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【MLB】柳賢振サイヤングへ 年俸20億のドジャース投手 FA2020年に大型契約視野

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韓国人投手の柳賢振(ドジャース)がアジア人初のサイヤング賞受賞に向けてナリーグを突っ走っています。

この調子をシーズン終了まで維持できればほぼ確実に、多少ペースが落ちてもかなり貯金しているのでこのままサイヤング投手になってしまいそうな状況まで来ています。

↑ 2019年度の柳賢振の投球ハイライト動画。

元々コントロールは良かったんですが、怪我が多いのとドジャースはリリーフ陣が優秀だったので、先発ローテーションはカーショウ以外6回前に降板することも多く、32歳の今までそれほど目立った成績は残していません。チームメイトの前田健太とどっこいどっこいの成績でしょうか。

今季からこの覚醒ぶりは何があったのでしょうか。

 

柳賢振の成績を振り返る

左から投球回、防御率、whip

2013  192     3.00     1.20
2014  152   3.38     1.19
2016   4.2   11.57     2.14
2017  126.2  3.77       1.37
2018   82.1     1.97     1.01

何気に2018年から実は覚醒しつつありました。去年は稼働率こそ低いですが、怪我明けからシーズン跨いで今期27登板までの成績は、16勝4敗防御率1.66、イニング162.1回 、K/BB8.00という完全にサイヤング賞クラスの成績を残しています。

特筆すべきはやはりそのコントロールでしょうか。K/BB8.00はクローザー時代の上原浩治には劣るものの、先発投手陣の中では異常に優れた数値です。

球の回転数も凡庸ですし、決して無茶苦茶な球を投げているわけではないのですが、やはり投手は制球力こそ最も大切だと再認識させられます。

 

2019年の投球が異常

6月12日の段階で、

防御率1.36(リーグ1位)
投球回86回(リーグ8位)
勝利数 9勝(リーグ1位)
奪三振77(リーグ18位)
war3.6(リーグ1位)

と圧倒的にサイヤング賞に近い位置にいます。

現時点でライバルといえるのカスティーヨ、バーランダーあたりですが、彼らは防御率2点台なので、これから柳賢振がかなり失速しない限りアジア人初のサイヤング賞受賞となりそうです。

ちなみに今期の投球比率

4シーム     31.3%
チェンジアップ 25.9%
カッター     20.3%
2シーム     12.1%
カーブボール  10.1%
スライダー    0.3%

球速は決して速くないですが、チェンジアップを効果的に使って緩急をつけています。

フライボール革命はHRを増やしまくりましたが、アッパースイングが主流となったのは全体的に沈むボールを投げる傾向にある柳賢振にとって逆にいい時代なのかもしれません。同じアジア人として応援‥したいところですが現在の韓国との関係を考えると日本人はやや複雑な感情でしょうか。

とはいえMLBファンとしては優れた投手は大歓迎です。恐らく柳賢振は薬物を使わないタイプの選手でしょうし、MLBにとっても技巧派の柳賢振はちょっとした研究材料になりそうです。

 

日本人野球ファンの反応は

2020年の契約が凄い事になりそう

柳賢振にとって運がいい事に、今年の契約は単年契約です。この勢いでシーズンを終えることができれば来季以降は3500万ドル級の契約を勝ち取ることができるでしょう。

(去年積極的に獲得に動くチームがなく、ドジャースも余りものを引き取る感じでまさかここまで活躍するとは誰も思ってませんでした。)

年齢的にも大型契約のラストチャンスなので、2019年度の単年契約は柳賢振のモチベーションにもいい影響があったのでしょう。大型契約を結んで初年度はサボるという理想の展開も見えてきました。

ドジャースは大エースカーショウが衰えて来てどうなることかと思ったんですが、柳賢振の覚醒によって問題なくリーグ戦はクリアできそうです。打者陣もベリンジャーの再覚醒やターナーの安定ぶりとリーグ屈指なので、鬼門となっているポストシーズンを勝ち抜いてワールドシリーズ制覇と行きたいところです。

優勝しないと一昨年戦犯となった日本人のダルビッシュがずっと文句を言われ続けてしまうこともありますし、あとは前田健太もいますので個人的にはドジャースを応援しています。柳賢振の勢いはどこまで続くのでしょうか。見守りましょう。




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