東京高等検察庁の黒川検事長が、お金を賭け朝日新聞社員らと麻雀に興じていたと週刊文春による報道があり、黒川弘務検事長は辞任を意向を明らかにしました。違法とはいえ、半ば当たり前のように行われているであろう賭博麻雀は、逮捕するべき事件なのでしょうか。
【黒川氏の賭け麻雀 捜査の行方】https://t.co/7HUYFJIAiw
記者の自宅に上がりこみ、賭け麻雀をしていたとの報道があった東京高検検事長の黒川弘務氏は、21日に辞表を提出した。今後の捜査の行方を識者が解説。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2020年5月21日
【#黒川検事長 どんな人?】#検察庁法改正案 をめぐる経緯や、黒川検事長の #賭け麻雀 、検察官としてのこれまでの仕事、人柄などについてまとめています。https://t.co/8dqx8LEasu
— 日テレNEWS (@news24ntv) 2020年5月21日
【速報】東京高検黒川検事長の後任に名古屋高検の林真琴検事長が内定
— 日テレNEWS (@news24ntv) 2020年5月21日
後任には林真琴検氏が内定しています。
黒川検事長と賭け麻雀に興じていたのは産経新聞の記者2名と朝日新聞の社員の3名で、3年間で月に2.3回賭け麻雀を行い、一人数千円~2万円程度の勝ち負けがあったとのこと。
朝日新聞のコメントは以下
「緊急事態宣言中だったこととあわせて極めて不適切であり、おわびします。個人的な行動ではありますがさらに調査を尽くし適切に対応します」
産経新聞は謝罪しています。
「東京本社に勤務する社会部記者2人が取材対象者を交え数年前から複数回にわたって賭けマージャンをしていたことがわかりました。
賭けマージャンは許されることではなく、また、緊急事態宣言が出されている中での極めて不適切な行為でもあり、深くおわびいたします。厳正に対処します」
レートはテンピン
点5ウマ付きか点ピンのレートですね。
数時間遊べは、飲み屋ではその2倍は必要ですから、安い遊びです。
新聞社やテレビ局の人もこんなレートで麻雀していると思います。
こんなことを問題にするとは、朝日新聞は気持ち悪いですね。— 佐々木 (@nvRxHMu4sNR6rED) 2020年5月21日
パチンコと違って麻雀で10万負けようと思ったらなかなか大変やで。
警察が黙認してる1000点100円くらいの低レートじゃ一晩で10万負けるのは難しい。蛭子能収が賭け麻雀で逮捕されたときのレートが1000点200円やったけど、それと同じくらいか下手したらもう少し高かったかもね。 https://t.co/SAMABAOh2Q— サナダ (@3Vmewt) 2020年5月20日
学生が採用しているような低いレートだったようです。金額の多寡が全てではないとはいえ、通常であれば同情される案件です。
とはいえ黒川弘務氏は検事長という立場であり、尚且つ相手が新聞記者と社員となると何らかの癒着を疑われる別の問題も派生してしまいます。個人的には批判されても仕方がないのかなと思っています。せめて賭け麻雀するなら絶対にバレな環境を作ってやってほしかったです。
蛭子能収と柴田勲
このお二人は賭け麻雀で逮捕された代表的なお二人です。
賭け麻雀の話を聞くと、ポーカー賭博で捕まった元巨人の柴田勲氏が謝罪会見でトランプ柄のセーターを着てきたレジェンド行為がどうしても思い浮かんでしまう pic.twitter.com/rtRIZ1hjfb
— スカポン (@RoLLING_SU_qa) 2020年5月21日
柴田勲さんは捕まった謝罪会見でトランプ柄のセーターを着てしまい世間にインパクトを与えました。同じく東尾修さんも賭け麻雀で出場停止に。(東尾さんは暴力団絡み)
タレントの蛭子さんは「もう賭け麻雀しません。賭けても良いです」というような面白いコメントを残していた記憶があります。後年「反省していません。だって皆やってるもの。」と本音も吐露していました。
ネットの反応まとめ
前に蛭子能収さんがフリー雀荘の手入れで逮捕された時は、レートは点5(千点当たり50円)、一晩どんなに大負けしても一万円ちょっとやったから、今回の黒川さんの接待麻雀は事実なら立派な刑法犯や。
けど、ああいうんは現場を抑えんと立件は難しいのと違いますかな。— キルゴアさん (@KilkilGoregore) 2020年5月20日
黒川検事長、早稲田高から東大法学部を経て検察畑を渡り歩いた末に検事長になり著作も数冊、政官財とも繋がりが深いであろうこんな男が普通のレートでやってるワケがないし、テンピンの10-20ごときでヒリヒリしてる俺らの数倍は麻雀が強いだろうと思う。
— デスポカ (@death_poca) 2020年5月20日
蛭子能収も賭博罪で逮捕されたんだから、逮捕でしょ。
— Kira (@kira_1122_kawa) 2020年5月21日
今回の件を捜査立件しなかったら本当に検察は終わると思うよ
— たこ焼きロケット (@shebrista) 2020年5月21日
> 黒川氏は昔から、複数のメディアの記者と賭けマージャンに興じており、最近も続けていた
業界ではみんな知っていたのかも。しかしこれほどのとくダネを(文春以外が)報じなかったということは「日常」なのかもしれない。
みんなやっていて,報じない,捜査しないのなら合法でいいのでは?
— News Ludens (@LudensNews) 2020年5月21日
ただのマージャンじゃない。
①最近も複数のメディアの記者と賭けマージャンに興じていた
②その際には各社がハイヤーを用意するのが通例だった
となれば、今回は氷山の一角。本当に2紙だけなのか?ハイヤー代は誰が払ったのか?も調べないと。— たぬきさん大当たり (@1voo344VXFpw4oV) 2020年5月21日
検事長の賭け麻雀を叩く勢いに比べて、政治家の不正の類を叩く勢いがむしろ劣ることへの違和感が凄い。上下動2万なんて、そんなレートだったら握ってゴルフやってる政治家なんか腐るほどいるだろ、どうせ。今それじゃない感が凄い。
メディアのインチキの方が重要だと思うけど。— ULTRALEFTY (@LeftyMaestro) 2020年5月21日
みんな黒川の批判するところ間違ってる。
知人とやる賭け麻雀なんてやってる人多いし許してやれ。問題なのは緊急事態宣言中という時期と検察ナンバー2が記者と親密な関係だったってとこだと思う。— はに丸 (@OhiHanimaru) 2020年5月21日
捜査してから辞職を認めろよ。一部報道を否定しているらしいし。
— 内田有紀も氷河期世代 (@neo_sonick) 2020年5月21日
パチンコより健全だろ。パチンコどうにかしろ。
接待麻雀だったの?
麻雀で接待は面白くないぞ
これぐらいゆるしてやればいいのに
通常賭け麻雀は警察も黙認することが多いはずですが、我々一般人でも別の犯罪が絡んだり運悪く現行犯で見つかると御用となってしまうことがあります。といっても起訴されることはほとんどないようです。
今回の黒川検事長はその立場故かなり特殊ですが、絶対に逮捕されないわけではないので、気を付けましょう。