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カズと岡田監督の関係 名波浩が暴露 フランスw杯落選の理由は風呂事件なのか

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1998年フランスワールドカップでまさかの落選となったサッカー元日本代表の三浦知良さんと、彼を落選させた当時の日本代表監督岡田武史さんの関係について、新たな情報が明らかになりましたので、カズ落選は正しかったのか否かについて振り返りながら紹介致します。

「外れるのはカズ、三浦カズ」は日本中が衝撃を受けました。

信念を持ってのカズ外しだったと思いますが、残念ながらこの後のフランスw杯本選では惨敗、この会見を超えるインパクトを世間に与えることはできませんでした。

この時には同じくベテランの北澤豪と当時期待のルーキーだった市川大祐も落選しており、市川大祐は勉強のためチームに帯同、北澤豪と三浦知良は「魂はフランスに置いてきた」の名言を残し日本に帰国しています。

 

カズは許すも北澤豪は許さない 岡田監督への感情

ちなみに北澤豪はいまだにこの時のことを根に持っていると公言しています。フランスw杯のジャマイカ戦で岡田監督が4バックシステムを採用しているのを見て

「それを見た瞬間、『ふざけんな』って思ったね。めちゃくちゃ頭にきた。だって、俺が外されたとき、確認したんだ。そうしたら、岡田さんは『4バックには戻さない』と断言した。”やらない”って言ったのに、最後に”やった”。あのとき、俺のことを必要じゃないって言ったのは何だったのか。本当に、これだけは許せなかった」

と頭にきたとインタビューで答え、2015年にも落選を告げられた際に監督に「何だお前」と許せなかったと語っています。

一方カズは本心はともかくとして、表向きは岡田監督と和解しているといった状況です。

↑ 一見わだかまりなしですが、水に流して世間に好印象を与えた方が得をするというそろばん勘定も背景にはあるのかもしれません。そんなバカと思われるかもですが、カズは中学卒業後ブラジルに渡り成り上がり、その後Jリーグ人気にも貢献した日本サッカー界の大功労者です。

カズもその自負があるしょうから、最後にして最大の夢であったw杯出場を突如棚ボタ的に監督になった岡田監督に奪われたことに対する負の感情というのは、我々には計り知れないところがあります。

 

名波浩が暴露した風呂場事件

那須大亮さんのチャンネルです。

14:55秒付近から、日本代表メンバーらで大浴場に入っている時に、湯舟に浸かる岡田監督の頭を後ろからカズが蹴って岡田監督のメガネが浴槽に落ちたエピソードが語られています。

岡田監督とカズの風呂場エピソードといえば、岡田監督におしっこをかけた等もありましたが、信憑性の低い都市伝説化していました。ところが今回名波浩さんによって裏付けがとれましたので、①カズが岡田監督をやや軽んじていた事、②岡田監督がカズに対する個人的な感情を抱く理由があったことが明らかになりました。

↑ 当時のカズと岡田監督。この時から岡田監督はカズを落選させようと頭にあったのかもしれません。

 

岡田監督のカズ落選は正しかったのか

いまだ論争の的になっています。

ちなみに私はカズを選出すべきだったと思っています。理由としては以下

・w杯本選で3連敗

・岡田監督はカズ外しの後家族が脅迫されるほどの事態に。監督として想像力不足。

・合宿まで連れて行っての落選は理不尽。落とすなら大会前のスイス合宿にも連れて行くべきじゃなかった。(但しその合宿でも舐めた態度を取られた可能性も)

・カズの日本サッカー界への貢献度は絶大

後者2つは感情論も入っていますが、前者2つに関しては完全に岡田監督の落ち度です。カズを落選させるならば何かしらの結果を残さなくてはいけませんでした。大勝負に打って出て結果が出なかった場合叩かれて然るべきです。

(ロシアw杯ポーランド戦の西野監督も大勝負に出てこちらは勝ちの目を出していました。但しそれでも一部で批判されています)

あとはこの時の岡田監督は、新任ということもあってピッチの上しか見ていなかった印象があります。本来監督はピッチの外まで含めチームをコントロールしなければいけません。(選手個人の私生活を管理するとかの話ではありません)

↑ カズ落選でブチ切れるラモス瑠偉さん。

カズを外した結果サポーターとメディアは大騒ぎし、日本代表にも恐らくそれにより浮ついた選手がいたはずです。例えば城彰二などは当時の心境を以下のように振り返っています。

「本番3日前くらいから食べられなくなり、夜中に起きて嘔吐するほどの状態に陥ったんです。自分はそういう性格でもないし、もともと食べるのも大好きだから、そんなことは一度もなかった。

結局、僕の中では『三浦知良がエース』だったんです。いろんな人が『城がエースだ』と見てくれたことは嬉しかったけど、その重圧に負けてしまった。

カズさんが外れて『自分がチャンスだ』と思えなかった時点でもうダメだった。『俺がその座を勝ち取ったんだ』と喜べるのが本当のプロ。僕は経験値が足りなかった」

カズ落選による城彰二への心理的な影響を、岡田監督が当時考えていたとは思えないです。

無論この時のカズは怪我もあって調子を落としていたので、本選で出場させないのは構わないのですが、上記の影響力を考えると、連れて行ってベンチに置いておくのがマストな選択だったのかなと思います。

 

カズを嫌う選手とサッカー関係者 性格が悪かった?

フランスw杯落選後の会見。

この時ぐらいからでしょうか、三浦知良は人格者として一サッカー選手の枠を超えた尊敬を集めるようになり、何だったらワールドカップ出なかったからこその人気を持った地位にまで上り詰めています。

この壮大な七転び八起きはカズの執念かもしれません。

さてそんな人格者のカズですが、若手でイケイケの頃は自身が理不尽なことをすることもあったようで、特に中澤佑二との確執は有名で、彼がヴェルディの練習生時代にカズを激しく削ったところキレられ髪の毛を掴んで振り回されたエピソードをことあるごとに中澤佑二は吹聴していました。

またカズを日本代表に記念招集する動きが起きた際にも、代表はそんな甘いものじゃないと表立って反対していたのも中澤佑二です。

あとは元日本代表の木村和司さんもカズ嫌いを露骨に態度で表しています。

途中交代を告げられ「俺?」と自分を指さすカズに対し、「お前じゃ」と木村和司さんが敵意をむき出しにする場面があります。

あとは恐らく岡田監督も個人的な感情はあったでしょう。大昔の映像を見ると確かにカズはチャラチャラした雰囲気もありました。

しかしながらカズが人格者になったのは、SNSが普及し始めた時期よりはるか昔ですので、評判を気にして取り繕っているわけでもなく、日本代表エースとしての自覚、そしてw杯落選の挫折により、本当の意味で人に尊敬されるようなサッカー選手になったのかなと思います。

ちなみに一部芸能人でも当時カズをバカにする方々がいました。例えば今田耕司と東野幸治がラジオでキングカズの落選をヘラヘラしながらイジっていた記憶があります。

 

中田英寿とは仲良し


フランスw杯直前に日本代表不動の司令塔となった中田英寿とは、どちらがチームの王様なのか、どちらがバスのキングシートに座るのか、マスコミが面白おかしく不仲説を流していましたが、実は関係は悪くなく、対談やプライベートでも時折会うなどされているようです。

中田英寿は2006年ドイツw杯での孤立ぶりや現在の交友関係を見ても、年下よりも年上の方が相性が良いように見えます。そういう意味でもフランスにカズを連れていってもこの二人が衝突する可能性は低かった気がします。

それにしても名波浩さんは、割と唐突にお風呂場での蹴り事件を暴露していましたが何か意図があるんでしょうか。見た限りでは何も考えない鈍感力が生み出した発言に見えましたが、ひょっとするとカズへの何かしらの負の感情があるのではとも思えました。










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