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井上尚弥vsドネア レフェリーの判断と判定 松本人志もツイッターで批判

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井上尚弥選手とノニトドネア選手の試合でのレフェリーの行動が物議を醸しています。

問題となったのは11R、井上尚弥がダウンを奪った場面。レフェリーがまだダウンと断定できない段階で割って入り、なおかつ10カウントとったにも関わらずKOとしなかったことに、日本のボクシングファンから疑問の声が上がっていました。

↑ 問題となった場面の動画。ツイッターの方が見やすいかも。

芸能人のボクシングファンの中にも怒り気味に声を上げている方がいました。我らが松本人志さんもこの件に触れツイッターで賛同を集めています。

ではこのレフリーの判断と、試合の判定結果について考えてみます。

 

レフェリー判断。10カウント見逃しは止む無し

結論から申し上げますと、10カウントでKOとならなかったのは仕方ないです。ビッグマッチでは審判が空気を読んで10カウント相当の時間がたっても試合を止めないです。これは良くあるとかのレベルじゃなくて原則まず10カウントぴったりで止めることはありません。

つい先日にもこの露骨な忖度裁定がビッグマッチでありました。

22分20秒でスター選手のアンソニージョシュアがダウンを喫している場面ですが、10カウント後に全くファイティングポーズをとっていないのに暫くレフェリーは待っていました。(結局その後TKOとなりますが)

この曖昧な10カウントの扱いは公式ルールでは間違いなのですが、現場レベルでは違う運用となっています。これはボクシングに限った話ではないですね。サッカーや野球でも帳尻合わせがまかり通っていますし、一般社会でも原付の30キロという速度制限を警官は原則見逃しています。一応そうやって最後の調整をやっている次第というわけです。

ということで井上尚弥対ドネアの試合も10カウント自体は変じゃないです。松本人志さんもボクシング好きなので恐らくは分かった上で、井上尚弥選手への援護射撃という意味の発言だったと思います。

 

割って入ったのは変

今回のレフェリーの判断で間違っていたのは、ドネアが背中を向けた段階で井上尚弥とドネアの間に割って入り追撃を阻んだ点ですかね。立った状態で割って入るなら、スタンディングダウン改めスタンディングカウントをとるかそのままTKOにしなければいけません。

ここは明確にレフェリーのミスだったと思います。どうもローブローと勘違いした説もあるようです。

即座にスタンディングカウントをとっていれば、さすがにレフェリーの裁量を超えたレベルの明確な10カウントとなっていたかもしれませんし、追撃を邪魔されなければドネアに決定的なダメージを与えることができたかもしれません。

どっちにせよ若干この神試合に水を差す微妙なレフェリーの判断となってしまいました。仮に12ラウンドにドネアの一発で逆転KOとかになっていればかなり問題になっていたと思います。レフェリーは井上尚弥に助けられました。

(ただし井上の目のカットもドクターチェックが入らなかったのでドネア贔屓や買収だのとは一切思わないです)

 

井上尚弥はこれから本当のスターに

↑ 試合後の井上尚弥選手。かっこいい。

超無理やり井上尚弥にケチをつけるとすれば、キャラクターに癖がないということぐらいですが、もはやそんなこと小事といえる選手になってきました。これからボクシングの枠を超えて騒がれる存在になるはずです。

(海外ではバンタム級はスターになれない階級ですが、井上尚弥選手に変えて欲しいです。強引に階級を上げて敗北のパターンは辞めて欲しいです。まあクレバーな選手なので大丈夫でしょう。)

亀田興毅さんの残した40%というでたらめな視聴率を超えられないのが残念ですが、多分今回の試合は20%はいってくれるはず。できれば25%お願いしたいところです。※視聴率平均は15%、瞬間最高で20%という厳しい結果でした。無念です。

 

ネットの反応

大差となった判定について

最後の判定は3-0で結構大差でした。ダウンがなくても2-1で井上尚弥の勝利という3人の判断です。これについてはダウンがなければ劣勢だったのは井上尚弥、ホームタウンデシジョンという声もありました。

私の試合直後の感想は、『十中八九井上の判定勝利。ダウンがなくても井上尚弥有利だけど仮にダウンがなければ負けにされても文句はいえない』程度のものでした。

ただし試合後のデータを見てみると、「ダウンがなくても井上の明確な判定勝利」が正しい判断でした。

有効打やパワーパンチなどより的確にナックルをヒットさせていたのは明確に井上尚弥選手の方でした。昔はこの手のデータがなかったのですが便利な時代になりました。

試合後にあれだけ私のパンチを貰って立っていたのはイノウエが初めてみたいなこと言ってましたが、井上のパンチをこれだけ貰ってたっていたドネアの耐久力にも驚きです。ということで今回の試合の結論は、レフェリーの判断はややおかしいが許容範囲内、判定は極めて妥当な結果というお話でした。




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