この手の問題はどうしたらいいんでしょうね。
問題の本質は別の所にあるのに、松屋のカウンターに乗せた味噌汁のごとく、すーっと論点がスライドして気が付いたら差別問題にすり替わっています。
こんなデリケートな話はリアルだとノータッチですけど、匿名のこんな場所だから本音を言う事ができるということで、今回の「女子部長が練習で打席に立っちゃった事件」について考えてみます。
甲子園には興味ない
今日はいろんな方を敵にまわしてしまいそうなんですけど、ウソを言ってもしょうがないのでありのままを。
球児に無理させて金儲けすな!
甲子園は基本的にバカげてますね。選手が好きでやってるんだからと言いますけど、彼らは未成年であって、判断能力がない時期に半ば強制的に、その先の野球人生に関わるレベルで体を酷使させるとか正気の沙汰じゃないです。
これがプロなら報酬が発生していますので、まだ理屈は通っていますけど、未成年に無茶やらせて、戦っていない大人たちががっぽり利益を持って行ってる構図は狂ってるとしか思えません。
連投や球数に厳しい規制を設けるべきです。
坊主頭はかわいいじゃないか
坊主頭とかは別に何も思わないですかね。相撲の髷やそれこそ各スポーツのコスチュームやルールなどすべてが完全に合理的かというとそんな事ないので、ルールで決めたこととして無駄があるのは高校野球に限った話ではないです。
男女で扱いが違うのは時代に即していないでしょうね。個人的に思うところはありますが、拘るほどの事でもないと思うので、そこは柔軟に対応すべきだと思います。
と、甲子園にこんな反抗的な態度の私が、今回の件は完全に高野連寄りの意見です。
男女関係ない
今回の件は性別関係ないんでね。
女性がバット持って打席に入ったから怒られたわけじゃなく、「部長」だったから怒られたわけで、仮に男でもゴリラでも怒られてるわけです。それを女性だから駄目だったかのようにミスリードしているメディアや、この女性部長は、もう少し高校野球のルールブックを熟読するべきです。
(まあ分かってやってるんでしょうけどね)
別にいいじゃんとかそういう話じゃなくて、そもそもただのルール違反ってだけです。
ルールですから!
ルールに疑問を持つことはかまわないですし、厳しく反対運動するのも別にいいと思うんです。
ただルールに同意して参加しといて、プレイボールの後に「いやルールがおかしいから」これはどうなんでしょうか。それならば事前に声を上げるべきであって、なし崩し的にルールを緩和させようとするのは、ちょっと筋が違うのではと感じます。
白山高校の川本牧子(40歳)
白山高校の女性部長である、川本牧子なる人物がウキウキで躍動したらしいです。こんな常識外れの行為をどんな顔でやっているんか見てきました。
滅茶苦茶楽しそうじゃねえか・・・(笑)
なんでしょう、静かな怒りを持って画像検索したんですが、この楽しそうな情景を見るとほんわかして全く怒る気にならないですし、世間の人が味方してしまうのも無理ないですね。
おまけにこの女性「男に生まれたかった」といって生徒たちに自分の夢を託しているという、なかなか泣かせるバックボーンも持っているので、このまま高野連が悪ということで終わってしまいそうです。
まとめ
確かにいい写真ではありましたけど、ルールはルールですからね。
路上駐車と同じで、一台じゃ何てことなくても2台3台と増えていくとキリがなくなるのでどっかで線引きをしなくてはいけません。今回のルール違反は割と大きく踏みはずしているので、もっと厳正化された競技であれば、失格になっててもおかしくない行為です。
野球や生徒を愛しているのは分かるんですが、最悪その生徒たちに迷惑をかけかねない事も理解して欲しいです。もうすぐ東京オリンピックがありますが、ルール違反に関しては甲子園のように甘くはありません。癒されはしましたが一つ気を引き締めてがんばっていきましょう。