猛威を振るっている新型肺炎のコロナウイルスですが、中国政府がその感染経路に「エアロゾル感染」が含まれていると発表していました。
日本政府とテレビメディアは大人の事情により、コロナウイルスの脅威を正確には伝えていない状況が続いていますが、ネットの普及により情報統制ができず、徐々に日本国民の不安は高まっています。エアロゾルとコロナウイルスについて。
中国オフィシャルが「ウイルスはエアロゾルで感染可能」と発表。
つまりウイルスの飛沫が空気でエアロゾルとなり、安定して空気で漂う。吸入すると感染の可能性ある。
日本語での説明が難しい。恐らく日本でも記事出るだろう。 pic.twitter.com/RLzObp6t3S
— hklemontea (@hklemontea) 2020年2月8日
日本在住日本人の感染者数が増えないのは以前記事にした通り、検査してもらえない実態のせいですね。
理由としては専門病院の病床不足、効果的とされるエイズ薬の不足、東京五輪中止への懸念、動くのが面倒な政治家、これらの事情だと思います。テレビが安全だと煽るのはパニック対策ですかね。致し方ない気もしますが、危険であると提唱される専門家も出てきてはいるようです。
今現在日本が置かれている状況は、福島原発事故の際の関東圏に似ていると感じています(リスクは都市部>>地方ですが)。何とか好転してほしいです。
エアロゾル感染とは 空気感染との違い
病原菌が床に落ちた後、乾燥し飛沫となって空気中を長時間浮遊、この状態をエアロゾル、これによる感染がエアロゾル感染とのことです。ノロウイルスやSARSと同じですね。
アメリカでパンデミック化しているインフルエンザとの最大の違いは、インフルが外科用マスクで対策できるのに対し、コロナはn95マスクでないと粒子が小さく防げないとのこと。
院内感染対策委員会の石松氏の説明が以下。
(https://seiai-riha.com/wp-seiai/wp-content/uploads/2019/10/141021-innaibenkyou01.pdf)
射程距離が短い飛沫感染よりも更に危険度の高い感染経路になります。
コロナウイルスのエアロゾルに対しどの程度の距離警戒すればいいのかまでは明らかになっていませんが、SARSの際は3メートル程度を危険な距離としてアメリカが設定していました。
コロナウイルスの死滅時間は5日前後という報告もありますが、こちらも確定ではありません。
職場や満員電車内は間違いなく危険な空間になりますので、n95マスクやできればゴーグル、こちらは現実的に難しいですが防護服の着用がマストな対策になります。
(といってもマスクは入手困難です…政府は日本がそのような状況なのに中国に大量にマスクを送付しています。本来であれば会社を休むか自宅勤務がベストですが、現実問題そうもいかない方が大半でしょう。高額転売品を購入するか鼻や口を触らないようしたいところです。)
飛沫感染と空気感染の違い 定義は割と曖昧
ウイルスの粒子サイズが5µmより大きければ飛沫感染、小さければ空気感染と一応の定義はありますが、大きい粒子のインフルウイルスであっても短い距離であれば空気中に浮遊することもあるようなので、対策の観点でいうとはっきりとい決めつけないほうがいいかもしれません。
コロナ死者数をAIが予想
AIは新型コロナウイルスは25億人に感染し、5300万人が死亡すると予測。https://t.co/9PQAQ3p0UB
— 非一般ニュースは2回もアカウント凍結 (@tkFiMNaoKWQeSMi) 2020年2月7日
世界で25億人が感染、5000万人以上の死者数がでるとの予想データがありました。個人的には思ったより少ないと感じましたが、中国が出している実態とかけ離れた数字をどう扱うかでも数字は前後しそうです。
日本と武漢との比較
中国や武漢にくらべて日本が清潔で医療環境が充実していることから、感染が広がっていないとの楽観的な意見もありますが、武漢でいうならばまだ初期の段階です。
日本の感染者は武漢の1月15日よりすでに多い。 pic.twitter.com/jG57Z0wTFa
— 川尻雛子 (@fukuzawayumi) 2020年2月8日
これから感染が爆発的に広がる可能性は高いでしょう。暖かくなってウイルスがどう反応するのが一つ肝になりそうです。通常は弱まりますが、人口ウイルス説などにより、そうはならない可能性もあります。
「大げさに騒ぎすぎ」楽観派も
間違っているというわけではありません。意見の相違ですが、楽観視されている方もいます。
新型コロナウィルスがインフルエンザとHIVのハイブリット型のようなものだと考えれば、今の世界中の対応も妥当に思える。だってインフルエンザよりも毒性が弱くてインフルエンザを放置した場合の致死率よりも新型コロナウィルスの致死率の方が低いのにここまで大げさな対応するって不自然だろう。
— ComTunes (@ComTunes) 2020年2月7日
ちょっとコロナウイルス大げさすぎんか…
— らんらん【Gёy≠鸞❀】2月8日24時半デュオゲリラ (@RanRanRan286) 2020年2月7日
新型コロナウィルスの報道が連日されているが致死率も低いし、さほど脅威的なウィルスではないみたいだから大げさだと思うんだよな😓
— 🌰ヒィロ🍈さすらいの三迷走レイヤーただのコミュ障✨WCS栃木大会出場予定 (@kagaku_moehina) 2020年2月6日
新型コロナが不安だから外出がとか言ってる人らはマスメディアに踊らされすぎなのではhttps://t.co/g1OQ8MfYz8
厚労省のやつ見る限り日本国内罹患者の人数に対してそれなりに快復してるし渡航規制やってるから大げさみがあるんだけども— くると (@tknk331) 2020年2月7日
ネットの反応まとめ
エアロゾル感染 ついに出てきましたね!
出来れば聞きたくなかった言葉です— Sheng Cang (@Chitian1964) 2020年2月8日
最悪の事態、空気感染の可能性があるという事ですね。
— smokin' Joe (@ae86bh5) 2020年2月8日
空気感染はあり得ないですが、コロナウイルスは下水道からエアロゾル感染しますので、船内とか飛行機とか都市部のような下水を気圧で動かす仕組みになっているとあっという間ですね。
— 手塚一佳 (@tezukakaz) 2020年2月7日
インフルエンザも換気悪いとエアロゾル化して漂う。基本的には飛沫感染で咳した飛沫を直接喰らうと移るんだけど、換気が悪い空間ではある程度の時間ウィルスが空気中を漂う。だから、イオンとかああいう人がひしめき合う空間がインフルエンザの感染の場になってんじゃないかって言われたりすんやけど
— ホリガミアツシ (@teamgallaghers) 2020年2月8日
となると、一部専門家が「マスクは必須ではない」と言っていたのは楽観視し過ぎで、やはりウイルスを遮れるマスクが必要になりそうです。
林鄭月娥行政長官、今日もマスクしてませんでしたね。自暴自棄?
— くま某 (@kumaboh) 2020年2月8日
まあ中国発表なんで話し半分にした方がいいがヤバイウイルスなのは間違いない
— カイト (@v7HJwgwnnI2moRd) 2020年2月8日
体外で9日間も生存でき、高温多湿の気候にも適応し、空気感染(エアロゾル感染;飛沫核感染)するなんて、悪質だなあ。しかも、免疫不全を引き起こし、胃・肺に後遺症が残り、変異能力が高いなんて、生物兵器そのもの。スペイン風邪の再来だなあ。感染しても本格的に活動するのは、肺まで行ってから。
— citoyens japonais1984 (@CitoyensJ) 2020年2月8日
エアロゾルの動きは、重力、空気の流れ、室温、湿度などの環境要因に左右される。
エアロゾルの量は個人差があり定量化出来ない逆を言えば、今回のクルーズ船や
チャーター便のような限定条件下ではスパコン使って解析モデル作れる?— りゅんぽん (@RYUNPON00) 2020年2月8日
未知のウィルス、治癒方法も定まらない新型コロナウィルス。インフルエンザの方が重症なのに大げさに考えるなと言いきれないと私は思う🤔HIVに似た構造があるとしたら良くなったように見えて何かのきっかけで再発する可能性もある。母体感染の例もあるし一生薬を飲む可能性も。楽観視出来ないよ。
— KARINTIYO (@charirinmaruri) 2020年2月7日
対策は
藤田康介さんなる上海の著名なお医者さん。
#新型コロナウイルス肺炎 エアロゾル感染。私もこの感染力の強さから十分にあり得ると思います。エアロゾルとは人がいなくてもタバコの匂いを感じるてしまう様なイメージ。改めて換気が重要で人混みがダメなことが分かります。インフルエンザやノロもエアロゾル感染します。https://t.co/agoCSMrlJL pic.twitter.com/UFCH3uHfSR
— 藤田康介 (@mdfujita) 2020年2月8日
換気が重要で人混みが危険と言っておられます。日本は満員電車がコロナウイルス感染の温床になりそうです。出勤時間をズラすのは感染のリスクを下げるかもしれません。個人的にはスペイン風邪、世界大戦クラスに成り得る未曽有の危機だと考えていますが、大げさだったなと後で笑われるような結末を願っております。