韓国代表負けてしまいました。これで地力でのグループリーグ突破は不可能に。
負けてしまうのは仕方ないとして、とにかくプレーが荒かったですね。まあその辺のことは後述するとして、まずは試合内容から。
メキシコが強い
メキシコは今大会強いですね。
E組の突破国と当たるので、恐らくブラジルとスイスになるんでしょうか。できればブラジルは避けたいところでしょうけど、メキシコとブラジルの国際試合の通算成績は決して悪くありません。
メキシコvsブラジル通算成績
メキシコの10勝7分23敗と決して悪くはないので、いつものベスト16の壁を破るかもしれません。
(といってもw杯じゃ未勝利ですけど)
まあブラジルを、避けるに越したことはないので、あとは運ですね。ドイツとブラジルの試合結果にも左右されますし、メキシコとしては1位通過を目指すだけでしょう。
カウンターサッカー
(2点目の動画。見事なカウンターでした。決めたのはチャチャリートことハビエル・エルナンデス)
メキシコの韓国戦でのカウンターアタックが、ドイツを沈めた一撃と全く同じ形でしびれた。
初戦に続きカウンターが決勝点に。
数えきれない程この形を練習してきたのだと思う。 pic.twitter.com/MgHQZR7PYx
— ケーゴ (@Kgo_Number10) 2018年6月23日
相手に攻めさせて、その返す刀で反撃するカウンターサッカーに特化してます。
なので序盤は韓国もあまり攻めてくれなくて拮抗していましたが、メキシコが1点とってからは、韓国がやや前のめりになってくれてそこからは終始メキシコペースでした。
韓国はソンフンミンぐらいしか怖くなかったので、メキシコのサッカーファンは安心して見てたんじゃないでしょうか。(キーパーチョ・ヒョンウも1戦目に続き良かったです)
ラフプレーが多すぎ
韓国は本当にラフプレーが過ぎました。メキシコはフリーキックを23回も蹴ることに(笑)
あのエルナンデスも激怒していたぐらいですし、熱いのはいいんですけど、ルールは守らなくてはいけません。審判も終盤ようやくカードだして試合をコントロールしようとしてましたけど、ちょっと遅すぎです。あまりに激しすぎました。
これが一番危険でしたかね、韓国のメッシことイ・スンウ選手が後ろから接近して
足払い。
滅茶苦茶危ないファールです。これはレッドでもおかしくない反則でした
特に2点とられてからは更に加速して、メキシコの選手も相当困惑していました。
ブラジルも昨日の試合で焦り始めてから、相当イラ立っていましたけど、相手選手に矛先を向けたりはしませんでした。
この辺は韓国代表も、あとは審判団も改善しなければいけません。もう少し早めにカードを出すなりして、注意喚起しないと対戦国の選手は壊れてしまいます。
このキーパーへのアフターファウルも非常に危険でした。
4年に一度の大会にどれだけ選手が懸けているか、フェアに戦ってフェアに裁かれて負けたのであれば仕方ないですが、理不尽な目にだけはどこの国の選手にも合って欲しくないです。
これは自分の国を応援する以上に尊重するべき、最も大切な前提じゃないでしょうか。
ACLもそうなのでは?
普段AFCを見ないので、あくまで憶測ですが、AFCチャンピオンズリーグもあのぐらいの基準で戦ってるのかなとふと恐ろしくなってしまいました。
プレミアリーグなんかでもかなり激しいコンタクトが許容されますし、割とリーグや戦う場によって、同じサッカーでも基準は少し変わってくるので、ACLなんかはJリーグよりキツい環境で戦っているのかもしれません。
勿論プレミアリーグのように、それが共有されているのであれば、ルールなので仕方ないですが、とにかく怪我には気を付けて欲しいと思います。
個人的にはあまり日本人には、当たりの激しいリーグは合わないと思います。
ソンフミンはワールドクラス
前々からこのブログでソンフンミンは凄い、アジア最高の選手だと言い続けているんですが、やはりこの試合でも凄かったです。
孤軍奮闘の活躍で、明らかに一人別格の動きをしていて、実際に点数も入れていたんですが、如何せん終盤は少しガスケツでしたかね。点数こそ最後に決めましたけど、一人で2点取ることはできません。
NHKによるハイライトソンフンミンのゴールシーン動画は↓
韓国は試合終了間際にイングランド プレミアリーグで2年連続2桁得点のエース、ソンフンミンが素晴らしいゴールで意地を見せた。
彼の利き足は右足だ。利き足でない左足からのすごい一撃だった。
我らが本田圭佑も得意の左足から、こんなゴールを決めてもらいたいと思う。 pic.twitter.com/XtEfRv08U6
— ケーゴ (@Kgo_Number10) 2018年6月23日
これは凄いです。しかも一応右利きなんで逆足ですからね。完全にワールドクラスです。兵役の可能性があるらしいですが、所属クラブであるトッテナムにとっても悩ましい問題でしょう。
戦術ソンフンミン
何が凄いかって、この選手一人でボール運んで、一人でゴールを奪う事が出来るんですよね。つまり戦術ソンフンミンみたいな事ができます。
かつてこんなタイプの選手がアジアにいたでしょうか。少なくとも日本には真似できない、10人で守って縦ポンサッカーが機能している韓国でした。いつかこのレベルのプレーができる日本人が出現してくれるといいです。
韓国はこれで2連敗となってしまい、ドイツとスウェーデンの結果を待つことになります。日本もいよいよ明日はセネガル戦がんばってください。