広島の菊池涼介選手が契約交渉の場で来期以降のメジャーリーグ挑戦を表明しました。
【広島・菊池 メジャー挑戦表明】https://t.co/XidFIhbEpI
リーグ3連覇に貢献した広島の菊池涼介が契約交渉の席で、米大リーグ挑戦の意思を伝えた。早ければ来季終了後にもポスティング制度でメジャー移籍へ。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2018年12月21日
FAでなくポスティング制度での移籍となるため、広島が認めた上でMLB球団もポスティング金を払う必要があるので、移籍の敷居はそれほど低くはありません。特に今季の成績は打率.233と低迷してしまったので、通用以前に来季がんばらないと移籍すらままならない状況ではあります。
MLBでは多分通用しない
個人的な見解です。応援はしていますしNPBでは突出した選手だと思いますが、守備位置とキャリア全体の打撃成績を考えると通用する要素がないです。
打撃
NPBからMLBに移籍すると大半の選手が打撃成績を大幅に落としてしまうので、今の菊池がMLBに移籍すると、どんなに守備が上手くてもレギュラーとして最低限の打撃成績に達することは多分できないです。
(イチローも打撃成績は落ちまくってます。打撃成績が下落しなかったのは田口壮ぐらい。なぜかそのままアジャストしたと思われてる新庄も下落しまくり。大谷はまだ保留。)
といった具合に過去のデータで考えると通用する要素はないですが、あくまで可能性の話なので菊池涼介が本当にメジャーリーグに行くのであれば、低い確率の目が出るよう応援はしてます。
守備
守備は多分通用すると思います。
ここ3年リーグ最高の守備率ですし、エラーはありますが多分守備範囲の広さ故でもあるはずです。何よりメジャーリーグは併殺崩しの接触プレーが禁止されたので、以前それで致命的な怪我を負った岩村明憲のようには多分ならないです。
井口と松井稼頭央はセカンドで何とかやれていましたし、二塁手であれば恐らくレギュラー程度のパフォーマンスは発揮できるはずです。(それでも外野よりは難しいでしょうけど)
ですので先述したように鬼門は打撃と考える方が多いと思います。ゴールデングラブ賞は6年連続なので守備では突出しています。
war
2016年のwarはリーグ5位、2017年はリーグ9位、2018年はリーグ17位です。
日本でやることがなくなってメジャーリーグに挑戦していったイチロー、松井、ダルビッシュ、田中将大とは違いますが、大谷翔平なんかはNPBで何も成し遂げてない中渡米してブレイクしましたし、菊地にも菊池の道があります。
ユーリティープレーヤーや守備固め要因として生きる道もありますし、何かしらでチームに必要とされれば重宝されるかもしれません。田口壮はまさにそんな感じでした。
ファンの反応
菊地は国際大会で強かったから分かる
逆に山田とか筒香は弱かった
やれるなら案外菊地かも
WBCでは筒香より可能性感じた。ホームランも打ってたし
入札金を出してまで欲しい球団があるのかな?
メジャーでの守備は未知数だし、正直打撃は微妙。日本人内野手の評価が低いから、更に状況は厳しい。
でも、メジャーでやってみたいなら、早いほうが良いしチャレンジしてみることが最良の選択肢だよ\(^^)/
— Maru-Maru (@kimaru_yu) 2018年12月21日
メジャー帰りから巨人移籍を狙ってるんじゃないかな
巨人でタナキクマルされるかも🙀— ハル (@haru_danmemo) 2018年12月21日
広島も主力数人卒業するな
— 梁山泊 (@TripleKeisuke) 2018年12月21日
守りは大丈夫。あとは打つこと。ムネリンに話を聞くとよさげ。
— jisama-desu (@jisama) 2018年12月21日
内野だからな。。。岩村みたいに怪我せんといいけど。。。
— Jay (@Nobo1969) 2018年12月21日
膝やってますからねぇ…
ただ岩村さんの時と違って多少接触プレーが減ってるので、思い切り暴れてほしい— ばし ばしお (@bashitetsu) 2018年12月21日
広島も西武も戦力が落ちて嬉しい
今年は強すぎた— スラジャヤワルダナプラコッテ🐹☁⚡ (@foxhunt17392595) 2018年12月21日
まとめ
散々通用しないとか言っといて、応援はしてますとかとってつけたようなフォローに思われるかもですが、本音です。私は渡米したピース綾部ですら応援していました。いい年こいて夢を追うと笑われがちですが私は尊重したいです。
まあただ挑戦すると決まったわけではないですからね。年俸にがっかりしてやっぱやーめたパターンもあるのでどの程度メジャーリーグ挑戦の意思があるのか見守りたいと思います。