サッカー ワールドカップ 日本代表

日本代表クリンスマン監督の長所と短所 ラームからの評価と日本人との相性

更新日:

ロシアワールドカップでの戦いを終えた日本代表西野監督の去就が注目されていましたが、どうやらドイツのクリンスマンが就任濃厚とのこと。

ただ、ここからトーレスのように足元をみて年俸を釣り上げ破断となるかもしれませんし、まだ予断を許さない状況です。

世界的にみても名の通った監督なので、日本サッカー協会としては、勢いのあるうちに契約締結させたいところでしょう。

今日はクリンスマン監督の長所と短所について考えてみます。

 

クリンスマン監督の長所

まずは良い所から。

コネがある

結局外国人監督はこれに尽きると思います。

ジーコが日本代表監督であったときは、元名選手のコネをフル活用して強豪国と親善試合を組んでくれました。

ワールドカップでの活躍

日本は欧州や南米と離れていて、なかなか接点がないので、こういう元一流選手に率いてもらうと名前のパワーが役にたってくれますし、クリンスマンであれば優秀なスタッフもセットで来てくれるはずです。

 

実績はある

ジーコと違って、クリンスマンは監督としての実績も兼ね備えています。

クラブチームでこそバイエルンミュンヘンで失格の烙印を押されましたけど、ナショナルチームではドイツ、あとはアメリカ代表で結果を出しているので、最低限の信頼感はあります。

 

年齢

私は西野監督が良かったんですが、唯一のネックに年齢がありました。

現在63歳と決して若くはなかったので、長期政権と次のワールドカップを見据えた時に不安な点ではあったんですが、クリンスマンは現在53歳と指導者としては若い部類です。

長期契約の要望にも応えてくれるでしょう。(ただ後述しますが、私はクリンスマン監督、日本代表には合わないと思います。)

 

見た目も実績も華がある

割とナイスミドルですし、選手時代の実績パワーも相まって、それなりに華があります。

岡田監督がジャージでベンチにいるより、クリンスマンがそこにいた方が対外的には印象がいいかもしれません。協会は特にそういうのを好みそうです。

 

日本代表を認めている

これは物凄く大事だと思います。

ハリル監督はどうも見下している節があったんですが、クリンスマンは少なくとも今の代表のことは、今回のロシアワールドカップの戦いを見て、それなりにリスペクトしてくれているようですし、彼の中で成功のビジョンが見えたからこそ引き受けてくれたのでしょう。

先輩リトバルスキーもいることですし、うまく日本に溶け込んでくれるはずです。

 

クリンスマン監督の短所

続いては私が思う、クリンスマン監督の不安な点を。

 

フィジカル信者

アメリカ代表でも、ドイツ代表でもフィジカルを活用した戦術だったイメージがあるので、同じことを日本代表でやっても上手くいくとは思えません。

特にバイエルンでの評判は最悪で、ラームからは

クリンスマンとの経験は失敗だったね。フィジカルトレーニングに取り組んだだけだった。戦術に割く時間があまりにも短かった

と母国の先輩にも関わらず全否定されてしまってました(ドイツのビルト紙より)

クリンスマンを嫌っているラーム。(宇佐美には優しくしてくれました)

彼曰く、バイエルンの選手だけで集まって、戦術を考えていたようです。

解任が確定してクリンスマンが指揮を放棄していたのかもしれませんが、あまり戦術に重きを置いた監督ではなさそうです。

中田英寿のような突然変異の選手はいましたけど、日本人に短期的な計画でフィジカルの向上を求められても、十分な成果は上げられないと思います。

あとはラームだけでなく、マテウスとも仲が悪いですが、マテウスは変人なので、そっちは気にしなくて大丈夫です。

 

意思の疎通の問題

クリンスマン監督に限ったことじゃないですが、外国人の監督だと通訳を介する必要があるので、まず正確に意思の疎通ができるのか疑問です。

そしてもう1つ、情報の伝達に時間がかかってしまうことです。例えば今回グループリーグ3戦目のポーランド戦で、長谷部を使って別会場の試合の状況にあわせて、即座に戦術を変化させました。

ああいうとっさの指令においてタイムラグが発生してしまう懸念があります。

特にダバディのように変な通訳を引いてしまうと、意味が変わってしまう恐れもあるので、言葉の壁というのは一つ大きい課題です。

 

ベンゲル監督

もう一人ベンゲル監督も候補にあがっていました。

私は引き受けてくれるのであればベンゲル監督のほうが良いかなと思います。

過去に名古屋グランパスを率いていましたし、稲本や浅野拓磨を連れてきたりと、日本人への理解と耐性はあるでしょう。ベンゲル監督になると浅野拓磨がチームの中心となってしまいそうで少し怖いですが、戦術は彼なりの信念がありますので、試してみる価値はあるはずです。

ただ日本サッカー協会の出せるお金は2億程度までらしいので、クラブチームで成功を収めたベンゲルだと、金銭的に満足してくれなさそうでもあります

まあこのままクリンスマンになってしまうんですかね。

日本人の特性を理解してくれていればいいんですが、何となくノリで引き受けるとしたら、途中解任待ったなしの悪い予感がしています。














-サッカー, ワールドカップ, 日本代表

Copyright© 本日の解説クラブ , 2018 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.