女子レスリング川井梨紗子選手が、出身である石川県レスリング協会の下池新悟会長から嫌がらせを受けていると告発しました。また女子レスリング界かと呆れている方や、川井梨紗子の指導者である栄和人監督が以前パワハラ認定されていただけに説得力がないといった多様な反応がありました。
個人的には栄監督がパワハラ告発された時から一貫していっている通り、この件はつまるところ派閥争いと見ています。この騒動と、実はまだ引退していない伊調薫さん情報など紹介します。
【川井梨紗子 嫌がらせ被害告白】https://t.co/8LyFH4w7fy
女子レスリングの川井梨紗子が、地元・石川県のレスリング協会会長から自身や両親に対する嫌がらせを受けていると告白した。会長は、真っ向から否定した。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2019年11月27日
下池新悟会長は否定しています。
川井梨紗子選手を否定するわけじゃないですが(むしろ世間よりは多分栄監督より)、別派閥の伊調馨選手と田名部コーチが一度栄監督を引きずり下ろしたので、いってみればその意趣返しなのかなと見ています。無論本当に嫌がらせがあったのかもしれませんが、対立構造がはっきりしすぎていて穿った見方をしてしまうのが本音です。
(発端は伊調馨選手が栄監督の元を離れ環境を変えようとした際に、パワハラ行為があった無かったとお互いの言い分があるわけですが、その背景には女子レスリングの栄監督が実績を残しすぎてしまい、男子含めた日本レスリング界のパワーバランスが崩れてしまったことが本質的な原因だと思います。)
無論派閥争いが根本的な原因だったとしても、そこにパワハラがあれば処分は避けられないので、栄監督然り、今回の下池新悟会長も非があれば責任を取ることになるでしょう。
下池新悟会長は全力で否定
【女子レスリング川井梨紗子選手「石川県レスリング協会 下池新悟会長から家族ともども嫌がらせを受けている。授賞式に顔も出さない。川井家には関わりたくないと言っているらしい」
件のオッサン「祝勝会してあげてるやないかい」】ちっちゃいオッサンここだっせ~https://t.co/p6SRTOTW8S pic.twitter.com/KsFAzkCkCT
— 黒あり公園前派出所 (@b5l2a0c1k) 2019年11月27日
またクセの強そうなキャラクターが出てきました。
お互いの言い分としては以下です。
川井梨紗子のコメント(石川県スポーツ特別賞の贈呈式のインタビューで突如告発)
「(会長は)川井家には関わりたくないと言っていると聞いたことがあるので、こういう授賞式にも顔を出さないと思う。連絡もいただいたこともない。おめでとうとかもない」
「(会長から)『石川県には、オリンピックの内定者が2人いますが、残念ながら女です』と発言あったと聞いた。身近なはずの地元の会長からそういう発言されたことが悲しい」と
金メダルを獲得したリオ五輪の壮行会も無し、更に家族や自分への嫌がらせを受けているとのこと。
下池新悟会長のコメント
「3年前(リオ五輪後)に祝賀会までしてあげている。激励旗まで渡している。帰ってきて、ありがとうも言ってこない。こっちが嫌がらせを受けている」
問題となりそうなのは、 下池新悟会長の「残念ながら女です」の部分でしょうか。これが事実であればポリコレ案件となって責任問題となりそうです。川井梨紗子としてはその発言を聞いた人物を証人として用意できなければ、分の悪い戦いになりそうです。
伊調馨はまだ引退してない
7月時点で五輪消滅がはっきりする9月に引退するかもと言われていましたが、今のところは進退を公式上明言はしていません。
【伊調 9月五輪消滅で現役引退】https://t.co/l00QmTUI7a
レスリング女子でオリンピック4連覇の伊調馨が14日、東京都内で取材に応じ、来年の東京五輪行きがなくなった場合、9月にも現役引退する意向を示した。他階級での挑戦はせず、指導者を視野にマットを退くという。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2019年7月14日
理由としては、伊調馨の本来の階級である57キロは、川井梨紗子の東京五輪出場が内定、1階級上の62キロ級も川井梨紗子の姉である川井友香子選手が、世界選手権3位で東京五輪出場権をもぎ取りました。
ところど土性沙羅選手が、68キロ級で東京五輪出場を内定させていないので、取り巻きから5連覇を目指してやってみないかと引退を慰留されているような気がします。伊調馨さんとしては「階級を変える気はない」と言っていたので潔く引退するつもりだと思いますが、「5連覇」は色々な人間が干渉してくるので、まさかの10キロ増量もない話じゃないです。
栄監督は現場復帰
栄監督復帰かあ。
選手から要望とのこと
手腕はあるし人望もあるんだろうなあ。
でも、自分に逆らった人間を排除するとか今の時代、通用しません。
失敗を糧に頑張って欲しいです。
2度目はないでしょう。
人間いくつになっても勉強ですね。
謙虚さなくしたら終わりですわ。 https://t.co/aGUS8huf6k— Gぃ@チャーティスト (@Gts0824) 2019年11月20日
いつの間にか現場復帰していました。東京五輪で栄和人派閥が結果を残せば再びレスリング界で求心力を持ちそうです。須藤元気さんも派閥争いみたいなことをいっていました。個人的には復帰賛成です。
ネットの反応まとめ
かなり賛否両論ありました。ここまでこじれるともはや皆が納得する答えは多分ありません。結果を残した人間を正義とする着地点になりそうです。
石川県レスリング協会・下池新悟会長「3年前(リオ五輪後)に祝賀会までしてあげている。激励旗まで渡している。帰ってきて、ありがとうも言ってこない。こっちが嫌がらせを受けている」
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なんで、この手の人って上から目線なんだろう。。。#川井梨紗子 #石川県レスリング協会— うつん (@utsun213175) 2019年11月27日
嫌がらせって又聞きかよw
— かちかちやま🗻 (@KdMiitomo) 2019年11月27日
パワハラ告発はスポーツ界のブームになってますね。こういうのを我慢できない人間がモンスターペアレントやクレーマーを生むことになるんだよ。なんでも告発ってここはアメリカじゃないのだからやめなさい。
— 摂政関白さだまさし🎻 (@kanpakusada) 2019年11月27日
今、オリンピックで注目を浴びている選手は意識が高い。
競技場以外でも戦っていますね。
今が発言する
チャンスだとわかっている。#川井梨紗子— はまさか/映像制作と武術 (@Man0419Mha) 2019年11月27日
パワハラ被害だなんだ言ってたけど、
全然パワハラのレベルじゃなくね?笑自分ら家族に好意的に接してこない、それだけでパワハラされてる事になるのか?
言ってる事全部個人的な印象の範疇だし、
自分らを煽てない連中は許さない、
立場とメディアを利用した逆パワハラだろこれw— Reason (@5fist1) 2019年11月27日
耄碌したジジイなんかより応援してる人のほうが多いし、そんな事に負けずに頑張ってもらいたいね😃
ジジイは放っておけ‼️
— †kazu† (@kazuwa_free) 2019年11月27日
こういう告発は証拠を取らないと
— ハセベカヅキ (@apeaceH) 2019年11月27日
「聞いたことがある」や「〜と聞いた」。噂話は信じ過ぎはいけないよ。川井選手を利用しようとしている人がいるかもしれない。会長も「〜してあげている」とかさ。おめでとうもありがとうも言わせるものじゃないんだけどね。
— NATsUKI (@summertreechan) 2019年11月27日
会長なんて、嫌がらせくらいしかすることないんじゃない?
— S藤R太 (@9CZ0gmltNVfJFIO) 2019年11月27日
はびこりすぎやな、、、
— おおくら@EAP(従業員支援)の営業 (@w8kyf1ecqm6ByCh) 2019年11月27日
レスリングに集中させてあげてよ。
— りある (@fkfk236) 2019年11月27日
地元民としては残念なニュースだ…(((・・;)
— おがたかBass.Tbヾ(o´∀`o)ノ (@ogaogatb1) 2019年11月27日
スポーツ庁の鈴木大地は何をやっている。
— セルジオH後 (@umaji910) 2019年11月27日
なんだかねぇ
相撲やらテコンドーやらレスリングやらボクシングやら、スポーツ協会と言う組織そのものに良いイメージを持てない世の中になったわ。— ねいちゃーさん (@habanerokaraine) 2019年11月27日
会長の「(祝賀会を)してあげている」は余計な波紋を呼ぶ。怒りを露にしていても、言葉を選ばず話すとお里が知れる。
— 求道之者マカ👬 (@A5LdL4pFG72Uaw3) 2019年11月27日
どっちもどっちよな
大人気ない— 埼玉の竜党 (@HHHDRAGONDRAGON) 2019年11月27日
こんなのばっかりやん!
— 玉子焼き (@yukinnko0202) 2019年11月27日
こんなのばっかりやん!
— 玉子焼き (@yukinnko0202) 2019年11月27日
最近の女子に対するセクハラ等どうなってんの?
会長って年寄りで昔の考えが残っているのでは
ないのかぁ!おかしすぎる。— nori252585979 (@nori252585979) 2019年11月27日
川井さんは誰から聞いたのか名前をあげてハッキリしないと。
— 鉄人52号 (@0MCA9PvYa7aYXBS) 2019年11月27日
東京五輪まであと1年を切っています。今のところ敵は外国人選手達だけではなさそうです。うまく収まりをつけて足並みをそろえて欲しいところです。