5月15日の午前、保育園児らが遊んでいた千葉県市原市の公園に、65歳男性の運転するプリウスが突っ込み、保育士が骨折の重傷を負いました。(保育士は園児を庇うため咄嗟に前に出たようです。)
運転手は無職の泉水卓容疑者、自動車運転処罰法違反で警察に逮捕されています。
【公園に車 園児守り保育士骨折】https://t.co/XhZHxVTJ3t
千葉県警によると、15日午前、同県市原市の公園で遊んでいた保育園児らの近くに乗用車が突っ込み、かばおうとした女性保育士が右足を骨折。園児は車と接触していないとみられる。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2019年5月15日
フェンスを突き破って公園内に暴走したとのこと。尚運転手の泉水卓容疑者は、「アクセルを踏んだ覚えはない。突然、車が急発進した」とよく分からない事を言っているようです。恐らくはアクセルを踏み間違えてしまったんでしょう。
幸いにも園児に大きな怪我はなく、身を挺して子供達を守った保育士に感謝と称賛の声が上がっています。しかし池袋に続き車がプリウスということで、何か欠陥があるのでは?と考える方も出てきているようです。
4月、5月の交通事故
4月の飯塚幸三池袋暴走事故に始まり、1か月ほどの間にこれだけの交通事故が発生しています。(こちらはプリウスに限らないです)
やはり自宅警備が安全。公園内も危険。また遊ばせ方は問題なかったか、ガードレールつけた方がいいか、とマスコミが報道しはじめるのか。
5/15千葉 男(65)車で公園へ突っ込むも、アクセルは踏んでいない 保育士1人骨折園児5人保育士1人けがなし pic.twitter.com/dJoOOZi3w2
— 面に白く (@shushu01a) 2019年5月15日
交通事故死亡者数の推移
但し交通事故の死者数は緩やかではありますが減少傾向にはあります。
(出典:https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20190104-00110107)
高齢化社会ですが、高齢者のみの交通事故も増えているわけではありませんでした。ですので運悪く悲しい事故が続いたんだろうと思いますが、立て続けなので保育園児の散歩中止などは現実味を帯びていくかもしれません。
プリウスは危険な車なのか
池袋も今回の事故もプリウスということで、高齢者にプリウスは適していないのでは?という意見もありました。(但し車種別の事故数の統計などが出ているわけではありません。)
↑ プリウスのシフトレバー。スタイリッシュでかっこいいですが、以下のような意見もありました。
プリウスはシフトレバーが基地外だから
Dに入った状態のNの位置で
パーキングボタン押してないで
車から離れたんだと思う。車はクリープ現象で、自動的に
前に進んで、ドカン だと思う。
シフトの仕様は車種によって違いがあるので、もう少し規格を統一したほうがいいかもしれません。ただ今回はブレーキとアクセルの踏み間違いの可能性が高いはずです。
(https://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/480/860/html/066.jpg.html)
↑ プリウスのブレーキとアクセルの配置。特別変わった仕様にはみえませんので、やはり65歳の高齢者運転手の方が既に運転するに値する判断能力を失っていたように思います。
海外では時折ネタにされているらしいプリウスですが、何百万台と世界で売れている車なので、個人的には車側に致命的な欠陥はないように思います。
ネットの反応
保育士への感謝と、プリウスについての意見が多かったです。
千葉県の公園の砂場で遊んでいた園児らの近くに乗用車が突っ込み、かばった保育士が骨折。逮捕された65歳男は「アクセルを踏んだ覚えはない。突然、急発進した」
プリウスの事故についてはトヨタが正式に調査結果を報告するとかしないと風評被害が広がる恐れがありますね。https://t.co/9PYfPT7Ubd— 盛田隆二 (@product1954) 2019年5月15日
プリウスの事故が多い(目立つ)のは、母数(販売台数)の多さを除けばモーターの一般的な特性としてゼロ発進の加速が良すぎて年寄りの反射神経が追い付かないから。強いトルクリミッターとかでも付けない限り、この手の事故はまだまだ起こるよ。
— カピバラひよこ@センシティブ令和 (@RM0221_3) 2019年5月15日
何度でも上げてあげよう。プリウスの緊急停止マニュアル。
キルスイッチ、作れやトヨタ! pic.twitter.com/PgHl4zavrT— Junちゃん (@junchan_sotobou) 2019年5月15日
そろそろ、保育園児の屋外散歩をやめさせよう、っていう声が高まってきそうな気がする。
— evamaru_dash (@EvaMaruDash) 2019年5月15日
公園で遊んでても車が突っ込んできたって…、先日の事故で保育園を「演じ連れて車の往来が激しい道路歩くのが悪い」とか言ってた連中は公園で遊ぶのが悪いと言い出すのかな…
— TAKUTEKS‗新作機械姦モノDlsite委託中 (@takuteks) 2019年5月15日
保育士さんのおかげで誰も死なず、男性も人殺しにならないで済んだ。感謝しかないね。
— たま子 (@iwbya) 2019年5月15日
この保育士さんは本当に凄い人だ!
反射的に子供さんを守ったのでしょう。
もし自分がその場にいたら同じ事が出来たかな?って思いました。
保育士さんの骨折が早く治りますように。
子供さんも無事で良かった。— 🇯🇵零戦🇯🇵 (@Japan_Mr_Otaku8) 2019年5月15日
また園児たちに車が突っ込む事故。もういい加減聞きたくないし、お散歩や園庭のない保育園が変に問題視されませんように。なにより身を呈して子どもを守った保育士さんすごいよ。改めて保育園や保育士さんが働く環境が良くなってほしいな
— 吉本ユータヌキ@デザフェスB-345 (@horahareta13) 2019年5月15日
でも。子供はお外で遊びたいですよね😢
友達の子供は、すぐに外に行きたがるって言ってました。
家の中でばかりだとストレス?が溜まるんだよねー(子供のね)って聞いたばかりです。
子供を守るために子供への規制が強くなるのは何だか違うような・・— あや (@ayayanyahn) 2019年5月15日
たまたま公園だっただけで保育園の庭に突っ込んできそうだけどな
つか、保育園に車で突っ込んでる老害、居たと思うが— サキさん (@NRZPDHeGqw70Z5c) 2019年5月15日
老害のせいで悪くない保育園が悪者にされたらこの国は終わりよ
— ライ麦 (@C9KKn98dMTEx713) 2019年5月15日
山本左近の意見
元F1ドライバーで自民党擁立で参議院議員選に出馬予定の山本左近さんは、行政が保育園児の散歩コースなどをもう少し管理すべきと発言されていました。
そのような中、今度は公園で遊んでいた保育園児の近くに車が突っ込み、保育士が骨折したというニュースが報道されています。道路だけでなく、子供の居場所・遊び場も含めた総点検が必要です。
「園児近くに車突っ込む かばった保育士骨折 千葉 」https://t.co/XgHI3tehTV @Sankei_news— 山本 左近 (@SakonYamamoto) 2019年5月15日
例えば小学校を中心に作られる「スクールゾーン」は、1972年に施行された後、運用についてなんども見直され、カーブミラー新設、道路標示の新設やガードレールの増強が度々行われてきました。しかし、保育園や幼稚園の散歩コースを果たして行政が把握し対策の優先順位を決められているでしょうか。
— 山本 左近 (@SakonYamamoto) 2019年5月15日
今回の事故は公園内に突っ込んできたのでどうしようもないですが、滋賀の園児死亡事故などは保育園側に落ち度がないとはいえ、リスクを減らすために外の散歩は減っていくかもしれません。山本左近さんのように、ちょっとしたマニフェストのように掲げる政治家も増えてくるでしょう。
保育園の敷地内に運動場なり園庭があればいいですが、都会だとない園も多いので難しい問題ですね。園児は外に出たいでしょうし、運動させて昼寝させないと保育士たちの体が持たないです。何より外って楽しいんですよね。私も記憶の片隅に園児の頃、皆で外を歩いた楽しい思い出が残っています。保育士の方ありがとうございました。