韓国対スウェーデンの試合を振り返っていきます。
強い国同士とはいえないですし、やはりレベルは低かったです。ただ拮抗していたのでそれなりにいい試合でしたね。きっと他国の方が日本を見るときもこんな感じなんでしょう。レベル低いけどがんばってるぞ、というような。
スウェーデンはもう少し強いと思ってましたが、フィニッシュの精度とかいろいろ残念でしたし、この戦い方ならイブラヒモビッチを呼んだ方が良かったですね。勝ちはしましたので次は期待したいです。
スウェーデン 対 韓国 ロシアの「予言バク」の予想は?#WorldCuphttps://t.co/FWw0xKz1t3
— Twitter モーメント (@MomentsJapan) 2018年6月18日
予言バクも予想を的中させていました。
PKシーン
動画はこちら。今大会から導入されたVARでPKとなりました
いや〜PKっぽいけどなぁ〜
微妙なところ#ワールドカップ#W杯#WorldCupRussia2018 #スウェーデン#韓国 pic.twitter.com/A8mOLqPkS1— いんたあせぷと (@N8BLYopiCmFYoNx) 2018年6月18日
私は明確にこれはPKだと思います。というか前半にも完全にPKと思われるプレーがあったんですが、それは主審にスルーされていました。
得点シーン
喜び方かっこいい
【W杯🏆⚽】
🇸🇪スウェーデン 1-0 韓国🇰🇷
後半20分
韓国のファウルで得たPKを、
スウェーデンのグランクビスト が冷静にゴール。@NHK_soccer さんより引用pic.twitter.com/7h9xVZVKoj— footalk/サッカー動画紹介⚽︎ (@footalk_sosal) 2018年6月18日
こんな無法者みたいなイカツイおっさんが、ナーバスな顔して蹴って成功して喜び大爆発ですからね。
この舞台の緊張感というのは本当に凄いんでしょう。そこで戦う選手達を尊敬しますし、うらやましくもありますね。生きているという実感というか、普通の人生では味わえない充実した瞬間だと思います。かっこよかったです。
韓国の素晴らしいゴールキーパー
今日は大当たりでした。
韓流アイドルに毒されたみたいなチャラい髪型してますけど、安定していました。
逆に日本の川島は一見野武士っぽいいでたちですが、中身がチャラついていて期待できません。とはいえ本番はがんばってほしいです。
特にこの後半フリーキックからのヘディングを防いだファインフェーブは見事でした。
てっきり韓国GKは、エースナンバー1を付けているヴィッセル神戸に所属のキム・スンギュでくると思ってたら、今大会はチョ・ヒョンウが正ゴールキーパーのようです。
前半にも決定的な仕事を1度していましたし、いいゴールキーパーです。
韓国の監督
サッカー韓国代表のシン・テヨン監督
香港のアクションスターユンピョウに似ていると思ったのは私だけでしょうか。写真でみたら全く似ていませんね。でも多分本人はユンピョウを意識していると思います。-
(顔の造形というのは、若い頃全く似ていなかったのに、中年になって似てきて、初老で似てなくなったと思ったら、老人なったらまた似てきたみたいなパターンがあります。あれは何なんでしょうか。)
韓国は序盤にパク・チュホが負傷退場になってしまい、かなり計算が狂ったと思います。あれは韓国にとっては痛いアクシデントでしたね。軽いミートグッバイでしょうか。自爆パターンだったんですが大体そういう時は重症であることが多いので、今大会はもう出場できないかもしれません。
(そういえば肉離れ=ミートグッバイって長嶋茂雄が生み出した言葉なんですよね。長嶋は本当にキャッチーな言葉のセンスがありました。本田もコメント力は高いと思います。)
そんな中でも、ソンフンミンを中心に右サイトは常にスウェーデンの脅威となっていましたし十分監督の仕事は果たしたんじゃないでしょうか。
スウェーデンは韓国より走っていなかったのに、韓国より先にバテてていました。ここは韓国の強さでしょうね。スタミナはさすがでした。
韓国ソンフンミンのワンマンチーム
ソンフンミンは右サイドを完全に制圧していました。
ハゲているのにイマイチ頼りないスウェーデンの左サイトバックをチンチンにしていました。
推進力が素晴らしく、スウェーデンのDFが全くついていけていませんでしたね。ただ速すぎて味方もイマイチついていけてなかったのが残念でした。
韓国は本当にソンフンミンのワンマンチームなんですね。パクチソンクラスの選手でもいれば劇的に変わりそうなんですけど、さすがにソンフンミン一人じゃどうにもできません。
ソンフンミンがクロスあげると、良いクロス上がるけど中の選手に期待できない。ソンフンミンが中にいると期待できるんですが、今度はそうするといいクロスが上がらないというジレンマが韓国にはありました。
スウェーデンは結局放り込むのか
スウェーデンはシンプルに高さを生かして放り込んだほうが怖いような気もしたんですが、ただこの戦術で欧州予選はオランダを上回って死のグループを突破してきたので、今更完全には変えないでしょうね。
でもサッカーって4年間パスサッカーやってきて、試合時間残りわずかになると、急に放り込みサッカーになったりするんですよね(笑)今までの4年間は何だったんだっていう。
欧米の国は大きいので、そういう一発逆転の単純なカードがあってうらやましいですね。日本は放り込みやっても有効じゃないので、残り時間僅かで負けているとほとんど期待できなくなってしまいます。
後スウェーデンは何度もシュートチャンスを余計な切り返しで無駄にしていたので、シンプルに打つか放り込むかしたほうが相手は怖いんじゃないでしょうか。
きっとイブラヒモビッチも同じことを思っているはずです。
イブラヒモビッチが欲しい
欧州予選なんかだと、イブラヒモビッチがいなくても問題なかったんですが、韓国戦を見る限りではイブラヒモビッチがいたらという場面がいくつもありました。
というか結局終盤は守って放り込みってことが多かったので、このサッカーやるならイブラヒモビッチを呼ぶべきでしたね。
イブラヒモビッチのコメント
「ケガから復帰したネイマールは今プレーすることに飢えているし、チームの大きな力になるだろう。メッシはいつもどおりだ。つまり最高の選手であり、チームの核となる選手だね。ロナウドも同じだ。まあ実際の試合を観てみないとね。誰が肉体的にも精神的にも100%の状態にあるか、見てみようじゃないか。状態の良さは極めて重要だ。100%の状態じゃなければいくらスキルがあったって意味がないんだよ」
一流の選手ならではの説得力のあるコメント。結局コンディションなんですね。
平常運転の90点の選手と、絶好調の70点の選手がいたら十分勝負はできます。これで日本もコロンビアに勝てるはずです。
疑惑の判定
なんで韓国戦はこういうことが多くおこるんでしょうか。
まあ買収とかそういうのはないと私は思いますけど、前半のカニばさみで倒されたプレーは完全にPKで、主審がスルーしていたのは明確に誤審だと思います。
今大会いくつかあったPKと比べても、どちらかというとその前半のプレーの方がPKに相応しいようなファウルでした。
結果的にスウェーデンが勝ちましたが、これはちょっと主審しっかりして欲しいですし、VAR無しだったのも不明瞭でした。
買収だ何だと騒ぐ人もいますが、まあ多分たまたまでしょう。
というかこれぐらいのことで買収だなんだと考えてしまうと、ロシアワールドカップを楽しめなくなってしまいますし、まあこんなもんなんだろうなって感じで観戦しています。
F組の展望
韓国は負けて後がないガチンコのドイツもこれから相手にしなくてはいけませんし、初戦にしてほぼ終戦となってしまいました。
なんかネットではその事を喜んでいる人が沢山いましたけど、はっきりいって日本も明日は我が身です。コロンビアに負けても韓国ほど苦しくはなりませんが、厳しくなることは確かですので、日本代表には明日の試合本当に頑張って欲しいです。
予想スタメンなんかも発表されてましたので、後ほど分析する予定です。