稀勢の里がまた欠場するようです。日本人なので応援していますがさすがにそろそろ引退したほうがいいと思います。
私の祖父祖母もとうとう稀勢の里の話をしなくなってしまいました。というかむしろ禁句です。稀勢の里は何故引退しないのか、歴代横綱ランキングではどの程度の位置なのか、いろいろ考えていきます。
歴代横綱ランキング
品格やカリスマ性、後はやはり何と言っても通算成績、在位数などが大きな指標になると思います。
まずは横綱でも上位にいる力士を紹介します。
史上最強の横綱
雷電など昔話に出てくるような時代の力士もいますが、さすがに古すぎるので、近代の横綱でいうと、大鵬、千代の富士、白鳳、朝青龍、貴乃花、北の湖あたりが最強の横綱候補です。
実績だけなら白鳳、カリスマ性なら千代の富士、品格で貴乃花という感じでしょうか。(貴乃花は常識はないですが品格はありました)
史上最低、最弱横綱
稀勢の里は残念ながら、今のところは下から数えた方が方が早い横綱です。そして史上最低、最弱力士の有力候補でもあります。
他には北尾光司(双羽黒)、大乃国、若乃花、そして稀勢の里が史上最弱候補です。
横綱での通算成績は、
北尾が74勝33敗13休 勝率.692、
大乃国が155勝79敗105休 勝率.662、
若乃花が61勝38敗57休 勝率.616、
稀勢の里が26勝22敗72休 勝率.542
という感じ。
実績だけなら稀勢の里が最弱ですが、北尾という力士はおかみさんにファミコンのセーブデータ消されてキレたり、ちゃんこマズくて家でたり、品格の点で突き抜けて史上最低だったので、総合的に史上最弱の力士を決めるなら、稀勢の里よりも下になると思います。
北尾は勝手に相撲をやめたあと
こんなプロレスラーになったりしてました。若乃花が花田虎上に改名したインパクトどころじゃなかったはずです。
ただ実績では現段階だと稀勢の里が史上最低ということになってしまうので、何とか復帰して欲しい気持ちもありますが・・・怪我の事も考えると難しいでしょうね。
横綱にしたのが悪い
稀勢の里を横綱にしたのはやはり少し尚早だったように思います。
若乃花もやや無理して担ぎ上げて横綱にしてましたけど、結局そこのしわ寄せは本人に帰ってきて、史上最低だとか言われて批判されてしまうので、無理しないほうがいいです。(特に今は八百長できませんし)
稀勢の里もそんな負い目と、勿論責任感もあるんでしょうけど、怪我が完治しないまま出場してしまって、稀勢の里にとっても相撲界にとっても取り返しのつかない事態になってしまいました。
稀勢の里が負った大胸筋の損傷は、組技系の格闘技だと多分致命的な怪我で、あの井上康生もまるで別人になってしまいましたし(井上康生は断裂ですが)、無理せず完治しておけば、と悔やんでも悔やみきれません。
引退しない理由
多分もう本人の意思だけじゃどうにもならないんじゃないですかね。タニマチとか部屋主導で決めていそうな感じがします。
無理して横綱にしたとか揶揄されていたので、簡単に引退させてしまうと、ほら見たことかと言われてしまいますし、もしかしたら本人はもう引退したいのかもしれません。
ただこんなことを続けていると、外国人力士に横綱の品格なんか説いても説得力がなくなるので、今のまま欠場を続けさせるなら私は引退させたほうがいいのかなと考えてしまいます。
相撲はじいさんばあさんの数少ない趣味なので、何とか盛り上がって欲しいんですけどね。ネットの監視などで八百長も難しくなってしまったので、現在の人材難の状況で強い日本人力士を誕生させて角界を盛り上げるのは相当難しいと思います。
ただここから復活して優勝すれば、大変盛り上がると思うので、一応応援しています。