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コンビーフ枕缶終了の理由 価格値上げと新容器にツイッター批判も

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ノザキのコンビーフ缶が70年ぶりに缶を一新するようです。独特の巻き巻き缶は「枕缶」と呼ばれるもので、開封には得も言われぬ快感が伴い、中身の漬けた肉と二人三脚で愛されてきました。

ノザキによると在庫が無くなり次第新容器に変更とのことです。コンビーフ「枕缶」終了となった理由や、価格の実質値上げ「シュリンクフレーション」に対するコンビーフ消費者の反応など紹介します。

↑ コンビーフを製造していたノザキのツイッターアカウント。恐らくは初めてのバズりを見せていました。1948年発売当初は瓶詰、2年後に現在の台型の缶となったようです。

それにしても70年とは驚きです。コンビーフの賞味期限も3年となかなかですが、ノザキも牛肉に負けず劣らず頑張りました。(新容器へのリニューアルで賞味期限は3年から3年6か月へと延びるようです)

 

「枕缶」巻き巻き終了の余波

枕缶の開け方ハウツー動画も必要なくなってしまいました。(別の需要が生まれるかもしれませんが)

ショーケンこと萩原健一さんが一世を風靡した、「傷だらけの天使」のオープニングも若い世代には「?」となってしまうんでしょうか。ショーケンもコンビーフもいなくなってしまい寂しい限りです。

 

「枕缶」終了の理由は

ノザキが説明されていました。

100gの枕缶は日本でしか使用されていないこと、70年たち製造ラインが限界となったことが終了の理由だそうです。

ただしノザキさんも言っているように、340gの大きいコンビーフでは引き続き枕缶での販売となります。どうしても巻き巻きしたい方はコストコやamazonで探してみましょう(「ノザキのコンビーフ」「ニューコンミート」「脂肪分50%カットコンビーフ」「ご飯にめちゃいける和風コンビーフ」は枕缶じゃなくなります)。

 

新缶はアルミック缶のシール蓋

ヨーグルトのようなシールの蓋となります。風流がなく味気ない気がしますがこれも時代です。

 

「枕缶」だった理由は

お肉を保存するために密閉する必要があり、枕缶が採用されていました。現在の容器でも密閉缶を再現できるようになったということでしょう。

 

価格の実質値上げに批判も

内容量が100gから80gとなりますがお値段据え置き、「ステルス値上げ」「シュリンクフレーション」と呼ばれる好感度の低い値上げです。

ノザキによると、「これでも量が多すぎるという意見が多くありました。現在の家族構成や食事シーン等を考慮し、使い切りやすい80グラムへ変更いたします」という大義名分があるようです。このどさくさに紛れた値上げには批判もありましたが、今言うことじゃないだろという擁護意見もあります。

個人的に値上げは止む無しですが、「量が多すぎるという要望」という綺麗ごとは余計だったかなと思います。まあでも美味しい商品ではありますので、これを機に人気低下みたいなことにはならないはずです。

 

枕缶の価値は…

かなり在庫があるようなので、付加価値がつく可能性は低そうです。ただし東日本で販売終了となったお菓子のカールのように、買い占めによって普段の購入者が買えなくなる事態にななるかもしれません。

 

ネットの反応まとめ

お肉よりも巻き巻きについての声が多かったです。

コンの意味

コンビーフは英語で「Corned beef」。Cornedは、塩漬け、漬けた、穀物漬、という意味みたいですね。恥ずかしながら私は中学生ぐらいまで、コンではなくコーンビーフだと思っていました。

誰にも気づかれないようにこっそりとコンビーフと言うようにステルス修正したわけですが、商品の辛いところはちゃんと公表しなくてはいけないので、実質値上げはやはり批判されていました。とりあえず70年ノザキのコンビーフのために枕缶さんお疲れ様でした。










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