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伊調馨敗れる 川井梨紗子が階級を下げた理由 東京五輪金メダルへ

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「レスリング・全日本選手権」が行われ、パワハラ問題などで注目されていた伊調薫と川井梨紗子が57kg級の初戦で対決し、後輩の川井梨紗子が2-1で勝利。伊調薫は17年ぶりの国内大会敗北となりました。

※全日本選手権の決勝では伊調馨が勝利し優勝、東京五輪を目指すと宣言されました。しかし7月6日の世界選手権への切符をかけた無観客試合で今度は川井梨紗子が勝利。東京五輪へは川井梨紗子が王手となりました。(世界選手権でメダル獲得で決定です)

金メダリストの対決に敗れ記録も70連勝でストップ。ただし連勝記録は五輪本選で逆にプレッシャーになったりもするので、いいガス抜きになったかもしれません。

今回は川井梨紗子選手の階級に注目が集まりました。

 

川井梨紗子はなぜ階級を下げたのか

川井梨紗子は北京オリンピックでは、63kg級での金メダル獲得だったので、今回は6kg近く体重を減らしていることになります。

一部ではこれも水面下で続いている派閥闘争の一部で、「伊調潰し」とも言われていますが、これは「女子レスリングの階級規定変更」と「妹との兼ね合い」が理由で、伊調は関係ないと思います。

 

女子レスリングの階級規定変更

東京五輪から女子レスリングの階級が変更されます。

新たな階級は50、53、57、62、68、76キロ級で、北京五輪で金メダルを獲得した登坂絵莉の48kg級、伊調馨の58kg級、川井梨紗子の63kg級、土性沙羅の69kg級は全て廃止されるため、有力選手は皆階級の変更を余儀なくされます。

川井梨紗子は62kg級に上げることもできたはずですが、その階級には妹の川井友香子選手がいるため、消去用(といっても自信はあるでしょうが)で57kg級で出場する運びとなったんだと思います。

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選手層が厚すぎる

女子レスリングの選手層が厚すぎる(厳密にいえば世界の層が薄すぎて相対的に日本国内のレベルが高くなっているだけですが)ので、ほとんどの階級に日本人有力選手がいて、恐らくは本人の意向だけで階級を選べていない気がします。

これは派閥争いというより、どの体制となっても日本全体としての総力を考えると必然的に派生する問題かなと思います。(57キロで100%の力を発揮できる選手を4人集めるより、多少能力が落ちても別の階級にバラけさせるほうが日本には得です。)

完全な個人競技ですが、国というチームにどうしても影響は受けてしまいますね。アマチュアは特にそういう傾向にあります。

 

【動画】伊調馨vs川井梨紗子 5年前の対決~

2013年に全日本選手権で対決したときは、伊調馨のフォール勝ちでした。騒動の影響や加齢による衰えもあるので、今回の敗北は必然ですかね。

伊調馨にも多少の批判はありますが、4連覇の偉業は凄まじいことです。

 

ネットの反応

負けてニュースになるのは超一流の証だね

至学館 & 栄さんの敵討ち

層が滅茶苦茶薄い競技だから、強い相手と戦ったのってこれが初めてなのでは?

 

まとめ

野村忠弘が4連覇目の五輪に出場できなかったときも、代わりに代表になった平岡拓晃が叩かれていましたが、仮に伊調が東京五輪代表になれなくとも、あの北京五輪の時のようにはなってほしくないですね。

(あの時は野村忠弘本人も敗北した平岡をディスっててがっかりしました)

一応栄元監督が名誉棄損の裁判を起こしていますが、この問題は一応解決しているので吉田沙保里や栄門下生だった女子レスリング選手たちを叩くのもお門違いのような気がします。個人的には5連覇の偉業を残してほしいので、何とかうまく代表の座をつかんでほしいです。














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