コロナウイルスによる混乱が徐々に広がっている日本ですが、私含め政界にしがらみのない情報発信者は、武漢が封鎖された1月23日には入国禁止ないし渡航制限すべきだと警鐘を鳴らし続けてきました。
残念ながら地上波テレビ、厚生労働省、日本政府はこの新型肺炎に対し適切な対策を講じることができず、日本をパンデミックが約束された現在の時すでに遅しの状況へと誘ってしまいます。コロナパンデミックの戦犯とも言われている安倍首相、現厚生労働省の一連の発言、失言についてまとめて紹介します。
もはや厚労省から発表される国内の感染者数は、中国と同じくただの数字遊びとなっています。(そもそも日本はまともに保健所が検査を付けつけていない実態が)
多くの日本人を失望させたこの厚生労働省と政治家の発言は以下。
安倍首相は目先のインバウンドと経済最優先
武漢が閉鎖された後に以下の「春節に際して~歓迎」の発言がありました。
大歓迎した後に「人混みを避けて」の名言も飛び出しました。
時系列的には以下です。
1月23日
中国政府が武漢市を封鎖
1月24日
安倍首相、中国人観光客呼び込みメッセージ
2月14日
安倍首相「人ごみ避けて」
ちなみに現在も地域限定縛りの渡航制限をしているのみで、日本にはゾロゾロと中国人が入国しています。(訪日後にコロナにかかったといえば医療費が激安になる抜け道も指摘されていました)
今尚「経済対策」に重点を置いているようで、百田尚樹や高須院長という太鼓持ちからの信頼も失ってしまったようです。経団連の圧力や法律の縛りがあったのかもしれませんが、その地位を犠牲にしてでも日本を守って欲しかったです。(今現在の安倍首相の危機感の無さを見るに、本心では別のことを考えていたとはちょっと思えないです)
官邸に直接連絡していただきました。
返事は
①中国の人たちの入国完全停止をする気は全くない。
②倒閣につながる可能性があるので署名と署名人のコメントは受けとれない。
とのことでした。
署名活動は全くの無駄骨に終わりました。
無念であります。
署名してくださった皆様にお詫び申し上げます。— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2020年2月23日
官邸にコンタクトした高須院長によると、中国からの全面的な入国禁止は検討もしていないようです。
厚生労働省の発言
ネットでは以下のような発言があったと皮肉られていました。
「日本人は感染しません」
「風邪のようなもの」
「防護服は必要ない」
「ヒトからヒトには感染しない」
「空気感染しません」
「正しく恐れて」
「感染しても日本人は死にません」
「感染しても風邪のちょっと重い症状です」
「日本国内は決して流行していません!デマに惑わされないで」
1月中旬時点ではヒトからヒトへの感染、拡大するリスクは低く、『過度な心配は必要ない』との厚労省の見解でした。
【濃厚接触とは】
中国・武漢市で集団発生している、
新型コロナウイルスによる肺炎が日本でも初めて確認されました。厚労省は現時点でヒトからヒトへと感染が拡大するリスクは低く、
過度な心配は必要ないとしています。https://t.co/XBlIR2zgU5— 朝日新聞デザイン部 (@asahi_designbu) 2020年1月16日
↓
その後は「持続的なヒトからヒトへの感染の明らかな証拠はありません」とややニュアンスを変えています。
#新型コロナウイルス肺炎 軽視し過ぎで国内パンデミック化、厚労省の官僚はいても意味ないから、解体で!
>中国国の専門チーム「人から人への感染を示す強い証拠だと考えている」
>厚労省「持続的なヒトからヒトへの感染の明らかな証拠はありません」https://t.co/BtW7VVidEf via @BIJapan— apatchsan (@apatchsan) 2020年2月13日
この辺は福島原発の時の「直ちに影響はない」と同じくただの言葉遊びですね。持続的とつけておけばどうとでも解釈できます。ちなみに既にこの段階で中国からは人から人への感染についても情報を発信されていました。
以下この時の厚労省のコメント
「世界保健機関(WHO)からの発表では、まだ持続的な感染の拡大が起きているという表現はされていません。もし、武漢以外の地域にいる感染者から感染が拡大するようなことがあれば、武漢にあるとされる感染源から切り離されたところで感染が広がっている証拠になるので、『持続的な感染が広がっている』という表現になると思います」
(WHOのテドロス事務局長は中国の対応について絶賛するなど、中国との癒着について疑惑を持たれていました。)
↓
2020年2月23日時点での人から人への感染についての質問は、厚労省にとってNGになっています。
厚生労働省が公表している、新型コロナウイルスに関するQ&Aの回答がひどすぎる。
「新型コロナはヒトからヒトへうつりますか?」という単純な質問に正面から答えず、「咳エチケットや手洗いが重要」という全く聞いてない事を回答。こんな誤魔化しとか言葉遊びをしてる場合じゃないでしょ・・・。 pic.twitter.com/Kap1LEdg7r— HOM55 (@HON5437) 2020年2月19日
人から人への感染どころか、空気感染に近いエアロゾル感染の疑いも持たれている中で、厚労省はまだ事態の深刻さを国民に伝えようとはしていません。(事態を甘く見ているとも言われていますが、状況の深刻さを理解しているもいのの、ただ隠蔽しているだけだと思っています)
防護服は必要なし
クルーズ船「ダイヤモンドプリンセス」でコロナ対策にあたった検疫官について、加藤勝信大臣の見解です。
防護服無しで対応されていた検疫官もいたようです。
ちなみにアメリカは以下の装備。
アメリカチャーター機の乗組員の装備
DP号の中でもアメリカの防護服 pic.twitter.com/uuKeLIXVeM— ✳️ Pecko (@pecko178) 2020年2月17日
防護服を着てチャーター機での送迎を準備していました。竹田恒泰さんも言っていたように日本は伝染病に苦しめられた歴史が諸外国よりは少ないので、それによる甘い見積もり、戦前から続く日本政府の隠蔽低湿が生み出したのか、相当に稚拙なコロナへの対応となっています。
新型コロナウイルスでWHOが心配しているのは日本だと❗中国は先が見えてきた、しかし日本は心配だと。政府もいまだ流行はしていないと言ってるのだから。ズレテルよな。あらゆる面で心配な日本政府。ダメだこりゃ‼️
— 佐藤明吉 (@AuCwFEcI9js5zOy) 2020年2月14日
一方日本の厚労省は正しく恐れてーとオウムのように連呼
— マンゴー SNS 沖縄 熱帯果樹 マンゴー製作所 隠者 メルカリ ラクマ ヤフオク.ver (@ha39sa) 2020年2月13日
鳩山由紀夫さんは中国にマスク贈呈
元政治家鳩山由紀夫さんは中国に100万枚マスクを送っていました。
私は日中友好継承発展会という団体の代表として、ある企業の応援をいただき、中国の対外友好協会に百万個のマスクを送ることができた。中国の人口からすれば微々たるものだが、有効に活用されることを期待したい。なお、この結果日本のマスクの流通に影響が出ることはないのでご安心下さい。
— 鳩山由紀夫 (@hatoyamayukio) 2020年2月16日
中国に送るマスクは日本の市場に出ることのない製品ですので、送ることによって日本のみなさんには影響はありませんので、どうぞご安心ください。「山川異域、風月同天」。ある日本人が贈ったこの言葉で多くの中国人が日本にとても感謝しています。
— 鳩山由紀夫 (@hatoyamayukio) 2020年2月16日
日本の市場には出回らないので関係ないそうです。もはやどの政党のどの政治家を支持していいのか難しい状況になっている日本ですが、何とかこの危機を幸運をもってして乗り越えて欲しいです。