本田圭佑とダルビッシュは似た者同士だと思っていましたが、ここへきてついにそのお二人がセッションした模様です。
本当にこれですよ。
日本が戦争していてたくさんの人が殺されているなかで世界のどの国もが知らんぷりだったらどうするんだろう?って妻と話してました。 https://t.co/0WgFRpx298— ダルビッシュ有(Yu Darvish) (@faridyu) 2018年10月25日
僕も色んな国に好きで行くので、しかも政治やビジネスに関して好きな事言うので、このまま拘束されたりしたら、ホンマにヤバいかもっていつも思ってます。ダルビッシュさん夫婦がいればもっとガツガツいけそうです。 https://t.co/kjwt7XbSM8
— KeisukeHonda(本田圭佑) (@kskgroup2017) 2018年10月26日
「ジャーナリスト安田純平解放」の件についてダルビッシュが「妻と心配していた」とニュアンス的には安田純平が助かって良かったという発言をされた事に対して、本田圭佑がそれに同調した流れですね。
更にダルビッシュも本田圭佑のその発言をリツイートしていたので、ここに「ダルー本田ホットライン」が誕生しました。
その辺の懸念点などについて考えてみます。
アスリートは教養が無い
平均的、一般的な話です。
(私個人の考えです。気に入らない方はスルーしてください。反論も受け付けないです。)
ブログを読んでくださっている方はご存知だと思いますが、私は問答無用でアスリートを尊敬しています。それは間違いないです。ひた向きに一つの事に打ち込み努力する姿は文句の言いようがない程美しいです。
ただ一方で競技ばかりしているわけですから、一般的な教養面で至らない人間が多いのは当たり前の話で、特に現役時代は多少浮世離れしてしまうのはこれはもう不可避の現象です。
ただやっかいな事に有名アスリートは知名度や発言力が高く、中には自分が知っている世界以外のことについても自己主張が強い性格の方がいるわけです。
それが本田圭佑とダルビッシュです。
本田圭佑の政治的発言
この人は本当にやっかいだと思います。
っていうのも別に色んな政治的な考えはあってもいいと思うんです。右寄り左寄りそれも自由です。ただ彼の場合完全に無知な状態で極端な意見を言うので、危険極まりないです。
例えば「南北首脳会談」についてのこの発言
少し遅くなったけど、素晴らしく、歴史的な第一歩。
多くの韓国人と北朝鮮の友人達よ。本当におめでとう!そして乾杯!! pic.twitter.com/JXIkivD8WZ
— KeisukeHonda(本田圭佑) (@kskgroup2017) 2018年5月5日
これもその一例で、北朝鮮の過去の行動を知っているのであれば先日の首脳会談をもって「おめでとう」は明らかに的外れの発言です。北朝鮮はその類の欺きを過去にやってきた国ですよね。
そこは一般常識とまでは思わないので、無知でいることは構わないですが、発言力のある方が発言するのであれば、せめて少しは調べてから発言して欲しいです。
安田純平の人質問題
これについても様々な意見があるでしょう。
ただ前提として「彼は6度も人質になっている」「渡航禁止区域に自ら行っている」これに触れずして安田純平を擁護するのは虫が良すぎます。
それを踏まえた上で彼を擁護するのは一つの意見なので私は尊重しますが、それらの自己責任を見ずしての擁護は、無知か政治活動家か彼の家族かのどれかです。
ダルビッシュの発言
ダルビッシュに関してはこのブログで度々褒めたたえてきました。つまりかなり好きな野球選手です。
発言も今回は首つっこみましたけど、基本的に政治的な発言は少ないです。(彼の場合何故かゴシップネタにクビ突っ込んでるイメージ)
大型契約中に大怪我してシーズン棒に振った状態なのにSNSしまくりや、アメリカにはダンマリなのに日本にばかり不平を言ってるのが多分ファンは不快なんでしょうね。
日本球界に対しての発言自体は概ね正論である事が多いと思いますが、アンチが多いのは理解できます。
トレーニングに関しては心配なのが
ダルビッシュは今でも山本義徳さんと交流があるのね
しかし流石は筋肉博士…このメンバーの中でも凄まじい存在感 pic.twitter.com/iFFwJNsI32— The ram ザ・ラム (@hitujiram) 2015年12月3日
山本義徳さんを信頼している点ですかね。彼の理論はボディビルダー視点なので、糖質制限やビルダー式の増量、減量が野球選手、投手にとっても効果的なのか未知数です。
日本でも同じビルダー視点でアスリートのアドバイザーやってたケビン山崎もそれほど良い結果を齎すことはできませんでした。
二人の実績
お二人ついて色々と黙っていられない性格で似ているとまとめましたが、実績に関しては正反対ですかね。
本田はクラブでの実績は微妙ですが、大舞台では目を見張るほどの活躍をしてくれました。大してダルビッシュは通算では素晴らしい活躍ですが、大舞台では割と情けないです。
(日本人としては、という前提です。)
選手としての評価は基本的にクラブの実績を採用すべきだと考えているので、アスリートとしてはダルビッシュのほうが上、というか比較するレベルにないとすら思ってます。
ということで本田圭佑とダルビッシュについての記事でした。