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紅白歌合戦2019 演歌枠は必要?選考基準と推移  石川さゆり五木ひろしの聖域

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2019年紅白歌合戦の出場歌手が発表されました。30年前は30組ほどいた演歌歌手が、2019年は僅か11組と年配の演歌ファンにとっては寂しい人選となっています。

一方若者に言わせればまだまだ演歌枠を減らしてほしいという声もあり、NHKが確保している「演歌枠」については意見が割れています。世間の反応や演歌歌手にとっての紅白について紹介します。

2019年度の紅白歌合戦出場歌手一覧。太字が演歌歌手です。

【紅組】
aiko(14)
いきものがかり(11)
石川さゆり(42
AKB48(12)
丘みどり(3)
欅坂46(4)
坂本冬美(31)
椎名林檎(7)
島津亜矢(6)
Superfly(4)
天童よしみ(24)
TWICE(3)
乃木坂46(5)
Perfume(12)
日向坂46(初)
Foorin(初)
松田聖子(23)
MISIA(4)
水森かおり(17)
LiSA(初)
Little Glee Monster(3)

【白組】
嵐(11)
五木ひろし(49)
Official髭男dism(初)
関ジャニ∞(8)
Kis-My-Ft2(初)
King & Prince(2)
King Gnu(初)
郷ひろみ(32)
GENERATIONS from EXILE TRIBE(初)
純烈(2)
菅田将暉(初)
DA PUMP(7)
氷川きよし(20)
福山雅治(12)
Hey! Say! JUMP(3)
星野源(5)
三浦大知(3)
三山ひろし(5)
山内惠介(5)
ゆず(10)

白組が五木ひろし、氷川きよし、山内惠介、三山ひろし、純烈の5組、紅組が石川さゆり、坂本冬美、丘みどり、天童よしみ、島津亜矢、水森かおりの6人です。

(純烈はビジュアルイメージは演歌と違いますが、楽曲はしっかり演歌なのでカテゴライズしました。)

 

紅白歌合戦における演歌枠の推移

1970年の紅白歌合戦はほぼ全員が演歌歌手でした。R&Bの和田アキ子さんなど一部に演歌以外の歌手もいるな程度です。1980年代になるとアイドル歌手やポップス歌手の出場が目立ち始めます。

それでも1993年には52組中30組が演歌枠と紅白=演歌のイメージは暫く続いていましたが、2000年を過ぎた辺りからでしょうか、徐々に出場枠を減らし始め、2016年には12組、そして2019年は11組と完全に主役の座をポップス歌手に明け渡している状況です。

ちなみにこちらはCDなどの売り上げ推移。演歌歌手を減らしてポップス歌手を増やして欲しいと言っている方もいますが、将来的にはアニメ歌手や声優の出場が増加し、今の演歌ファンと同じ立場になってしまうかもしれません。

 

紅白歌合戦の選考基準

演歌歌手においての基準です。CDとカセットテープの売り上げ、知名度、公演やコンサートでの集客力、大きくこの3つの基準で選考しています。

例えば水森かおりは女性演歌歌手では唯一安定したCD売り上げ力があり、島津亜矢などは近年バラエティ番組での露出が増え、そこで得た知名度が後押しになり選出されています。

ポップスと違って事務所の大小はそれほど影響を感じません。タニマチはともかくとして個人事務所レベルでも多く出場しています。

 

石川さゆり

五木ひろしと石川さゆりは良くも悪くも聖域となっています。グーグルトレンドなどを見ていると確かに知名度は演歌歌手の中でもトップクラスですが、長年ヒット曲がなくマンネリ化という声も分からなくもないです。

(石川さゆりなどは「ちゃんと言わなきゃ愛さない」などそれなりに評価された新曲もあるのですが、「津軽海峡冬景色」と「天木越え」はもはや紅白の代名詞となっています)

出場回数は紅組では歴代一位です。

和田アキ子は地団駄を踏んでいるでしょう。美空ひばりが亡くなっていなければ美空さんの出場回数が縛りになったかもしれませんが、今のところ出場枠は確保されています。

 

五木ひろし

今年で49回目、来年も仮に出場となれば50回目の出場となり北島三郎さんの出場回数に並びます。北島三郎さんは長年演歌界の顔だったので、来年か再来年の出場はちょっと危うい気もしています。

北島三郎さん自身は気にしていないかもですが、まわりが王貞治に忖度してカブレラやローズと勝負しなかった状況にもなっています。

ただここ最近は集客力のある坂本冬美と頻繁にコラボ公演するなど、紅白への執念は衰えていません。ちなみに男性演歌歌手だと氷川きよしは全てが高水準なのでしばらく安泰です。

 

坂本冬美、天童よしみ その他…出場が危ういのは

坂本冬美と天童よしみはCDやカセットテープこそ売れていませんが、公演での集客力は健在でお茶の間の知名度と好感度は高く、長年連続出場を果たしています。

坂本冬美は2009年に「まだ君に恋してる」がヒットしたのが大きかったです。女性演歌歌手では最後のヒットじゃないでしょうか(楽曲自体は演歌じゃありませんが)。弟さんが不祥事を起こした時も出場していたので、NHKからの信頼は厚く暫く安泰だと思います。

天童よしみは歌唱力は凄まじく「珍島物語」という100万枚を超えた楽曲はありますが、出場枠確約レベルではない気がしています。山内惠介、三山ひろし、純烈、丘みどりは盤石ではないのでヒット曲を出すなどなければ、出場したりしなかったりとなるはずです。

 

演歌歌手減らせ派の意見

まずは演歌枠に反対の意見から。

演歌枠賛成派

意外にもこちらの方が多かったです。ツイッターの演歌ファン率は高くないはずなので、そもそも若者は紅白に興味がないという実態はともかくとして、演歌への支持率は割と高い気がします。

個人的にはこちら側の考えですかね。年配の方の楽しみは尊重してほしいです。

 

演歌歌手における紅白歌合戦

ポップス歌手の大物は紅白歌合戦への出場に全く拘っていません。トップ歌手のBz、ミスチル、松任谷由実、サザンオールスターズ、ドリカム等は気が向いたら出てもいいかな程度の意識です。

しかし演歌歌手にとっての紅白は特別なものです。CDとカセットが売れなくなっても「紅白歌手」の看板があれば年中行っている公演でより集客することができますし、落選してしまえば落ち目歌手のレッテルを張られてしまいます。

それ故ベテラン歌手は紅白にしがみついているわけですが、若手の演歌歌手はたまったものじゃありません。演歌は紅白ぐらいでしか広く顔を売る場がないので、演歌の世界は50代でも中堅、40代の市川由紀乃などが下手したら若手扱いされるとんでもない状況になっています。今後の演歌市場は更に縮小してしまう気がしますがどうなるでしょうか。









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