格闘技 キックボクシング

那須川天心vs堀口恭二 金的は故意か RIZIN13ルールの不備

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RIZIN13で行われた堀口恭二vs那須川天心で起きた問題について考えてみます。

試合は那須川の判定勝利でしたが、総合選手の割にがんばりまくった堀口恭二が株を上げる結果となり、更にはある場面までは堀口のほうが押していました。

ある場面とは「金的」です。その金的をきっかけに堀口恭二が失速したという見方もあります。

まず一度目の金的

2度目の金的。(順番前後してるかも)

尚この金的は2度だけでなく4度ほどヒットしてしまっていました。1度目の金的の時には謝罪の所作をしていた那須川天心ですが、2度目のときには両手を上げてやってないアピールに。

しかしこの那須川選手、以前ロッタンと戦った時には金的をもらっていないのに金的アピールをしていた過去があります。

ボディに膝をたたき込んだのにローブローアピールする那須川に怒るロッタン

こちらは動画。15分40秒過ぎの行動です。

那須川選手が食らったのは明確に金的ではないですが、堀口選手のアピールした金的は蹴った方からすると分かり難いのかもしれません。

一体この金的は故意なのか、そして何故こんな何度も金的が起きるのでしょうか。

 

金的は故意なのか

以前行われた魔裟斗対山本KIDの試合でも似たような光景を目にしました。私はあれは魔裟斗は故意だったと思ってます。

山本KIDの出入りに思いの外面食らっていたので、最悪の結果となる「まともに試合をやっての敗北」を回避するため、あとは流れを変えるために故意に蹴ったように見えました。(実際のところは本人にしか分かりません。)

ただ山本KIDも堀口恭二もスタンスが広く低いので、どうしてもインローが股間部分に当たってしまいがちにはなるのも事実です。

(那須川のはまず故意ではない)

実力差があればインローなんて蹴らないで対応できるんですが、拮抗しているとそんな余裕はありません。那須川も堀口相手に全く余裕がなかったのでインローを蹴らざるを得なくなり、不本意ながら金的となってしまいました。

 

当たっていない?

一部当たっていないという見方もありますが確実に当たっています。

クリティカルヒットしていないだけで、内ももを蹴った際に足の側面がファールカップに当たっており、それなりにダメージはあったはずです。

触ってるようで触ってないみたいな軽い刺激で男は昇天してしまうので、この痛みは分かってあげないといけません。

 

金的はどっちが悪いのか

本日の本題です。結論からいうとこれはどっちも悪いです。

野球でいうと際どいインコースに投げたところに打者が深く踏み込んできてデッドボールになるようなもので、投手からすると「そんなところに踏み込むな」、打者からすると「そんな危険なところに投げるな」で、これはどっちも正論で、結局はビビったほうが負けのせめぎ合いです。

キックと総合でも同じで、スタンスを低く広く構えて激しくステップインしてくると、これはどうしても当たりやすくはなってしまいます。インローとステップインは互いにとって生命線なので何度も当たってしまうのかなと分析しています。

まあただ昨日のケースは蹴った方が悪いような気もしてます。一度ならともかく何度も当たっていたので、そこは他競技の土俵に上がってきた堀口に敬意と余裕を持ってインローを控えても良かったのかなと思います。

(堀口が試合を続行できなくなれば興行もぶち壊しになってしまいます)

堀口選手はキックではあれしかできることがないので、次第に失速していき最終的には判定で敗れてしまいました。まあ那須川もキックの堀口相手に余裕を持った試合運びが出来ないという事でしょうか。

 

RIZINのルール

昨日時点でのルールはどうやら金的での減点はないようですが、これは改善するべきかもですね。現実的かはさておき、故意に金的を行い相手を失速させる事もできる穴があるので、ここは対策すべきです。

あとは採点基準もよく分からないですね。

採点表は30-29、30-28、29-28なんですが、30-28はちょっとあり得ないです。1Rを堀口、2.3Rを那須川としての1ポイント差は納得ですが2ポイント差は計算が合いません。

RIZINにボクシングやUFCのような厳格なルールは求めていませんが、上記のことは格闘技を謳うのであればもう少しクリアにして欲しいです。観客を舐めているとk1のようにコアなファンの信頼を失ってしまいます。

 

ファンの反応

 

まとめ

少し問題のある内容でしたが、結果にはお互い納得していたようですし、ギスギスしなかったのが救いですかね。不細工な形なりに丸く収まった感じはします。

堀口も那須川も素材としては素晴らしいんですが、お互い本職の好敵手がRIZIN内にいないのは残念です。堀口はまたUFCに行けばいいという声もありますが、せっかく才能あるんですからお金も知名度も欲しいでしょうし、他人が簡単に言えることではないです。

那須川はもう武尊選手との試合しかない気がします。問題は試合の場(主催をどちらにするのか)とルールですね。この辺の階級は1kgの差で大違いなので、団体の力比べにもなってきます。

というわけで金的について考えてみました。堀口選手のきゃんたまが無事で何よりでした。














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