メキシコから一時帰国するサッカー日本代表の本田圭佑。インタビューに答えてくれた。
「メキシコで得たものを、次の試合ピッチの上でお見せしますよ。」
自信満々の本田であった。
代表での試合に向け帰国する本田
そしてワールドカップ初戦、コロンビア対日本代表の試合が始まった。
本田はメキシコ製の拳銃をピッチに持ち込んでいた。
※ない話じゃありません。っていうのは冗談でフィクションです。監督が代わり恐らく本田選手も代表に復帰するのでメキシコで学んだ技術なりスタイルを是非見せて欲しいです。
本田圭佑の評価
この選手は評価が本当に難しいです。
リーグでは知名度ほど実績がないんですが、要所要所の代表での試合でインパクトのある結果を残しているので、多分ワールドカップの試合ぐらいしか見ない人にはかなりの名選手だと認識されているのではないでしょうか。
(本田選手がクラブでまともに稼働したといえるのは、高いレベルのステージだと実はそれほど多くありません。多分ミランでの10数試合ぐらい。)
存在感みたいなものはありますし、大舞台で強いのも実力ではあります。そして慈善活動にも割と熱心ですし、本田選手なりの信念みたいなものはハッキリと持っている選手で、考え方やそのスタンスは私も結構好きです。
人気と実力は別
ただ存在感と競技内での実績とは切り分けて考えるべきで、例えば超地味なキャラクターのイニエスタやシャビなんかは、見た目は浪人生みたいでしたけど、ピッチ内では凄まじい能力を発揮しましたし、そこは無関係なんですよね。
そんなの分かっていつつも実は混同して評価されがちですし、人気は見えない後援者となって多少能力で劣っていても起用機会や移籍の後押しにもなるなど実はバカにできません。
そしてその人気と実力の乖離が今回の日本代表の監督解任騒動に繋がったとも一部では言われてしまっています。
ハリル解任の黒幕は本田?
無関係とはいえないと思います。
本田選手個人が直接ハリル外しに動いたとは思いませんけど、知名度が日本では突き抜けているので、ここ最近の低視聴率だった日本代表の試合に違う意味で危機感を感じた大人たちが、本田選手なりビッグネームの日本人を使ってくれる都合のいい監督を就任させたとの見方が結構多いようです。
ハリル監督だけでなくコーチ陣も一新され、
【#ハリル #日本代表】ハリル・ジャパンでコーチを務めたジャッキー・ボヌベー氏が協会を訪問。いつもは明るい同氏も、さすがにしんみりしていましたが「日本が大好き。日本の選手と過ごすのが楽しかった」と選手に感謝。最後は笑顔を取り戻し、昼食にかた焼きそばを食べたことを教えてくれました! pic.twitter.com/J4CaluFlZz
— スポーツ報知・サッカー取材班 (@hochi_football) 2018年4月24日
このボヌベーコーチなども一緒にいなくなってしまいます。日本のことを好きといってくれていて胸が痛いですね。日本代表のことは忘れてもかた焼きそばのことは忘れないでください。
本田選手に直接責任はないにも関わらず、あまりに解任理由が不透明なので、ある意味で本田選手も風評被害を受けているのかもしれません。
ただ私の考えとは違ってハリル元監督は、選手の誰かが自身の解任に加担していると考えているらしく、入念に27日の会見に向けて準備しているみたいです。多分ワールドカップのためにしていた準備以上に入念に準備しているはずです。
本田選手は日本代表に必要?
私は今の代表には必要ないと思います。
1トップなら大迫勇也選手のほうが機能すると思いますし、サイドではスピード不足でやはり浅野拓磨など他の選手のほうが使い勝手がいいような気がします。
以前の本田選手はフィジカルが強く日本人では珍しいタイプだったので、クラブではともかく代表ではうまく機能する事も多かったのですが、最近は年齢的な衰えで以前ほどボールが収まらなくなっていますし、使い道はかなり限られるのではないでしょうか。
それでも召集されて先発で使うという状況になれば、その中で最善の選択をしなければいけませんし、西野監督には板挟みの中でうまく戦術を立てて欲しいと思います。