今日は清宮幸太郎選手について
連日ヒット打ったと報道されていたので案外いい成績残しているのかと思って、スタッツを見ると打率1割台で出塁率が2割そこそこと話にならない成績でした。
スター候補なので仕方ないとはいえ、露出と実績が釣り合っていないのはファンも興ざめしてしまいますし、芸人でいうなら滑り倒してるのに一切カットされずに放送されてるみたいな感じで、本人もつらいんじゃないでしょうか。
といってもまだプロ1年目なので、打てないのは当たり前です。清原が特別だっただけでどの選手も打者は1年目は苦労しますから、来年以降が勝負です。
初ホームラン動画とスイング考察
以下プロ入り初ホームラン
清宮、プロ第一号!!!#清宮幸太郎 pic.twitter.com/HSGuPqQFYj
— やきうお絵かき@中の人 (@oekakimatome) 2018年5月9日
城石憲之は日ハムでコーチしてたんですね。
しかし清宮選手はお手本のようなスムーズなスイングです。私が知ってるのは高校時代の清宮幸太郎だったんですが、結構変化してました。こんな短期間にフォーム変更して一応打てているのは凄いと思います。
ただあくまでスイングは空手でいうなら型なので、変なフォームでも打てる人もいます。
種田仁選手。この人も変なフォームでしたけどそこそこ打ってました。ただ素行も変だったみたいで逮捕されてしまいました。いろんな意味であまりお手本にはならなそうです。
(フォームの変更といえば、日本でこれだけ野球は人気あるのにリアル志向のプロ野球ゲームが流行らないのはそれが原因なのかなと思ってしまいます。いちいちモーションを作り直さないといけませんからね。その点パワプロは雪だるまみたいなキャラにしてうまくやってます。)
本人もまぐれのホームランじゃないと言っていた通り、今後もそれなりには期待できそうなホームラン動画でした。
松井秀喜との比較
松井も高卒1年目は打率2割3分でホームランが11本です。
打ててないといっても、清宮よりは打ってます。あとそもそもタイプが違いますね。
松井はメジャーリーグで中距離打者でしたけど、日本では長距離打者でした。恐らく清宮は日本のプロ野球でも中距離打者としてやっていくので、今後は打率とか塁打数で勝負していくんじゃないでしょうか。
2009/10/29 松井秀喜 ワールドシリーズ 第2戦 決勝ホームラン https://t.co/2nAmcYUf8S @YouTubeさんから
— 原田俊介 (@whiteprince1jp) 2018年5月13日
↑松井のワールドシリーズでの本塁打。ペドロマルティネスから打ったやつですね。これは今のところ私の心のアルバムスポーツコーナーの2ページ目ぐらいにあるぐらい感動しました。
骨格の大きさも違うので、どれだけ筋トレしてもパワーは頭打ちのような気もしますけど、本人が王貞治のホームラン記録を目標にしていたので、それがマスコミ向けのリップサービスでなければ本人なりの勝算みたいなものがあるのかもしれません。
素人の私は長距離打者としては難しいかなと思ってしまいますけど、同じくあまり骨格の大きくない中村剛也選手はスイングの妙でHR量産してますから、何かコツをつかめばホームラン量産もあり得ない話ではありません。
とはいってもまだスイングスピードで、清宮は143km/h、おかわし君が155km/hとかなり差があるので、スイングスピードを上げる必要はあると思います。
清宮の守備
私はバッティングよりこっちのほうが課題かと思ってます。
この前なんて
現在はレフトです。こんな浅い距離でタッチアップされてました。
初捕殺なんて言ってましたけど、完全に舐められていただけです。肩とかはそれほど向上しないので守備は今後どうするのかかなり不安です。
打てなくても守備走塁が出来れば出場機会を確保できたりするんですが、現在の守備力だと相当打ってもらわないと割に合いません。
ですので日ハムの順位にもよりますが、1年目は出場機会が減っていきそうです。
あと1塁も選択肢ですが、1塁は現在中田翔選手なんですよね。
中田翔より打てるようになれば1塁清宮でいけそうですが、その時ベンチ裏で中田翔にしめられないぐらいの筋力を付ける必要はあります。
10年後の成績予想
打率2割9分、本塁打15本、CMは2本、守備は1塁とDHを行ったり来たり、アナウンサーと結婚して子供は3人、そんな予想をしています。
とにかくドラフト7球団の競合なので、我々素人が難しいと思っても、ある程度打てるようなバッターになる可能性は高く、実際スイングも綺麗で器用な面もあるので3割近くは打てるようになるんじゃないかと考えました。
まずは来年、進化した清宮選手を見るのが楽しみです。