ジョンベネ殺害事件について有力な情報が発覚しました。
未解決時間として、テレビ番組での特集も定期的に行われていた通称「ジョンベネ殺害事件」は、現在別の容疑で服役中の男が犯行を認める手紙を書いたことで新情報が明らかになりました。
【ジョンベネ動画あり】ジョンベネ殺害事件で、遂に真犯人が殺害を自供か?……児童ポルノ所持で収監中の男が22年前のジョンベネ殺害を手紙で自供https://t.co/JfSlRHHe6Q#ジョンベネ殺害事件 #児童ポルノ所持 #米犯罪 #アメリカ社会
— ニューズウィーク日本版 (@Newsweek_JAPAN) 2019年1月11日
ゲーリー・オリバー受刑者は事件後容疑者として疑われていたものの、立件を見送られた経緯があります。
2016年に児童ポルノ所持容疑で逮捕され、現在はコロラド州の刑務所に服役中。友人に送った手紙がジョンベネ殺害について認める内容であったようです。未来のない犯罪者の虚言でなければ、これまで散々疑われてきたジョンベネの父親と兄は、ようやく心の重荷を一つ下すことができるかもしれません。
ジョンベネちゃん殺害事件
クリスマスパーティに出席したジョンベネ一家はパーティが終わると帰宅。眠っていたジョンベネを父親が抱きかかえベッドに寝かせました。
翌朝、ボルダー警察署にジョンベネの母親から「娘が誘拐された」と通報。
自宅の階段に犯人からの脅迫状が置かれており、それを発見した父親が捜査官などに見せたところ、「警察には連絡するな。午前8時から10時頃に連絡する。警察に連絡したら娘を殺す。金を用意しろ」などと書かれていました。
その後犯人からの連絡はなく、捜査官が再度家の中を探した結果、最初の調査で確認を怠った地下室からジョンベネちゃんの遺体を発見。ジョンベネちゃんは性的暴行も加えられており、体に精子も付着していたらしいのですが、父親が捜査官の前でその精子をふき取るなどして捜査が難航し、未解決事件となっていました。
当時ジョンベネちゃんは美少女コンテストで優勝するなど、海を越えて日本でも大きく注目された事件です。
ゲーリー・オリバーの主張
今回真犯人として名前が挙がっている人物です。
別件でも児童ポルノ所持容疑だったので、所謂ロリコンの性癖を持っており、殺害に関与した動機は十分です。
彼によると、死んだのは事故で殺意はなかったと述べているようです。
「私はジョンベネちゃんを愛したようにだれかを愛したことはない。でも、彼女を滑らせ転倒させてしまい、彼女は頭を強く打ち、私の見ている前で死んだ。事故だった。信じてほしい」
「ジョンベネちゃんは完全に私を変えてくれた。私からすべての悪を取り除いてくれた」
↑ 手紙の内容。
既にアメリカの警察は手紙の存在と内容については認めています。
オリバー受刑者は事件当時、ジョンベネ家のすぐ近くに住んでおり、2016年の逮捕時にもジョンベネ画像が保存された携帯電話を所持していたとのこと。
(逆にいうとジョンベネに心酔するあまり虚言の可能性も残っています。)
2006年にも犯行を自供する別人が逮捕されましたが事実とは異なりましたので、証拠や整合性がとれるまではまだ断定することはできません。
↑ 2006年にタイで逮捕され釈放されたジョン・マーク・カー。自供するも虚言と判断されました。
残されたDNA
ジョンベネちゃんの遺体からは犯人と思われる人間のDNAが発見されました。
警察は当然DNAを保存しているでしょうから、一時は容疑者として名前があがったゲーリー・オリバーのDNAとの照合は無かったのかという疑問はあります。
更にいうと捜査で行われたDNAの鑑定は、『タッチDNA』という最新の鑑定技術で、どうも事件の犯人を特定できるような種類のものではないらしいです。
タッチDNA
微量の細胞からDNAを採取して鑑定する非常に精度の高い技術だが、 大勢の人が触れたモノには、たくさんのDNAが付着する可能性がある。 しかも洗濯しても残っている場合もあり、たとえ新品の衣類でも工場の製造過程や包装の際に触れた作業員のDNAが付着し、検出される可能性もある
DNA鑑定自体は精密ですが、上記のような背景もあるため、ラリー・シラーという著名なジャーナリストらは、DAN鑑定で無罪が警察から発表されたあとも、母親のパッツィを疑い続けていました。
疑われた家族
事件直後すぐに家族が疑われ、DNA鑑定で潔白が証明されてからも、メディアやネットでは疑いが晴れることはありませんでした。
法医学者の上野正彦などは犯行は大人の力ではなく、子供によるものと考え、元主任捜査官であるジェームス・コラーも兄の犯行説を唱えていました。
兄貴犯行説が有力
兄が持っていた鉄道模型のおもちゃの連結部分とジョンベネちゃんの遺体の傷が一致した
父親が怪しい
ネットでは今なお上記のようなことが言われていました。何れも母親、父親、兄の3名の誰かが疑われており、結局のところ確定情報は少なく、面白おかしく書き立てられていた側面のほうが大きいです。
今度こそ犯人が特定されるといいですね。
ネットの反応
ジョンベネちゃん殺害事件で、父親や家族を疑ってたマスゴミは、今すぐに謝罪すべき。日本の週刊誌だって、書きたててたからね。
— 宇都江和日子 (@TNOQi55iyNWw8AT) 2019年1月11日
口はガムテープで塞がれ、首絞められて性的暴行の跡もあったのに、事故といわれてもな。そもそもデイリーメール紙か…。「彼女を滑らせ転倒させてしまい、彼女は頭を強く打ち、私の見ている前で死んだ。事故だった」 / “54歳男、ジョンベネ…” https://t.co/Zize9kfpzO
— 深町秋生・1/10「探偵は女手ひとつ」文庫化 (@ash0966) 2019年1月11日
うわー、ついに犯人分かったのか。おかしい奴って綺麗な言葉で正当化しようとするんだよな。
「ジョンベネちゃんは完全に私を変えてくれた。私からすべての悪を取り除いてくれた」
54歳男、ジョンベネちゃん殺害関与認める 「事故だった」 https://t.co/aU2r0vp5za
— Satoshi Yoshida (@satoshiyoshida_) 2019年1月11日
>ジョンベネの美しい顔、輝くように美しい肌、女神のような素晴らしい体を一目見て、他の子どもたちを殺害した私が間違っていたことを悟った
え?
他の子供達?
こいつ、今まで何人あやめているの?— かほぽよ (@xxshellie_mayxx) 2019年1月11日
残念ながら余りにも遅いよ。何で今なのか。
— papa19610103 (@twpapa19610103) 2019年1月11日
生まれる前だった私でも知ってる有名な事件ですよね。
犯人も今更?ふざけんなよ‼️😡😡😡😡😡😡— 沙也加(プログラマー・トレーダー) (@da1121sa) 2019年1月11日
家族が犯人でないことは、2008年7月9日のDNA鑑定ですでに明らかになってるはずだよ。だから、もうこの段階で「犯人でないこと」は確定してるはず。
— 宇都江和日子 (@TNOQi55iyNWw8AT) 2019年1月11日
まとめ
日本でも山下画伯と面白おかしく騒がれた父親が全くの無罪だった「香川・坂出3人殺害事件」がありました。疑われ失った時間や人間関係などは戻りませんが、せめて解決して救いにはなってほしいと思います。