度許されています)。

生活保護費+αから、余裕をもってストーブ代を捻出することはできなかったのかが争点となりそうです。市としては恐らく、ストーブを購入し冬を越せるだけの支給はしてきたはずとの見解ではないでしょうか。

低所得者の中には食費を切り詰めて、暖房器具を購入する方もいます。この受給者に働けと言うつもりは一切ないですが、やるべきことをやった上での裁判なのか引っかかるところもあります。とはいえ無いもんは仕方ありません。死の危険性があった以上何らかの形でストーブ提供するべきだった気がします。

 

8年前には北海道で姉妹が死亡

2012年には姉妹が生活保護を受給できず死亡した事件がありました。

 

裁判費用は税金?

生活保護受給者でも法テラスに相談すれば、「民事法律扶助制度」を利用して裁判を起こすことは可能です。この場合は要は税金です。

彼をたきつけている支援団体がいるのではとの声もありました。

 

ネットの反応まとめ

大半が札幌市への批判でした。

生活保護受給者へ批判的な意見も

家で金稼げるはず

この男性は裁判を起こす元気はあるので、在宅で何らかの仕事はできる可能性が高いです(もうやっているのかもしれませんが、大した収入ではないでしょう)。

昔と違って家で自分のペースにお金を稼ぐ手段は多岐に渡ります。これは別にこの男性に働けと言っているわけではなく、斡旋できる在宅ワークの引き出しが少なすぎる役所や行政に問題があるんじゃないですかね。

日本の場合は、国家予算における生活保護費の比率は先進国の中では低い部類らしいので、現状維持でもいいのかもしれませんが、生活保護受給=悪みたいな状況にもなっているので、恐らくは「本当は働けるのに受給している」という意識を持っている方が多いのでしょう。そこは現状維持では変わらない気がします。次回裁判は4月を予定とのことです。










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