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認知症テストの欠陥を医師が指摘 池袋事故の運転手も免許返納必要なし

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母娘の命を奪った池袋事故の運転手、飯塚幸三氏が、免許更新時に75歳以上に義務付けられている「認知症テスト」を受け問題なしとの判断を受けていた事が明らかになりました。

池袋での暴走の2年前にこの認知機能検査を受けたとのことなので、85歳でテストをクリアしたことになります。

しかしながらドライブレコーダーに残された音声や、ハンドルを離して暴走していた状況等をみるに、本当に運転するに足る能力があったのかか疑問視されています。

 

認知症機能検査の結果

免許更新時に行われる認知症テストは3つの結果に分類されます。

認知機能の低下のおそれなし【第3分類】
認知機能の低下のおそれ【第2分類】
認知症のおそれ【第1分類】

飯塚幸三さんは第三分類、つまり認知機能低下の恐れなしというお墨付きを、公安委員会と警察にもらっていたことになります。

確かに期間が空いたのは問題ですが、85歳時点で認知症低下の恐れなしと公的機関から言われたら、自信過剰になってしまうのかもしれません。(健康状態も優良で、事故後に行われた警視庁の調査でも「持病はない」とお話しているそうです。)

高齢者は運転に対し自信過剰気味になっている傾向もあります。

飯塚幸三氏を庇うわけではないですが、こういった高齢者達を管理しきれていないのは、国の制度にも問題がありそうです。

認知症テスト

一般的な認知症テストは以下のようなことが行われています。

(認知症テスト 東京研修センター 認知症介護研究)

電話番号や自分の家の住所を記憶しているとか、最近のことを忘れっぽくなったとかの基本的なことや、電化製品の使い方やテレビの内容を理解できるかなど、認知症の兆候を知ることもできます。

 

医者の意見

認知症テストそのものというよりも、免許更新時や交通事故時にテストを促された場合の仕組みに欠陥があると、とある医師がツイッターにて問題点を指摘していました。

認知症の免許返納の誘導のためのシステムが、形骸化してるとのこと。全てを馬鹿正直に取り合って厳格な検査をしていたら、病院はやってられない実態があるようです。

この辺は法律によって強制力を持たせて、なぁなぁになっている現状を変える必要がありそうです。

ネットの反応

車を運転していた理由

事故を起こした飯塚幸三氏は、どうも高齢になり足が不自由になったため、車での移動に頼らざるを得ない状況になっていたようです。

そのため暴走時にうまくブレーキを踏むことができなかった可能性も考えられます。しかし言ってみれば自分が楽をするために他人の命を奪うことになってしまったわけですから、何かを諦めることも必要だったように思います。

定期的に高齢者の暴走事故が起きているので、免許返納の義務化や、免許更新時のテストについて少し改める時期になっているのかもしれません。









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