打者として順調すぎる成長を遂げている大谷翔平ですが、一方で投手としては右肘靱帯損傷という手術も選択肢に上がるほどの怪我を負うなど、二刀流選手として大きな岐路に立たされています。
そんな中で元巨人の桑田真澄は大谷に手術を推奨
モーニングショーつけてて、画面見ずに、遠くにいたので音だけ聞いてたら「え?リーブ21の社長が大谷くん解説してる?」って思ってテレビ見たら桑田真澄さんやったwww pic.twitter.com/PT6Yd6mhcw
— ミミズ(まりこ) (@cori_mash) 2018年9月11日
TBSの「S1」という番組で「手術を勧めます」とはっきり言っていました。
桑田真澄の発言
プロ野球界でも屈指の理論派桑田真澄は以下のように考えているようです。
「言い方は悪いんですけど小手先の治療をしても3年後、5年後に(トミー・ジョン)手術するんじゃないかと思います。
若いうちにやっとくっていうのが大事だと思います」
投手続けるなら確かに結局手術することになりそう。
「回復力も早いですし、また強くなるっていうデータも出ている。
今まで以上の大谷君のボールが見れるかもわからない。元に戻るという考え方よりも、手術した後は新たな自分を作り上げていくという解釈をしてリハビリするといいと思います」
そして来季の出場について聞かれると
「だめですね、絶対に」
「打者として試合に出てはいけないと思います。なぜならば手術後はリハビリがすごく大事で、またリハビリ期間にやらなきゃいけないことが沢山あるんですね。フォームの改善をしなきゃいけないので、そこに費やすべきだと考えています」
という感じ。
多分桑田は大谷のフォームが悪いと考えているんでしょうね。確かにあれだけ怪我をするのは身体能力が凄すぎる事もあるんでしょうけど、投球フォームが窮屈で無理があるんだろうなという気がします。
しかし桑田真澄にちょっと待ってくれと言いたいわけです。
手術するべきなのか
最終的な判断は大谷翔平が決めるとのことですが、投手を見据えるのであればトミージョン手術をすることになるだろうと言われています。
現在の右肘靱帯損傷は打撃にそれほど影響ないと思いますが、手術すれば当然打席にもしばらく立てなくなります。そして休んだ後は投手としてだけでなく、休養と手術により打者としても感覚が狂ってしまう可能性もあるので、かなり難しい選択になります。
これはそう簡単に決める事はできないです。
投手をやると決めているのであればトミージョン手術するしかないですが、打撃が思った以上に順調なので、リスクを考えると投手の道を諦める選択も考えるべきです。
二刀流はインパクト以外に価値がない(登録枠の節約にならないのでチームにとっても話題つくり以外に恩恵はないです)ので、打者に専念した方がいいんじゃないのかなと思いますが、当然これは大谷翔平が決めるべき問題です。
ファンはエンゼルスに怒り
投手やるなら手術の状況にファンは怒り心頭の様子。手術にも反対という意見が多かったです。
医療スタッフがOK出して登板してこうなったんだから、同じ医療スタッフを信用するのはどうかと。
ヤンキースの医療スタッフに聞いた方がいいぞ。— trtr203040 (@trtr203040) 2018年9月6日
なんで大リーグの投手は100球の球数制限しているにもかかわらず肘を痛めるのかな?腕の振りの速さに耐えられないのかな?80球制限に変えたら怪我をしないかね。
— fujiso123 (@fujiso1231) 2018年9月6日
エンジェルスの医療スタッフはいったいどんな診断をしているのか?今シーズンこれだけ数多くの投手陣がシーズンを棒に振るような怪我で戦列を離れるのは異常事態だ。医療スタッフの責任も追及すべき!あまりにもずさんな医療体制だ💢 #MLB #LAA #大谷翔平
— 赤い彗星のteru (@redcomet_teru) 2018年9月6日
つるつるボールが原因ですかね。あのボールと中4日のペースが全く日本人に合わない。メジャー投手でも壊れまくってるので、日本のボールを採用してもいい時期なのでは。
— 🇯🇵ミノル🇸🇾🇷🇺🇲🇾🇵🇭 (@inori_minoru) 2018年9月6日
ダルビッシュ選手みたいに、今年いっぱいは静養すれば?
— アズマ (@yEXNGp2OijItzGB) 2018年9月6日
今はトミーより早期復帰可能な人工靭帯だろ。
— PIERROT (@bashi9m9) 2018年9月6日
160kを投げるのだから、肘に負担がかかって当然、ましてMLB、このままでもいずれ故障ならば、早く手術がいいのでは、今ならば来年の開幕には打者で間に合うはず、
— kinsaku115 (@hiro115004) 2018年9月6日
もう打者で良いよ。TJしてまた投手したらまたTJになるかダルビッシュみたいになるよ。
— う~ちゃか (@aritosaru) 2018年9月6日
トミー・ジョンやると以前のスピード・ボ-ル投げるのはほぼ無理だし、かなり不安定になる。
ダルビッシュかいい例。
出来るなら手術しないで治して欲しいが。— trtr203040 (@trtr203040) 2018年9月6日
投手野手やりたくても体が悲鳴あげまくってるのにまだ二刀流やらせるのかよ。
— ぉゅ (@U23xOcR709t45BO) 2018年9月6日
せめて今シーズンはピッチャーやらずバッターに専念させて無理させないで欲しかったな
— yu ki (@dbzyuki) 2018年9月6日
まとめ
ファン心理としては最悪のケースも考えられる手術には反対という声が多いですが、二刀流はロマンがありますし、本人の意向が最優先なのでどうなるかは全く分からないです。
ダルビッシュは手術して失速、マー君こと田中将大は手術を回避して何とかやれており対照的な選択の違いが今のところ明暗を分けています。二人は怪我の具合も違いもあったでしょうが、大谷にとって一つの判断材料にはなるかもしれません。
以前の記事で今季はもう投げさせるべきじゃないと言ったんですが、ソーシア監督は何を考えて投げさせたんでしょうか。最後の登板が仇となって深刻な怪我を負ってしまいました。
正直少しイラだってしまいますが、なってしまったものはもう変えられないので今の状況でベストの選択を大谷にはして欲しいです。