マリナーズに所属するイチロー選手が引退する意向を明らかにしました。メジャーリーグオタの私も心にポッカリ穴が開いたような状況です。
引退に関する情報やイチローのMLBでの偉業は別の記事で詳しく言及するとして、今日はアスレチックスvsマリナーズを放送していた日テレ、そして試合の主審に対して怒りを覚えましたのでここで吐き出します。
日テレは地上波放送しろ!
ちょっとこれは信じられないですね。イチローですよ?
MLB引退後、資格所有1年目での殿堂入り当確、WBCで日本を感動の渦に包んだイチローの最後の試合を地上波で放送せず、BS日テレのサブCHで放送というのは理解不能でした。久しぶりにテレビに対して怒りを覚えました。
(私が視聴できなかったとかではないです。メジャーリーグを見るためNHK受信料はきっちり払ってBSとダゾーンに加入してます。)
日本の至宝とも言ってもいい偉大な人物の最後を、よく分からない「九死に一生スペシャル」で放送中断って何を考えてるんでしょうか。九死に一生とか言ってるけど野球は二死までしか許されないんで野球の方が凄いんですよ。
ちなみに九死に一生スペシャルのMCは名倉と辛坊治郎です。辛坊さんアンタ遭難しとったやないか!
これに対してはデーブスペクターや野球ファンも苦言を呈していました。
イチローの野球中継を中断するほどの番組ですか?
— デーブ・スペクター (@dave_spector) 2019年3月21日
日テレの地上波無能すぎ
何が九死に一生を体験だよ
どうせ映像見て芸能人が反応して終わりみたいなしょーもない番組でしょ?
イチローを見せろよバカ
サッカーなら延長延長するくせに野球だけ中途半端に終わりやがって差別するな pic.twitter.com/5DXKifHriw
— 岡田 ユータ ™ (@Y_okada_6_8) 2019年3月21日
イチローを、見ないのか。
と、煽るようなコピーをつけておいて、地上波は試合の途中で終了。
イチローを、映さないのか。
と、日テレに言いたい。— やもり (@Gecko1515) 2019年3月21日
いやまあ事情があるのは分かるんです。急な記者会見の発表だったので、タイミング的に正規の手順を踏んでいたら番組を差し替える時間がなかったのでしょう。ただそうはいっても、誰かが力業で編成を変更するぐらいの気概を見せて欲しかったです。
地上波にはもはや何の期待もしていないはずでしたが、こうやってストレスを感じるということは私もまだテレビに期待してたんですね。まあ公共の電波なわけですから、多少の批判は受け入れて欲しいです。
※引退会見も良く分からないバラエティ番組の放送時間になったため、良いところで切り上げていました。
主審!!ボールだろ!
イチローの第三打席の動画
こちらは画像。
今日のイチローは4打席入りましたが、この第三打席目が最後になる可能性も高かったです。そんな状況にも関わらず血も涙もない審判は、イチローが見逃したボールをあっさりストライク判定してイチローはあえなく見逃し三振となってしまいました。
これは・・・アメリカ人の主審さん!ボールでいいじゃないですか!忖度してくれたっていいじゃないですか!
まあ画像や動画を検証するとストライクです・・・ですがMLBの162試合のうち1試合のたった一打席のたったの一球ですらこんなシビアな判定をするなんて、私はさすがアメリカだと思いました。
日本と違って本当に実力主義の世界です。まあそんなMLBが好きで見ているわけですし、この判定はストライクですよね。日テレへの怒りと違ってこれは私が筋違いなのは承知しています。それでもちょっと待って優しくしてよと思ってしまいました。
なぜ見逃したのか
打席ではかなりの早打ちというのがイチローの大きな特徴です。
このスタイルは四球が少なく球数を放らせないデメリットと、三振が少ないメリットと一長一短あるわけですが、そんなイチローが見逃しの三振ですからね。手が出なかったのか選球眼が衰えたのか分かりませんが、普通の選手の見逃し三振とはわけが違います。
早打ちで打ちたがりの傾向にあるイチローがこのような形で見逃し三振になったのはやはりもう相当に衰えてしまったんだなあと感じさせました。
最後の背面キャッチ
歓声すごい!イチローの背面キャッチ。これぞプロ野球#メジャー #開幕戦 pic.twitter.com/HDUIknIVBz
— 拙者柴犬。 (@tokotokoumez) 2019年3月21日
19年振りに生で見たイチロー選手の背面キャッチ! pic.twitter.com/3bnB9MRyUI
— ®️V・I・Pなやっちゃん®️ (@yasu51vk) 2019年3月21日
簡単そうに見えますがプロでもそうそうできません。
イチローの残した偉業
イチロー メジャーリーグ記録
首位打者2回
盗塁王
シルバースラッガー賞3回
新人王
MVP
新人シーズン最多安打242本
シーズン安打記録262本
10年連続200安打以上
日米通算4257安打
メジャー3000本安打
シーズン3度月間50安打
41連続盗塁成功
10年連続ゴールデングラブ賞#イチロー— 碧羽音恩 (@Neon_Aoba) 2019年3月21日
WBCでの活躍
大会の権威は今でこそ地に落ちましたが、当時は世界大会として日本と韓国では盛り上がっていました。
大会中低迷していたイチローが最後の最後、ビッグチャンスをものにした打席は日本中を感動させてくれました。
確かにアメリカでは毛ほども盛り上がっていないWBCでしたが、日本で盛り上がってたんだからそれでいいじゃないかと思います。
ファンの反応
イチローの最大の実力は「故障をしない」事ですよね
パフォーマンスは超人的に飛び抜けていたわけでは無かったと思いますけど、とにかく大きな怪我をしなかった
全盛期から脚が壊れたら引退が近付くと言われていましたが、その前に動体視力から衰えが来てしまった辺りにある種の恐ろしさを感じます— TAT(TOH) (@trsyoshies02) 2019年3月21日
東京ドームで見てたら涙無しでは見れないですよ。
2006年のWBCでのイチローの活躍した姿、日本で、そしてアメリカで、叫んでたり、シャンパンファイトでのはっちゃけぶり・・イチロー無しでは優勝は語れないですわ— たかみやじ (@takamiyaji37) 2019年3月21日
イチローにしても、稼頭央にしても、おそらく筋力は全く衰えていないんだと思う。四十路半ばに差し掛かって辛いのは視力、とくに動体視力。これだけは予防こそすれ、鍛えるのはなかなかキツい……などと筋力の無い四十路が呟く説得力の無さ。😅
— Cape_SAVELions⚾️329ヤフド開幕戦vsH (@Cape_Lions) 2019年3月21日
まとめ
イチロー選手長い現役生活お疲れ様でした。
一部アンチの方が言っているように、MLBとセイバーのデータをじっくり見ていると、日本で報道されているイチローの姿と、等身大の実力のギャップは確かに感じます。ただ今日だけは不世出のイチロー選手お疲れ様で良いですよね。引退の日にネガティブな言葉は必要ありません。
WBC韓国戦でのヒット、史上初オールスターでのランニングホームランと記録だけでなく記憶にも残る素晴らしい選手でした。本当にお疲れ様でした。