不祥事、事件

プリウスは危険?市原市の公園で暴走 保育園児らを庇い保育士骨折

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5月15日の午前、保育園児らが遊んでいた千葉県市原市の公園に、65歳男性の運転するプリウスが突っ込み、保育士が骨折の重傷を負いました。(保育士は園児を庇うため咄嗟に前に出たようです。)

運転手は無職の泉水卓容疑者、自動車運転処罰法違反で警察に逮捕されています。

フェンスを突き破って公園内に暴走したとのこと。尚運転手の泉水卓容疑者は、「アクセルを踏んだ覚えはない。突然、車が急発進した」とよく分からない事を言っているようです。恐らくはアクセルを踏み間違えてしまったんでしょう。

幸いにも園児に大きな怪我はなく、身を挺して子供達を守った保育士に感謝と称賛の声が上がっています。しかし池袋に続き車がプリウスということで、何か欠陥があるのでは?と考える方も出てきているようです。

 

4月、5月の交通事故

4月の飯塚幸三池袋暴走事故に始まり、1か月ほどの間にこれだけの交通事故が発生しています。(こちらはプリウスに限らないです)

交通事故死亡者数の推移

但し交通事故の死者数は緩やかではありますが減少傾向にはあります。

(出典:https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20190104-00110107)

高齢化社会ですが、高齢者のみの交通事故も増えているわけではありませんでした。ですので運悪く悲しい事故が続いたんだろうと思いますが、立て続けなので保育園児の散歩中止などは現実味を帯びていくかもしれません。

 

プリウスは危険な車なのか

池袋も今回の事故もプリウスということで、高齢者にプリウスは適していないのでは?という意見もありました。(但し車種別の事故数の統計などが出ているわけではありません。)

↑ プリウスのシフトレバー。スタイリッシュでかっこいいですが、以下のような意見もありました。

プリウスはシフトレバーが基地外だから
Dに入った状態のNの位置で
パーキングボタン押してないで
車から離れたんだと思う。

車はクリープ現象で、自動的に
前に進んで、ドカン だと思う。

シフトの仕様は車種によって違いがあるので、もう少し規格を統一したほうがいいかもしれません。ただ今回はブレーキとアクセルの踏み間違いの可能性が高いはずです。

(https://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/480/860/html/066.jpg.html)

↑ プリウスのブレーキとアクセルの配置。特別変わった仕様にはみえませんので、やはり65歳の高齢者運転手の方が既に運転するに値する判断能力を失っていたように思います。

海外では時折ネタにされているらしいプリウスですが、何百万台と世界で売れている車なので、個人的には車側に致命的な欠陥はないように思います。

ネットの反応

保育士への感謝と、プリウスについての意見が多かったです。

山本左近の意見

元F1ドライバーで自民党擁立で参議院議員選に出馬予定の山本左近さんは、行政が保育園児の散歩コースなどをもう少し管理すべきと発言されていました。

今回の事故は公園内に突っ込んできたのでどうしようもないですが、滋賀の園児死亡事故などは保育園側に落ち度がないとはいえ、リスクを減らすために外の散歩は減っていくかもしれません。山本左近さんのように、ちょっとしたマニフェストのように掲げる政治家も増えてくるでしょう。

保育園の敷地内に運動場なり園庭があればいいですが、都会だとない園も多いので難しい問題ですね。園児は外に出たいでしょうし、運動させて昼寝させないと保育士たちの体が持たないです。何より外って楽しいんですよね。私も記憶の片隅に園児の頃、皆で外を歩いた楽しい思い出が残っています。保育士の方ありがとうございました。










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