我らが日本代表正ゴールキーパーの川島さんが、日本のテレビに出演していました。
それは全く問題ないのですが、一つ気になる点があったので紹介します。
一番悔いの残る場面
そのテレビ番組で、「一番悔いの残る場面」について、聞かれてセネガル戦2戦目のパンチングゴールだと川島選手は答えていました。
いやいやいやいや・・・・
絶対違うよね。
百歩譲って、キーパーというポジションにおいて一番のミスプレー、という質問であったならその答えでもいいでしょう。でも「一番悔いの残る場面」なわけですから、サイコパスでもない限りベルギー戦のどこかに一番の悔いがあるはずなんです。
勿論セネガル戦を勝っていれば、3戦目は完全に主力温存して、決勝トーナメントはまた違う戦いができたかもしれない、という大局的な見方もできるんですが、そんなマクロな視点で考えているようなニュアンスではありません
長谷部選手も日本のテレビに出演した時に、ベルギー戦を悔いていましたし、川島選手はしゃべりの方もイップスになっているのかと思ってしまいました。
川島の目的
なんで川島選手はベルギー戦ではなく、セネガル戦と答えたんでしょうか。
ベルギー戦のプレーであれば、1失点目の自身のプレーについて言及するしかなく、そうなると戦犯だという事を広めてしまう、よって折衷案としてセネガル戦のミスを出してきたんでしょうか。
ひょっとしてベルギー戦での自分のミスを自覚できていないのか、あるいは人前で吐露するほどにはまだ整理できていないのか。でも後者なら呑気にバラエティ番組なんて出演しないと思うんですよね。
ですので恐ろしいことに川島選手は、素人でもほんの少しのヒントで分かるような1失点目のミスについて自覚していない可能性もあります。
これじゃこれからも日本のキーパーはまた同じようなミスを繰り返してしまうと思います。
カーンの言葉の意味
以前も引用しましたが、元ドイツ代表キーパーのカーン氏は
「なんとか右手でボールをクロスバーの上に向けるなりトライしなければいけなかったが、倒れたんだ。GKは、少なくともアクションを取ろうと試みた方がいい。そうすれば、『仕方なかった』ことを示せる」
ベルギー戦の1失点目について、直前のパンチングの他に上記のようなことも言っていました。
この「仕方がなかった事を示せる」というのはかなり重要なことで、勿論我々に対するアリバイではなく、共に戦っている日本代表に向けたポーズの話だと思います。
これは驚愕ヘッド失点直後の日本のディフェンス一同なんですが、どう見ても明らかに「えぇ・・」状態でテンション下がってように見えます。
WHY?のゼスチャーしている選手すらいました。
吉田麻也選手なんかは常識人なので、インスタで川島選手の事を庇っていましたが、この瞬間本音では違う事を思ったかもしれません。
カーンが言っていることは、この仲間の士気に対する影響だと私は解釈しています。
絶対に飛ぶべきだった
直前のパンチングやポジショニングはさておき、あの守備位置からでは恐らくノーチャンスだったとは思います。
それでもカーンの言うように飛んで「ノーチャンスだった」事を仲間に示せば、集中していたフィールドプレイヤーに水を差すことはなかったかもしれません。
かくいう私も初見では防げたヘッドに見えたので、ゴールが確定した直後は、アリバイ工作のごとく自分からネットに飛び込む川島選手の情けない姿と相まって、心底萎える瞬間となりました。
川島が戦犯
ベルギー戦は、アルゼンチン代表キーパーカバジェロのような「失点に直結する致命的なポカミス」こそありませんでしたが、低調なプレーに終始、かつ定期的に質の悪いプレーをするという最悪のパフォーマンスでした。
コーナーキックでカウンターを献上した本田選手やら、山口蛍選手など低評価の選手は他にもいますが、彼らは途中出場なので、試合全体に与えた影響は少ないです。
対して川島選手は上記のように、終始日本の足を引っ張っていたので私は戦犯と考えています。(特に全体を通して全く前に出ないのが気になりました。)
あまりにショッキングな試合だったので、ベルギー戦に関しては戦犯など言ってこなかったんですが、川島選手はテレビに出たりと割と平気そうな精神状態のようなので問題ないと判断しました。
セルジオ越後に期待していた
川口能活選手ぐらいですかね、川島選手を暗に批判してくれたのは。
なので今こそセルジオ越後の出番やで、と思って物凄い期待感でセルジオさんのコメントを調べたら
「川島は良かった。むしろ大迫が悪かった。」
こんな事を言っていました。
正直これはウケました。あんだけ普段キツいこと言っといて、なんでピンポイントで甘くなっているのか。かなり笑いを分かっているセルジオさんでしたが、やはり私は誰かに川島選手を批判して欲しいのかもしれません。
芸能人の不祥事もそうですけど、スポーツでも身内が批判して視聴者やファンが「もうその辺にしとこうよ」そういう構図がベストなのかもしれません。
そしてブラジルが負けてしまい、ネイマールのダイブも世界中で嘲笑されているわけですが、セルジオさんがこれに対して一体どのような意見を述べるのかも注目しています。