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熊沢英昭が息子殺人で逮捕 経歴は東大⇒元農水省事務次官で年収が凄い

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元農水事務次官の官僚である熊沢英昭氏(76)が、同居する44歳の息子を自分で刺し殺したと通報し殺人未遂の容疑で練馬署に逮捕されました。

犯人の肩書から殺人未遂は上級国民忖度?という意見もありましたが、これは通報時にまだ生存していただけの話で、亡くなった後には殺人の容疑に切り替わっています。また息子の熊澤英一郎さんは「ドラクエ10」というオンラインゲームに依存する引きこもりだったことも明らかになっています。

熊沢英昭氏は東京大学を出たあと農林水産省に入省した超エリートです。最終的にはBSE(牛海綿状脳症)問題で失脚していますが、元事務次官の肩書は伊達ではありません。

池袋事件の飯塚幸三氏よりもえらい官僚のトップですが、それだけに息子殺人は日本中に衝撃を与えています。

↑ こちらは息子熊澤英一郎さんのツイッターでの発言。

引きこもりだった自分の境遇を親のせいにしていた節があります。ゲームに月額32万円課金の自慢もしており、父としては息子の現状を嘆き、また頻発する引きこもりによる殺傷事件を危惧して殺人に及んだのかもしれません。

警官が自宅に来た時には熊澤英一郎さんは複数個所を刺され血だらけで倒れていたとのことです。※殺害された兄が原因で縁談が破断となり妹さんが自殺していたこともその後の報道で明らになっています。

上級国民への忖度ある派vsない派

池袋事故の飯塚幸三のように上級国民忖度を危惧する声が多くありました。

忖度はない!

上記のような忖度は一切ないと否定する方達も。

忖度ない派のほうがきちんとした根拠を持っている印象です。

しかし個人的には「可能であれば官僚や勲章持ちに配慮したい」程度の忖度は感じています。まあ今回は問答無用の殺人なので、いくら警察が忖度したくてもどうにもならないでしょう。

 

熊沢英昭の年収と経歴

以下事務次官の給料と年収。

参照https://www.cas.go.jp/jp/gaiyou/jimu/jinjikyoku/pdf/h30_kyuyo.pdf

月収140万に年収2000万円以上とさすが公務員のトップです。(手取りは1500万円程度)

熊沢英昭の経歴

学歴は東京大学法学部卒業。

農林水産省事務次官はBSE問題で職を追われていますが、官僚は天下りの救済があります。熊沢英昭氏もその後チェコ大使を務めるなどしているため、かなり裕福な経済状況であったはずです。

また事務次官以前には、畜産局長、経済局長、農林水産省審議官も務める正真正銘のエリートでした。殺人は許される行為ではありませんが、立て続けに起る引きこもりの殺傷事件に危機感を感じ、体力のあるうちに親として責任を取った結果だったのかもしれません。

無職で30万課金する息子

以下息子さんの発言。

見栄を張った嘘の発言の可能性もありますが、ネットでは既成事実化しています。

とはいえ元官僚ということでそれなりの財力ではあったはずなので、無職でもこのぐらいの課金は可能でしょう。何より立派な父が殺害を決意するぐらいですから、それ相応のドラ息子っぷりであったと考えるのが自然です。

(息子からの日常的な暴力行為、事件当日の朝には近くの小学校がうるさいと父息子で口論も起きていたと熊沢英昭は警察に供述。)

 

ネットの反応

人生イージーモードだったはず

44歳で親の財力に頼る開き直った引きこもりはどう対処していいか分からないですね。やる気さえあれば元官僚の親のコネで就職はどうにでもなったでしょうから、環境的にはイージーモードであったはずです。

働けないのは人間関係に対応できない精神的な疾患が原因という話もありますが、彼は他人と接触するオンラインゲームやツイッターは存分にできているので、個人的には単に甘ったれていただけだと思ってしまいます。そうはいっても勿論殺されていいわけありませんので、何か別の解決手段はなかったのか悔やまれます。

60万人の引きこもりを抱えるといわれる日本の社会問題を象徴するような事件になってしまいました。










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