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金田正一死去 落合博満との仲 通算勝利数400で名球会設立

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かねやんの愛称で親しまれた金田正一さんが敗血症のため、86歳で死去されました。通算400勝をあげたプロ野球界のレジェンドの死に多くのファンが悲しみに暮れていました。

金田正一さんの偉業や立ち上げた名球会、落合博満との仲など紹介します。

巨人と国鉄でプレーしました。

ついこの前まで元気だったのでかなり驚きました。年をとっても大衆に迎合しない強気な姿勢はプロ野球選手時代と変わらず、いつ見ても我々が知る金田正一のままでした。(一部老害という意見もありますが個人的にはこういうOBにはいて欲しいです)

そういえば以前ダルビッシュが2012年にポスティングでMLBテキサスレンジャーズに移籍した際、アメリカのメディアから『金田正一は生きているのか?』とダルビッシュに質問されていました。(勿論ダルビッシュは生きてますと答えています)

王貞治もそうですが、レベルの低いNPBといえど前人未到の記録に関してはメジャーリーグも一目置いているようです。ちなみに金田正一さんはワシがメジャーにいったら年俸30億円以上は貰えると豪語していました。

 

最後のメディア出演

2018年サンデーモーニングが最後のテレビ出演だと思います。MLBワールドシリーズの話題を日本で大きく取り扱う必要がないと発言しプチ炎上していました。

11月には司会関口宏さんの特番にも出演されています。星野仙一さんもそうですが元気な姿をついこの前まで見ていただけにかなりショックです。

 

金田正一の偉業

通算400勝はあまりにも有名です。ローテーションが確立された今となっては更新するのが不可能な記録です。(逆に負け数298敗も歴代最多です。といっても金田正一さんは国鉄という弱小球団で投げていたので負け込むのも仕方ないです。)

400勝に関しては、晩年はリリーフ登板して先発投手の勝利権利を横取りするなど横暴もあったようですが(救援勝利 が132)、消化したイニングも踏まえると、2位の米田哲也さんが350勝ということを考慮しても異次元の数字だと思います。

その他の記録は以下。

14年連続300投球回以上

14年連続20勝

8年連続20完投以上

通算5526.2投球回

通算4490奪三振

24歳309日で通算200勝到達

64.1イニング連続無失点

投手として必要な能力を全て持っていました。特に頑丈さは歴代でも1番だと思います。これだけ投げて壊れず晩年もピンピンしていました。

ウエイトトレーニングには否定的ですが、投手のコンディションが割と適当に管理されてた時代に、肩を冷やさないよう徹底したりタバコも嫌うなど、スポーツ医学を積極的に考案し自身で実践していました。

当時は誰も真似していませんでしたが、金田正一だけがやっていた事の一部は、今の投手にとって常識になっています。粗野な人間にも見えますが、かなりクレバーなタイプだったことが伺えます。(投球直後は冷やすアイシングが現在主流なので、今とは違うこともありますが、人が考えの及ばない事で試行錯誤していたのは凄いです。)

 

甥っ子は金石昭人

PL学園の金石昭人さんは甥っ子です。

陣内貴美子と結婚されました。金田正一さん曰く、子供と甥っ子たちを集めてボールを投げさせて、唯一高い才能を感じたのが金石昭人さんだったそうです。それだけで分かる金田正一さんに驚いた記憶があります。

子供より甥っ子のほうが才能があったといえば、原辰徳監督も息子より甥の菅野智之が大成しました。本音を言えば息子に才能があってほしかったと思いますが、芸能界と違い七光りが通用しない世界なのでどうしようもありません。

ちなみに息子さんは金田賢一さんという俳優さんです。

 

名球会の設立

打者は2000安打、投手は200勝か250セーブという条件で入会できる名球会を設立したことでも有名です。(現在は退陣しています。他のOBにクーデターで追い出された説が濃厚です。)

この功績も偉大ですが、打者に比べて投手の200勝の敷居が高すぎるという声も少なくありません。打者は定期的に2000本安打達成者がいますが、(投手は現役だと田中将大にチャンスがありそうなぐらいでダルビッシュも到達が難しそうなレベルです。松坂大輔も恐らく無理です。)

メジャーリーグの殿堂のように柔軟に対応できるシステムの方がファンは納得するかもしれません。

 

ファンの反応

嫌われ者でもありましたが、道に反したことをしたわけではありません。ブルゾンちえみさんなどは売れない時代から優しくしてもらっていたそうです。多少は嫌われ者を演じていた節もあるのかもしれません。皆さん悲しんでいました。

落合博満との仲

落合博満が新人の頃に打撃フォームを否定されたことが発端となって長い事2人の間には確執があったと言われています。落合博満曰く「社会人上がりじゃなく高卒だったら潰されてた」みたいなことをおっしゃっていました。

それ以降は金田と呼び捨て呼ばわりしたり、名球会入りを拒否したりと、その関係性はファンに面白がられていました。

とはいえ晩年は落合博満も金田さんとさん付けで呼ぶようになっていましたし、一説には普通に近所付き合いしていたという話もあります。お互い成功した大人なので、時間がたてばどうでもよくなったのかもしれません。

最近はプロ野球選手同士皆仲良くなっているので、こういう古き良きやり合いもなかなか見られなくなりました。これも時代でしょうか。しかし金田正一さんの素晴らしい記録はいつまでも残るでしょう。ご冥福をお祈り致します。




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