公務員ランナーの川内優輝が、仕事をやめプロランナーへなることが明らかになりました。
4月24日(水)18:30〜久喜総合文化会館にてプロ転向激励会を開催いたします。
もちろん参加費無料です。
皆様のご参加をお待ちしています!#拡散希望 #川内優輝#市民ランナーの聖地化プロジェクト#久喜市 #久喜総合文化会館 https://t.co/LaXkN8MY4j pic.twitter.com/ftyqT341ap— 川内鴻輝 Koki Kawauchi (@k_ksports) 2019年3月7日
自分が働いている間に、同じくマラソンランナーの弟が体のケアやマッサージしているのを見て、触発されたみたいですね。年齢も若くないのでさすがにフルで働きながらだと疲労が抜けきれなかったのでしょう、プロ転向で更にタイムは伸びるのではないでしょうか。
川内さんのコメント
「昔から知ってる人は聞いていると思うけど、3年結果が出なければ、環境を変えると話してきた。それがズルズルと5年もやってきた」と、説明。さらに「弟がプロとして大幅に自己ベストを更新している。自分が出勤するときに、治療にあてたり、思いきった練習ができている。うらやましさがあった」と、告白した。「サインにいつも『現状打破』と添えているけど、自分が一番『現状維持』。矛盾を感じていた」
とのことです。
プロ転向した目的
ボストンマラソンの優勝は少なからず後押しになったと思います。勿論以前から考えていたんでしょうけど、自信にもなったはずですし、あとはこれで一気にマラソン選手としての格と知名度が上がりましたので、お金を稼げる目途もたちました。
お金はすべてではないですが、大切なことですし何も悪いことではありません。
川内選手は公務員でその辺の計算はしているはずなので、公務員を続けたときの生涯収入と、プロに転向したときの収入とその確率と考えて、金銭的にも勝ち目十分と踏んだんだと思います。プロになれば講演会や招待ランナーやCMなどいくらでも稼げます。年齢的には若くないですが、だからこそギリギリのタイミングと考えることもできます。
あとは本人も言っていたように体のケアですよね。
今までは間に合っていた疲労の回復に時間と手間がかかるようになりますしフルで働いていると追っつかなくなってしまったのでしょう。コンディションは上がるはずなので、まずは自己ベストの更新を期待しています。
東京五輪は目指さない?
一時東京五輪は諦めたみたいな発言がありました。川内選手は夏場のレースが得意じゃないのも理由だと思います。(ボストンがそうでしたが不良馬場が得意のようです。)
ただボストンマラソンの優勝はかなり自信になったはずですし、何よりプロのランナーになって五輪を目指さないはずがないので、東京五輪に出ない発言は一旦白紙、全力でオリンピック目指してくれると思います。
国内選考は間違いなく突破してくれるのでこれは楽しみですね。日本記録を更新した設楽悠太さんもいますし、切磋琢磨して日本のマラソンを盛り上げていってほしいです。
日本陸連はかなり不安ですけど、オリンピックの日の東京が雨などで荒れたレースになれば川内さんは上位に食い込んでくるのではないでしょうか。ということでプロランナーの川内優輝選手を応援していきたいと思います。